いやー、最近SDGsとかパーパス経営とかって言葉はよく聞くし、数年前からDX化の対応がどうこうだ。Z世代やミレニアル世代がこれからの消費の中心になって消費動向や購買動機が変わるから販促、マーケティングも対応しないといけない。と……いろんな昨今の人と人のふれあいを控えましょう。という情勢の前からずっとずっと前にはもう、こういった流れがあったのですが、昨今の情勢で一気に加速している気がします。
著名な経済アナリストでは、ここ数年で10年くらい経営環境が前進して、DXはもちろん社員のリモートワークをはじめとする労働のあり方も多様化してきていて、それに対応できないとあっという間に置いていかれる。そんな生き馬の目を抜くような状況だそうです。
また、環境問題、気候変動などの問題はこの情勢のもっともっと前から言われていて、2040年までに炭素発生をプラスマイナス0にしないとソフトランディングしないといったビッグデータなどを用いた分析で示されています。もちろん、いろんな科学的な論文もあるので精査は必要かもしれませんが、、、
そんなこんなで、いわゆる一大環境配慮時代にあって、ミレニアル世代やZ世代はとくに環境や人権配慮に対して問題意識を強く持っているということは疑いようがありません。
また、「ものを得る。」購入から「ことを得る。」体験に消費動向が変化してきています。
例えば、シェアリングエコノミーとしてカーシェア、レンタル自転車、さらにブランド服なども買うから借りる時代になりつつあります。
こんな環境配慮の時代にあって、Wood+に寄せられるいろんな「こんなちょっと変わったオーダーって御社でできます?」と言った要望をまとめてみました。
廃材や端材をグッズ化してSDGsや環境配慮につなげたい。
弊社へのお問い合わせで結構多いのが、この廃材利用、端材利用です。こちらのお問い合わせは、建築や住宅会社、家具工場の方々からのお問い合わせが多いです。
住宅工事で発生した端材を積み木にする。といった取り組みはいろんな住宅会社や木材会社様でも行われているようです。自分の家の大工仕事で発生した木材で積み木をつくってくれたら大切にしたくなりますね。
一方で、スマートフォンスタンドにしたいといった場合に自社で加工ができない。といった悩みがあるようです。
先にあげた積み木のような事例ですと、数をたくさんつくるのは難しいですし、スマートフォンスタンドのように細かな加工がある場合は大工さんでもちょっと難しくなるみたいですね。販促で用いたいから200個300個と、たくさんつくる場合にはよくお問い合わせをいただきます。
Wood+で請け負った場合には、材料を支給いただければ、デザイン提案、製材加工はもちろんのこと、パッケージデザイン、封入作業、場合によってはお客様ごとに個別発送(別途費用が必要です。)までワンストップで行えます。
住宅会社や木工加工に自信がある会社ですと、「自社で」となりがちですが、社内の限られたリソースを慣れない仕事に割いて業務が滞ってしまうくらいなら、いっさいがっさいのめんどくさい作業を私たちにまるなげして、リソースは利益が出る仕事へ集中していただくことができます。
ぜひお気軽にお問合せください。
パーパス経営に、地元の木を指定して依頼したい。
さて、次は、「〇〇県の木でグッズを作りたい。」といったいわゆる産地指定、地産地消的なお問い合わせです。
これらの産地指定、地産地消的なお問い合わせは、もう、めちゃくちゃお問合せもいただきますし、はちゃめちゃに受け付けています。
いや、もう大好物です。
ただ、産地と木材のダブル指定となるとちょっと難しいこともあります。
というのも杉、ヒノキなどの木材を扱っていない都道府県などもあるので全ての木材で産地指定できます。とは言えないのです。
この地産地消的なお問い合わせは、木のことをよく知っていないと、この木ではできます。この木ではできません。といった判断ができません。
また、合わせてFSC®︎認証を取得している木で、といった細かな要望になってくるとさらに経験と業界に顔が効くかどうかが問われます。
Wood+では、歴戦の木の猛者が揃っています。
他の会社で「それはむずかしいですよ…」と断られてしまっても、一度お問合せください。
できそうなときは引き受けいたしますし、難しそうな場合でもできませんではなく、これならできそうです。といった代替案もご要望があればお出しいたします。
切った木をグッズ化したいけど他社で断られた…
先にも書きましたが、「こういうことしたいんだけど…」というこだわりオーダーを木材加工会社や木工所に相談すると「いや、それは難しいです。」と断られてしまうことがあります。
とくに、切った木でグッズ化したいんだけど。といったお問い合わせですと、断られてしまうことが多くなりがちです。
というのも、切った木は水分をたくさん含んでいます。なので、そのままグッズのために製材加工することができません。
木に含まれている水分を飛ばす、いわゆる「乾燥」という工程で乾燥所、乾燥機がなくてお断り。となりがちです。Wood+では、この乾燥の工程をふくんで受注できます。
さすがッ!Wood+!!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!!ではないですが、
一般的な木工加工の会社さまとはちょっと違い、乾燥から製材もしっかり対応できます。なんなら、切った木が大きくてトラックに積み込めないといった特殊な運送での荷受けもできます。
事例:長年愛された木の思い出だけでも未来につなげたい。
さて、こちらは以前から紹介しています。慶應義塾大学様の事例です。
校舎の改修工事に伴って、どうしても工事の妨げとなる木を切らなくてはならなくなりました。
ただ、その木は樹齢も古く歴史のある木で、工事の妨げになるから切ってしまおう。というのに抵抗感がありました。
そこで、切った木の思い出だけでも未来に残したい。といろんな会社にヒアリングをいたしましたが…なかなか対応できます。という会社が見つかりませんでした。
というのも、樹齢がふるく幹の太さも相当に太いため切ることもかなり難しいこと。
さらに、幹が太いので切ったらそのまま運搬といかず現地で積み込める形に調整する作業が必要でした。
また、先にもあげた乾燥ができない。という会社が多いこともあり、いろんな会社にお問い合わせをして、ようやく行き着いたのがWood+、フロンティアジャパンでした(ありがとうございます)。
現地調査から、どういう切り方と、運搬に合わせた調整、乾燥の期間などを見極めて、ご提案できるグッズのデザイン、「切った木からつくった」ということがわかるパッケージのデザイン、発送の梱包までをご依頼いただきました。
事例:木製メイクパレットで人と自然にほんもののやさしさを
国産の木材にこだわったメイクパレットをつくりたい。というご要望でWood+へお問い合わせをくださいましたロゴナジャパン様
素材にこだわった化粧品で人だけでなく、環境にもやさしい。アイテムを製作させていただきました。
また、デザイン的な視点だけでなく日常ユースで必要とされる丈夫さについてもしっかりと考えています。
普通の工業生産品では長く使ってくると劣化していきますが、本物の木でつくることで長くつかうと経年の木の良さが現れてきます。
そんな長く愛されるアイテムつくりでお手伝いできたことはとてもうれしいお仕事でした。
また、OEM、オリジナル商品の開発。というとちょっと大きなお仕事に感じますが、一般的なオリジナル商品の開発で言われるような大きなロット数。例えば1万個からしか受け付けられません。といったこともなく、
他の会社のオリジナル商品の開発で必要とされる最低ロット数よりも圧倒的にすくない数からご依頼を受け付けています。
こちらも他の会社で、「そのロット数では…」と断られても一度お問合せください。
まとめ
こんなオーダーうけています。でした。
昨今の環境配慮のながれもあってありがたいことにたくさんのお仕事の依頼を頂いております。
また、一方ではこんな声もいただきます。それが、「木をつかうことって環境破壊なんじゃないの?」という声です。環境問題として、森林伐採は問題ではあります。ですが、私たちは、木を切ることで森の環境を守っています。
里山や人工林といった人の手の入ってきた森では、人の手が入らなくなることで森が崩壊していきます。今回紹介しているすべてのアイテムで国産の間伐材を利用していて、使うことで日本の森が守られます。
概念図は上の通りです。
なので、木をつかっているから自然破壊になっているというわけではありません。
間伐を進めて適切に管理することで、気候変動の原因とされる温室効果ガスの吸収量も増えて環境問題の解決の一助になるともされています。
ですので、木を使っているから環境破壊ではなく、木を使うことで森をまもり、地球環境の未来にもつながっていきます。
安心してお問合せください。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
【ショールームのご案内】
フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。
木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。
なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。
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