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企業の森でSDGsを推進株式会社アクティオのノベルティ戦略

株式会社アクティオ様は、建設機械や産業機械のレンタル業界においてリーディングカンパニー
私たちのコラムをよくお読みの方なら聞き馴染みがあるかと思いますが、ここ数年ESGやTCFDといった企業のサスティナブルな取り組みを企業の価値のひとつと評価して投資や出資などがされる環境経営が求められてきています。

そんな環境経営が求められてきているなかで、アクティオ様の建機のレンタルという枠組みを超えた「レンサルティング」レンタル事業にコンサルティングを組み合わせることで、環境経営なども含んでお客様や時代のニーズに合わせ最適なソリューションを展開されています。

特に注目したいこととして、サスティナブルな取り組みのバイオディーゼル燃料などの活用をはじめ、小学生向けのSDGsワークショップなども開催があります。

今回、株式会社アクティオ様の「アクティオの森」の木を用いてノベルティグッズをつくらせていただき、グッズのことだけでなく、ノベルティを配布れた展示会のこと、事業のことについて株式会社アクティオ産業機械事業部上席執行役員守栄一様、林業機械部部長山下修二様、専門部長弦間和仁様にお話をお伺いしてきました。

インタビュー
株式会社アクティオ
産業機械事業部
上席執行役員
守栄一様

林業機械部部長
山下修二様

林業機械部専門部長
弦間和仁様

国内最大級の展示会にて来場者2万人以上の来場

2024年5月22日〜24日、幕張メッセにて開催された第6回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」は、建設・測量業界関係者が集まり、情報収集や事業の課題解決のための国内最大級の展示会。

5月23日、会場に足を運び展示されている建機などに触れてきました。

ここ数年、世界的な流行り病の影響で直接人と人が触れ合う展示会などは、開催が制限されて来場されるひとも減っていました。ですが、今回のCSPI-EXPOでのアクティオ様ブースへの来場者は2万人を超え、業界や産業の垣根を超えた幅広い来場があったといいます。

わたしが足を運んだ当日も、多くの人が行き交い活気にあふれていました。

アクティオ様のブースでは、名刺交換やパンフレットなど資料を希望された方がひっきりなしに訪れていました。

当日展示会にて来客の方の対応をされていた守様も「箱から出して見せながら渡した方は、みんな関心を持っていました。」と、ノベルティグッズの評判としては前向きだったようです。

アクティオの森の木でつくる。タンブラー

今回、展示会で配布いただいたKitto+のタンブラーは、「アクティオの森」の材の活用面で協業されて
いる地元NPO団体と連携し、タンブラーを作りました。このタンブラーにはもちろんアクティオの森の
木を用いています。

アクティオの森は、2009年「やまなし森づくりコミッション」に賛同し山梨県笛吹市御坂町で始まりました。
これまで、地域の方との交流や、社員研修の場としての活用もしつつ森の管理として間伐など手入れを行ってきました。

今回、この森から出た木を用いて展示会で配布するグッズをつくる。ということで私たちのアイテムを採用いただきました。

「つかうものに、木を取り入れたい。」

アクティオの森の木でグッズをつくった実績としては、組み立て式のスマートフォンスタンドがありました。
その実績もあって「木の専門部隊なので、木をできるだけ使っていきたいですね。」と専門部長の弦間様はいいます。

インタビューが始まる前や合間にも、展示会などで配布するノベルティグッズを中心に、会社のグループ内で子供が生まれたりしたときにプレゼントできる積み木のような記念品をはじめ、アクティオの森の木でつくるヒノキのアロマオイル、VIP会員のお客様向けにゴルフグッズなど、アクティオの森の木を中心にして木を使ったグッズがつくれないか?と話題にあがりました。

「雑貨で木のものがあったらつい手に取りますよね。」
「100%木でなにかつくりたい。」

地域の人や社員の方とで、ともに管理しているアクティオの森。その木を用いて販促や記念品をはじめさまざまなグッズとして活用できるようになると、より一層、アクティオの森の持つ価値が多くの方に伝わっていくことにつながりそうです。

環境経営の時代にむけて

2015年にSDGsが始まり、2021年にはESG(環境と社会に配慮した経営・ガバナンス)に関わる投資や融資の額が、世界の金融市場において全体の40%を超えて話題となりました。

そんな環境や社会に配慮した経営や事業が広まってきたなかで、ここ4,5年とくに注目が集まるビジネスの形態としてシェアリング・エコノミーがあります。

カーシェアを中心として、アパレルではブランドバッグやスーツなどのサブスクリプションと所有ではなく共有することで、購入だけでなくメンテナンスなどの費用や手間も抑えられることから大きくそのシェアが伸びています。

ただ、アクティオ様ではそんな時代がずっと以前から、それこそ創業の当時から建機レンタルというシェアリングエコノミーの事業をされてきています。

「”使いたい時に、使いたい量だけ”をコンセプトにしていて、シェアリングの時代にマッチしていると確信しています。また、とくに環境への取り組みについては「ゼネコンを中心に、CO2の削減をどうするのか?が重要なテーマ」となっていきて、その要望に応じてユーグレナ(ミドリムシ)を20%配合したバイオ燃料で動く発電機や水素を用いたりといった、環境配慮が求められる現場から対応が進んでいるようです。

まとめ

株式会社アクティオ様実績紹介でした。

今回、記事内で紹介しきれていないのですが、山梨県の独自認証ではありますがアクティオの森では、木が持つ炭素固定の力を活かしてCO2削減に貢献しています。また、30by30の目標達成に向けて「アクティオの森」を登録することにも関心をお持ちでした。

企業の森については全国各地の拠点にあわせ、こういった森などを増やしていかれるとのことです。

グッズに限らず営業所の棚やテーブルなどの家具や什器とさまざまな活用ができそうで、グリーンビルディング認証などで評価対象にもなりそうなことができそうだな。と思わされました。

一方で、ノベルティグッズとして採用いただいたKitto+のタンブラーに関しては、「もう少し木の質感や香りなんかを感じられるような仕上がりだったら、もっと素敵だと思いました。」といった私たちの課題についてもご教示いただいたりと、とても実りのあるインタビューになりました。

写真左:弦間様 写真右:山下様
株式会社アクティオ

https://www.aktio.co.jp/

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

【ショールームのご案内】

フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。

木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。

なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。

TEL 0120-98-2339
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