
カーディーラーで開催される子ども向けのイベントというと、子どもたちに人気のキャラクターや企画を通じて、楽しい時間を過ごしてもらう取り組みが多く見られます。
そうしたイベントは、子どもたちにとって良い思い出になる一方で、
参加をきっかけに、その後の営業電話がきたりすることも。そういう背景を知っていながらも、子どもが楽しんでくれるならと足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。
どうしてもビジネスの現場では、「どれくらい反響があったのか」「売上にどう結びついたのか」といった、数値で測れる成果に目が向きがちです。
私自身も、マーケティングに携わる中で、そうした視点から完全に自由でいられるわけではないと感じています。
さて、今回は、そんな、カーディーラーでありがながら、イベントで売上に繋げる。お問い合わせが増える。などからは、一線を引いて、地域のこどもたちのために、本気でイベントを開催されているネッツトヨタ富山株式会社様のお客様インタビューです。
ネッツトヨタ富山様では、子供向けや地域のための様々な活動を2000年台前半ごろから開催され続けています。
そして、それら活動の目的は、純粋に子供たちや地域、環境など、未来や社会に向けられています。
今回、ネッツトヨタ富山様の運営する小学生以下のお子様を対象とした無料の会員制クラブ「AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)」のイベントにて弊社の環境に配慮したノベルティグッズを採用いただきました。
このイベントについてだけでなく、これまでのサスティナブルや社会貢献的な活動について、ネッツトヨタ富山株式会社営業支援部新車グループ 長津英子様に話を伺いました。
お客様インタビュー
ネッツトヨタ富山株式会社
営業支援部新車グループ
長津英子様
子ども向け企画「AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)」がめざすもの
ネッツトヨタ富山様のインタビューにあたり、事前にいろんな活動などを調べさせていただくと、さまざまな取り組みをされていることが伺えます。
例えば、パンフレットなどを持って帰っていただく袋などには、石灰石などを混ぜた環境配慮の素材を利用されていたり、ヘッドランプをアップサイクルしてサングラスに変えたり、挙げ始めたらキリがないというくらいにさまざまなことを積極的にされてきています。
そんなネッツトヨタ富山様では、ショールームで過ごす子どもたちの時間を、少しでも心地よいものにしたい。こどもたちのためになることを、という思いから、「AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)」という取り組みが続けられています。
Netz Toyama Festa、AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)の歩み
ネッツトヨタ富山様では、15年にわたってNetz Toyama Festaという活動を行ってきています。
夏休みの時期にこどもたちや高校生、地域の方や企業と協力しながらモールを出店されたり、ワークショップをはじめさまざまなイベントを続けてこられました。
また、今回のグッズにてお手伝いさせていただいたAMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)も長く続けられています。こちらは、小学生以下のお子様向けのキッズ会員クラブ。

年4回の情報誌と、オリジナルグッズが届くもので、限定イベントなども開催されています。
これらイベントを通じて、子どもたちが自由に工作を楽しむ機会をつくり、ここ最近薄れつつあるものづくりや手を動かすことにつながるようにと開催をされています。
ただ、私がすごいなとおもったのは、これらイベントでもクルマの案内を前面に出すことはせず、イベントそのものを楽しんでもらうことを大切にしていることです。
「もちろん、いつか思い出していただけたら嬉しいですが、それを目的にしないようにしています。この活動はこの活動として、子どもたちにとって良いものでありたいと思っているんです。」
自然に、気がついたら積み上げられたもの。
「もう当たり前に続けてきているので、それが普通になっているといいますか。」
今回、これら環境や地域への積極的な取り組みについて、長津様にお伺いすると、少し謙遜もされながら、”長くこういったことをつづけてこられていて、それが社内では普通”になっているといいます。
「ちょっと半分くらい麻痺しちゃってるところもあって」とおっしゃっていましたが、長く続けられてそれが普通になるということは、活動がしっかりと企業に根差し、文化として自然と根づいてきた様子がうかがえます。
その思いは、このAMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)のグッズにも。
「AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)の取り組みでは無料であるとはいえ、こどもたちにグッズを配布するにあたって、変なものは配りたくはないんです。」
この思いで、子どもたちに配るアイテムの選定一つとってもこだわりがあるといいます。
“自分の子どもに渡したいかどうか”。その基準を大事に
「心に残る体験をしてもらいたい。」

今回、AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)のグッズとして、私たちの組み立てペンスタンドを採用いただきました。
これも、子どもたちが組み立てて、絵を書いたり、色を塗ったりと、手を動かしてクリエイティブに完成させられるようなものを、極力選ぶようにしているといいます。
また、素材についても、「自分の子どもに触らせたいと思えるものかどうかを、まず大事にしています。不安のある素材や用途のものは選ばない。」といった価値観もあります。
「お子さんにこのグッズを3000セット近く郵送させていただくんですけども、やっぱり変なものは絶対に渡したくないんです。」と、無料のものであってもしっかりと子どもたちのことを考えて選ばれていることが伺えました。

年明けには木製品第二弾として卓上カレンダーが送られる予定です。
カレンダー本文には季節の豆知識が子ども向けに書かれており、土台にはアミーゴのチャームが付いているのがポイントです。
こどもたちのコミュニティ”つながり”
AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)で採用するグッズには主に文房具を中心としているといいます。
「文房具は、作って実際に使っていただけるので、小学校に持っていって、別のお子さんの目にも留まったり。他の子が持っていたら『あれ、何だろう?』『どこのなんだろう?』っていうので、つながりを作ってもらえるのが一つあります。」
実際に作ることも含め、グッズを通じてコミュニティがひろがり、つながりあう。そういう仕組みとしても。
「モノだけを送るのではなく、保護者の方にも少し作業していただけるようなものにして、“ちょっとした体験”をつくることも考えています。」
使う時間そのものが記憶に残ることはもちろん、ときには学校や家庭で小さな会話やふれあいが生まれて、自然とコミュニティやつながりができる。
そういうきっかけがAMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)を通じて作られています。
手に取ったときに感じた、木のぬくもりと安心感
「プラスチックとは違う、やさしい第一印象が広がっていきました。」
今回ご採用いただいた組立式ペンスタンドについて、最初の印象がとても良かったといいます。
袋を開けた瞬間の木の自然な香りや、手に持ったさらっとした肌触り、雰囲気など、プラスチック製品とは異なる“落ち着いた温かさ”を感じられたそうです。
「社内でも”これかわいいね”と声が上がっていました。組み立てて机に置くと、小さな木の道具がひとつ増えたようで、気持ちが和らぐ感じがあります。」
また、グッズを配ったAMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)のお客様からも
・木のペン立てはとても活用しています!同じシリーズでいろいろあったらかわいいなと思います。
・木で出来たペンケースは今も大切に使用しています
・ペン立ては、ずっと使っています。(工作も楽しんでいたし、実用的だし、嬉しかったです!)
と言った声をいただいていると言います。
商品を選ぶきっかけになった、“共感”
「御社のサイトでコラムを読んだときに、“森を人の手で戻そう”という言葉が目に入りました。」
この言葉が、ご自身の気持ちや価値観と重なる部分があったそうです。
環境や地域の話題に触れる中で、人と自然の距離が変わってきていることを感じられていたといいます。
「環境に関するニュースなどを見ると、不安な気持ちになることがあります。でも、人も自然も切り離せない存在なので、できることから向き合いたいと思っています。」
子ども向けのグッズを選ぶ場面で、「“どこで作られているか”“どんな素材か”“どんな想いで作られているか”を自然と気にするようになった。」とも話してくださいました。
無理なく続けられる取り組みへ
「私たち自身が楽しめるものでないと続かないと思っています。無理をして広げるというより、できることを少しずつ積み重ねてきました。」
AMIEGOO KIDS(アミーゴキッズ)のグッズ選びも、Netz Toyama Festaの企画づくりも、楽しく続けられることを積み上げてきたものです。
“義務”ややらされているのではなく、こどもたちや地域、社会、誰かの笑顔を思い浮かべながら進めてこられたものと言えます。
ほかにも、さまざまな環境や社会への取り組みの数々と、それら積み重ねが、いつしか「続く活動」になっていき、いまではそれが普通のこととして、会社の文化へ根ざしていることが伺える。とても学びの深いインタビューでした。
まとめ
車のその先で、子どもたちの未来とつながる場所へ。ネッツトヨタ富山様のお話を伺う中で、“車を売る場所”というイメージを越えて、地域の子どもたちやご家族と静かにつながっていく姿が見えてきました。
子どもたちが安心して手にできるものを選ぶこと。
短い時間でも「楽しかった」と感じてもらえる体験をつくること。
そして、売り込みに寄せず、素直な想いで続けていくこと。
どれも大きな活動ではないかもしれませんが、確かに日々の中に根づいている取り組みだと感じます。
今回採用いただいた木製スタンドや卓上カレンダーが、子どもたちの小さな記憶のどこかに残り、未来のどこかで思い出していただける存在になれば嬉しく思います。
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