学生に期待される名入れの卒業記念品 問われる大学の企画力!?
これから社会に出る卒業生に、大学から贈られる卒業記念品。
最近では、ティファニー等のブランド品を送るケースも出てきているそうです。
ですが大学の思い出を残す大切な機会には、その学校ならではの思いを込めて学生を送り出したいですよね。
この記事を読んでくれている皆さんもきっと、「学生は何をもらったら嬉しいかな」と考えていらっしゃるのではないかと思います。
今は記念品をもらったその日にSNSでUPされてしまう時代です。
写真と一緒に「いらない」なんて言われてしまったら悲しいですものね・・・。
さてご担当者様はアイテム選びから名入れの位置、同梱するカードの文章まで考えなくてはならないことがきっと山ほどあることかと思います。
今回は、学生主導の新たな取り組みを始めた立命館大学様のケースを紹介いたします。
あなたの学校ならではのアイテム選び・コンセプト作りのヒントになれば幸いです。
これまでなかった!!オリジナルの大学卒業記念品が出来るまで
ある日当社に、オリジナルの卒業記念品(立命館大学様では校友会入会記念品)を作りたいと大学からご連絡がありました。
これまで大学側が企画していたが、今回新しく学生さんに1からアイデアを考えてもらうという新しい取り組みをされたいとのこと。
何度か打合せを行いましたが、学生さんが「ずっと使えるもの」「生活に寄り添うもの」を真剣に考えていらっしゃることが伝わり、身の引き締まる思いがしました。
「様々な個性」が一つのキーワードでしたので、4種類の木材を使ったアイテムを提案いたしました。組み合わせが自由なので、スマホスタンドやコースター、鍋敷、写真立てというように、歳を重ねるごとに変化していく生活スタイルに合わせて、組み替えて使うことができるのが特徴です。
パッケージについてもこだわりました。これも学生さんからのご要望です。すぐ捨てられるケースではなく、ブック型にすることによってパッケージもアイテムの一つにしたいとのこと。
こうして出来た商品は「peer stick」と名付けられました。
peerとは「仲間」という意味だそうで、細かいところまでのこだわりが感じられる商品となりました。
ただ作って終わりじゃありません!?今後に続くためには??
立命館大学様はグッズの販売も考えられていたので、当社からはアンケート実施を提案しました。
その中の声を紹介します。
「デザインや質感が上質で、インテリアとして見ても楽しめます。また、パッケージやブックレットの内容やデザイン性が素晴らしく、使用する前に期待が高まりました。」
「ユニークなので、ありきたりな物より嬉しいです。」
「色々な用途があって便利だなと思った。デザインがシンプルなので家だけでなく、職場でも使えそうなのは良いなと思った。」
「卒業式で名前を聞いた時は『何それ?』と思った。実際に実物や使い方を見ると非常に使い勝手が良いと感じた。せっかくの記念品なので大切に使っていこうと思う。」
「とても素晴らしい記念品を頂けて、とても嬉しいです!」
「本体に大学ロゴなどによる主張がないので使いやすい一方最低限の質感には気を配っているように感じる。また使途が表立たないことも相まって、経年と共に卒業記念品に感じることの多い独特な存在感や押しつけがましさを感じない。」
一方で、このような声もありました。
「使えないことはないが、もう少し実用的なものが良かった。」
「社会人になって使う物(文房具、印鑑関係、名刺入れとか)の方がありがたい。」
新たな取り組みに共感してくださる方が多い一方で、アイテムが実用的であることが重要であることがうかがえました。中には厳しいご意見もありましたが、一つ一つの意見が今後の記念品製作に活かされていくと思います。
また、今回はサプライズ感を大切にしたいという思いから製作後のアンケートを行いましたが、現役の学生にアンケートを行うことで新たな発見もあるかもしれませんね。
以上、大学の卒業記念品製作にまつわる立命館大学様の事例をご紹介いたしました。
授業と両立させながら考えてくださった学生さんと、立命館大学様の挑戦に改めて感謝いたします。
当社では、このようにオリジナルの商品作りが可能です。
また、実用的な商品である時計やステーショナリーもラインナップしています。
社会人生活を考えると、名刺ケースやボールペンなんかもいいですね!
迷い中のご担当者様はぜひ、まずはご相談ください。
今回は大学の卒業記念品の紹介でしたが、幼稚園や習い事のスクールをはじめ、様々な学校関係の実績がございます。中には敷地内の木を伐採してグッズを製作した事例もございます。
お問い合わせいただければ、事例集をお送りいたします。
卒業生に喜ばれる商品を一緒に作っていきましょう!!