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FSC®認証とは…?|SDGsや脱プラのノベルティ、OEMではじめるには

ご存知かもしれませんが、FSC®︎認証は木の製品も取得することができます。基本的には紙製品、印刷物の認証ではありますが、ノベルティグッズとして原材料となる木の産地、生産や加工などのトレーサビリティとして機能する認証です。

ノベルティグッズはとかく安価なものを大量に配布する。大量生産・大量配布のビジネスモデルです。これだと、グッズの原材料や産地、生産、加工などがどうなっているのか?が不透明になりがちです。とくに海外にその製造を委ねている場合には注意が必要です。

わたしたちのノベルティグッズは、FSC®︎認証も取れる木の製品で、国産です。と手前味噌が長くなりました。

突然ですが先日、「わたす日本橋」さんへ行ってきました。

こちらの施設は、東北は南三陸の震災復興の一環として、東北の食材を用いた食事などが提供されています。

そんなわたす日本橋さんにどうしていってきたのか?というと、使用される木材の92%以上がFSC®認証を受けた木材で作られているからです。

いやーやはり認証を受けているお店はいいですね。

とてもおしゃれでした。

FSC®認証っていいですよね。

認められてるぞ!という、その、なんというか、えーっと安心感といいますか…

はい……自分も、こちらのわたす日本橋さんへ伺うまでなんとなくぼんやりとした理解でした「FSC®認証」。

しっかりと理解していきたいですね。

>FSCってそもそもなんなの?

>認証を受けるとどんないいことがあるの??

という声にわかりやすく応えていきたいと思います。

木材のFSC®認証とは?

木材のFSC®認証のFSCというのは、Forest Stewardship Councilの英語の頭文字をそれぞれ取ったものです。

森林管理協議会という独立、非営利団体のことで、こちらの団体が認証を行う国際的な森の認証制度をFSC認証といいます。

このFSC認証をうけるには、

FM(Forest Management)文字通り森林の管理認証。

CoC(Chain of Custody)という直訳すると管理のチェーン(鎖)、証拠保全という意味合いの加工と流通を明らかにして管理する体制を整える認証。

  • 1.FM認証
  • 2.CoC認証

この2つの別々の認証をうけなくては、FSC®認証にはなりません。

なんとかトリアの王子とムーンなんたらの王女の二人を仲間にしないとクリアできない某大人気RPGゲームのようです…

“FM認証という、「森」の木がうまれたところから”

“CoC認証の「工場と流通経路」手を加えられて手にとどくまで”

を徹底的に管理しようね。というもので

FM認証を受けていても、CoCの工場や流通経路がいいかげんだとFSC®認証は受けられませんし、

逆にCoc認証された工場や流通経路で加工や運搬をするのが、FM認証をうけていない木材ならばFSC®認証にはなりません。

ですので、木を責任をもって、育てて、加工や流通でいい加減な木が混ざらないように厳格に管理されます。

なお、この認証には1年に1回の監査があるので「認証取ったからあとはいい加減でええでねっか」とはいきません。

ちなみに、わたす日本橋さんは、プロジェクト認証を受けています。

FSCプロジェクト認証は1回でOKで、有効期限はありません。

木のFSC®認証だとどんないいこと(メリット、デメリット)がある?

FSC®認証のアイテムのメリット、デメリットについてです。

メリット

  • ・一般消費者に環境保全のメッセージを伝えられます。(ブランディング)
  • ・SDGsの取り組みとしてESG投資などの評価につながる。(ガバナンス)

デメリット

  • ・管理や認証で価格が若干高めになることがある。

ここ数年、とくにSDGsが一般の方に広まってきていることもそうですが、環境意識の高まりは企業経営の指針として外せないものになってきています。

内閣府の調査ではこういった環境配慮のされているアイテムとされていないアイテムとでは、配慮のされているアイテムのほうの購入利用の検討をする。と答えた人が90%を超えています。

内閣府調査(環境問題に関する世論調査)

また、ESG投資の面でも、FSC認証という第三者のきびしい認証をうけていることで、投資機関からの評価もたかまり出資や投資を受けやすくなり経営の安定化につながります。

一方で、デメリットというほどでもないのですが、若干価格が高いことがあります。

ですが、これも既存の木材製品とそこまで大きな差ではないですし、環境破壊的な木材を避けられるので安心できると考えるといいのかもしれません。

FSC®認証のノベルティアイテムは?

手っ取り早くFSC®認証のアイテムを取り扱いたい!という場合ですと、Wood+で取り扱いができるアイテムがいくつかあります。

FSC®認証が可能なアイテム一覧

このなかからいくつかピックアップしておすすめをご紹介していきます。

・卓上カレンダー

Moku 2022カレンダー特集

カレンダーは年末に配るアイテムとして大人気です。

卓上カレンダーで担当者に直接お渡しできるので、使っていいただける可能性が高いのもうれしいところです。

このアイテムに認証マークと一緒に、どんな木材なのかといった内容を記載を加えると先方にCSR的なメッセージを自然な形で伝えられてブランドイメージ向上にもつながります。

ちなみに、こちらから6月末までのご注文で10%オフです。お急ぎください!!

・杉コースター

コースターは、ノベルティ人気がダントツで高いです。ノベルティってあまりつかったことがないんだよね…という企業さまには、「まずお手軽にはじめられるコースターからはじめてみませんか?」とおすすめすることもあります。

杉のコースターは、国産杉でつくられています。名入れもさまざまにできるのもうれしいところです。

・ヒノキスマホスタンド

こちらも外れることのないノベルティアイテムの定番です。

スマートフォンスタンド、スマホスタンド。

スマートフォンはもう持っていないという人のほうがすくなくなりました。

動画をみたり音楽を聴いたりもできます。

そんなスマートフォンですが、スタンドはもっていない。という人が結構多いのも事実です。

なので、ノベルティアイテムとして配布した際にもらってくれやすく、長期間つかってくれやすいアイテムでもあります。

国産のヒノキ無垢材で、木のいい香りがしてリラックスできます。

まとめ

FSC®認証についてのコラムでした。

ESG経営、ESG投資となると大企業のことでしょ?となりがちですが、環境配慮の流れがつよくなる時代にあっては中小企業こそSDGsやESGに取り組み、それらの対応をしっかりとしておいた方が良いかもしれません。

それらに対応していないとなると、取引先から「え?対応していないんですか?じゃあ御社とは…」と取引ができなくなることも考えられます。

まだ中小企業が本気で取り組んでいないうちから「こういった取り組みをしています!」ということをどんどんお取引先に発信していくことで、「御社なら安心」と選んでいただける可能性が高くなりますし、SDGsや環境配慮、エシカルといった世界的なながれをつかんでいけるかもしれません。

FSC®認証のノベルティでエシカルも含んで「環境配慮の取り組みをしている企業です!」というのを発信していけるように私たちもお手伝いいたします。

また、ノベルティアイテムにかぎらず木をつかったOEM,オリジナル商品のご提案もしていますので、ぜひお問い合わせください。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

【ショールームのご案内】

フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。

木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。

なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。

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