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2022は、地元の森の木を使ったオリジナルノベルティで、SDGs/ESG & パーパス経営を

新年、あけましておめでとうございます。コラム担当なかの人です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、弊社では現在一緒に働いてくれるデザイナーを探しております。詳細は、こちらから

では、本題に戻ります。「パーパス経営」2021年くらいからにわかに耳にするようになりました。この言葉、いったいぜんたいどういうものなの?と思われる方も多いかと思います。

パーパスPurpose という言葉をGoogleにて検索をかけると「目的」という言葉で翻訳されて表示がされます。そのまま当て込んでしまうと、目的経営。

「いや、目的経営て…目的のない経営なんてあらへんがな。」という声が聞こえてきそうです。

そんな聞いたことはあるけど、なんとも釈然としないパーパス経営についてと、どうやって始める?なにをしたら始められる?について書いてみたいと思います。

パーパス経営って何?

では、パーパス経営についてです。

最初に結論を言ってしまうと、パーパス経営は、「社会に対してどういう価値を生み出せます。」という誓いと言っても過言はなさそうです。

欧米では、[ purpose based ] [ purpose driven ]という形になっているようです。

例えば、パタゴニア社では「地球を救うために経営する。」というようなパーパスを掲げています。

そして、売上の1%を環境保全に寄付したり、商品に使う素材なども地球にやさしいものを選んだりしています。ざっくり聞くと、

「なんか、昔の日本の理念経営みたい。」と感じます。

えっと、これ、間違っていません。まさにかつての日本の理念経営的なものと言えるものです。

昔の理念経営と、今のパーパス経営の何が違うのか?というと、かつての理念経営は、日本をどうにかしよう。というものであったり、地元、産業をどうにかしよう。人間性を良くしよう。というものだったものを、地球環境や世界的な人権といったサスティナブルな問題のために自分達ができることはなにか?貢献できることはなにか?というアップデートが加わっているようです。

この流れを後押ししているのが、兼ねてからB to C では特に言われる「エシカル消費」。

エシカル消費を決定づけたのがある世界的ブランドの委託工場での問題です。

該当の工場はブランドの直営ではなくただの提携委託先であったのですが、そこの就労環境がひどく、人権を無視し、給与なども搾取的で苛烈な労働を強いていたため問題となりました(これって日本のサービス残業なども関わってくるのかもしれませんね…)。

その結果、世界規模での不買運動が起きて経営に影響するに至りました。

どんなによい商品を作っていても、人権や環境によからぬことをしていて不買運動につながれば、経営が傾き、結果として投資家から敬遠される原因になります。

パーパス経営を掲げることは、ESG投資への評価を高める目的もあるかもしれませんが、真摯にSDGsなどの問題の解決に向けて取り組んでいる会社とそうでない会社ならやはり取り組んでいる会社の方が応援したくなります。

日本でも内閣府の調査でそういった調査が行われています。

新しい言葉の「パーパス経営」をはじめSDGs/ESGなど世界的な変化ですが、かのピーター・ドラッカーも「変化はコントロールできない。できるのは変化の先頭に立つことだけである」と語っています。

変えられないことを問題視してもしょうがないので、どうやったらその変化の先頭に立てるかを考えていきたいですね。

パーパス経営で何が得られる?SDGsやESGに関わる?

「じゃあ、パーパス経営で何が得られるんねや?」と思われるかもしれません。

かつての日本式の理念経営では何が得られたか?というと「尊敬される」「社員がまとまる」とか数値にしにくい抽象的なもの。精神的なものという大事なんだけど、得られるものがよくわからない。というイメージが強くありました。

一方のパーパス経営では、3つのポイントがあるとされています。

1つは、一般顧客、消費市場への訴求です。

先の項でも書きましたが、パタゴニアは、地球を守る。をパーパスにしてそれに共感した消費者が熱心なファンになってくれて、なにをするにしても応援してくれるようになっているようです。

例えば、商品を新しく発表したときにSNSへ投稿すると、あっという間にシェア拡散されて販促の力になってくれたりします。

2つ目は、採用に利点があるとされています。

というのも、ここ数年の新卒世代のミレニアル世代では儲かっていることや先進技術などよりも地球環境や社会のためにというポイントが入社の強い動機になっていると言われます。

転職市場でも、こういった自然や環境、社会のためのアクションが強く示されて行動として貢献が実感できる企業が注目されていて、給与などが下がっても入社を検討する人もいます。

3つ目は、金融、投資で有利になる。と言います。

こちらも先の項で書きましたが、ESG投資の評価に直結するからです。ちなみに、ESG経営の評価は、自社だけでなく商品開発の製造ラインに関わる下請け会社や流通などまでが評価対象になると言われています。(どうやって評価しているか気になりますが…)

なので、「いや、ESG投資っていうけど自分達はそんな投資対象じゃないし…」と考えて何もしないでいると評価を気にしている大手や投資を受けている企業のサプライチェーンから外されるかもしれませんし、サプライチェーンの新規開拓を目指すのであればここを抑えることで新しい取引先を得られるかもしれません。

1.一般顧客、消費者からの応援。2.採用で有利。3.経営の投資面やサプライチェーンの保持、新規獲得。の3つがパーパス経営で得られるものと言えます。

パーパス経営を標榜すると、SDGsやESGに自然とつながるので2022年を機に始めてみてはいかがでしょう。

ノベルティでパーパス経営をってどうやる?

ここまでで、パーパス経営は会社が社会への貢献の在り方が問われているということなのかなというのがおぼろげながら伝わると幸いです。

一方でパーパス経営への対応をばっちりやったとしてもそれを「どうやって一般顧客やお取引先に知っていただくか?」は、次の課題になります。

理念やビジョンなどをホームページや自社のSNSに掲げてもそれではやはり不十分といいますか……時間がかかりがちです。

ほとんどの人は理念やパーパスを見ないですし、見てくれる人はいたとしても入社希望者や新規の取引を検討している人などで、新規はもちろん既存のお客様やお取り引き先など知ってほしい人にどうやって伝えるか?は伝える戦略が必要になります。

先の得られる3つのものに合わせて戦略を見ていきますと

  • ・1.一般消費者への認知:商品付帯のノベルティで訴求
  • ・2.採用市場 : 新卒であれば説明会配布ノベルティで訴求
  • ・3.ESG評価、取引先:新年の挨拶やカタログ、ホワイトペーパー更新の機会で訴求

手前味噌的ですが、弊社は「使うことで森を守る木製のノベルティ」で販促やブランディング、CSRに貢献しています。

ノベルティはこれまでの安価で大量消費のものから、変化を求められていると考えています。

国産の間伐材や里山を守る管理での発生する木をつかい、木を切ってます。「木を切る」というと、「それって環境破壊じゃないの?」と言われることもあります。が、木を切らないと逆に環境破壊になる森が存在します。例えば、日本に多く存在する人工林や里山がそうです。

「人工林」や「里山」では、これまで木々の成長に合わせて適切に木を切り森のなかに太陽の光を入れたり、風通しをよくする間伐や枝打ちなど「人の手」を入れて森の環境を守ってきました。日本の各地でうしなわれつつある、この人の手を間伐材の木製ノベルティグッズやオリジナル商品への加工で支えています。

こうした管理された森はさまざまなSDGsのゴールに貢献しますし、気候変動の要因とされる温室効果ガスの吸収量も増やして課題解決に貢献します。

また、木製品として、いいものをつくりお届けするだけでなく、高齢化などで失われつつある日本の木工加工技術の継承、障害者支援施設との提携などを積極的に行なっています。

こういった使うことで、地域や地元の森や生き物の環境を守るノベルティで、御社のパーパス経営のアクション、取り組みをアピールすることでただホームページに掲載するだけ以上に市場への訴求が可能になります。

さらに、地元の木をつかうことで地元の森を守り、ひいてはSDGsなど地球レベルへの貢献につながります。

気になった方は、お問い合わせください!

まとめ

新年一本目のコラムというとでちょっと長めのものになってしまいましたが、ここ数年の環境や人権配慮の世界的な動き、変化は、2022年もより強くなることが予想されます。

AIやビッグデータ、DXといった取り組むことに大きな資源と人材の必要なものも大事だとおもいますが、パーパス経営をはじめとした理念的なこともとっても大事だと思います。

ぜひ、御社の取り組みのひとつとして検討していただけると幸いです。

では最後までお読みいただきありがとうございました。

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