「ゼロがいい、ゼロになろう。もう一回」とすべてを凍らせたままコラムを書いています。昨今のおでかけを控えましょうという情勢ではじまったゼロゼロ融資。そして、円安と、テレビニュースはもちろん、SNSなどでも経済の専門家やコンサルタント、インフルエンサーからの発信が多くなていて目にする機会が増えています。
そんなギラギラした街をぬけ、さっさと家に帰りたい。私、コラム担当なかのひと視点にはなりますが、「ゼロゼロ融資」「円安」の大きなトピック2つにSDGsのノベルティをうまく用いていけば、案外と道が開けるのかなと考えています。
そんなゼロゼロ融資終了や円安情勢のなかでSDGsでサスティナブルなノベルティグッズが、ESG投資やサスティナブル投資など、大手銀行から地方銀行前のトレンドを交えて押さえることで開かれる道を考えていきたいと思います。
円安30年前の水準
あれや、これやと考えを書く前に、円安についてのざっくり解説をしていきます。いまの円安は、30年くらい前の円安水準と言われています。
そんな1992年を思い返すと、スーパーファミコンソフトのストリートファイター2(狙って波動拳を出せなかったなぁ…)やドラゴンクエスト5天空の花嫁(やりこんだなぁ~)やファイナルファンタジー5(ラグナロク…)が空前絶後のヒット。経済的にはバブルが崩壊したて、いまでいう失われた30年の入口のところですね。
正確には32年前の1990年のころの水準「150円前後」というのが正しそうです。ニュースなどではちょっと悲観な情報が多いのですが、経済誌や経済の専門家やインフルエンサーではここの評価は二分されているようです。
円安の2つの評価
いまの円安の評価で悪くないと評価している方々では、2022年3月ごろに、円安情勢が始まってから一部の大手企業では過去最高益をあげたり、企業の経営体力の指標とされる内部留保もこれまで10年間で少しづつ積み上げられてきていて、500兆円を超えているというニュースが2022年9月にありました。
悪いと評価されている方では、さまざまな輸入品の値上がりでものの値段が上がることが連鎖していくことや、30年前のバブル崩壊と似ていることなどがあげられています。
専門家たちの円安評価まとめ
前向き…企業では過去最高益、輸出企業では有利
後向き…輸入物が高くなるので、経済連鎖する
情報としては、下のトピックで専門家の声がまとめられています。
現代ビジネス 「「32年ぶりの円安」が日本にとって大チャンスである理由…バブル期との決定的な違い」
https://gendai.media/articles/-/101374
日本経済新聞 円安、4~9月業績に明暗 車や電機など増益効果3兆円
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC029P70S2A101C2000000/
コラム担当なかのひと視点では、どちらが正しくてどちらが間違っているではなく、いいところはあるし、わるいところはある。と、自分の業態業界を踏まえて今ある数値やデータなどで推移を見極めてどちらにいくかを考えることが大事になるのかな。と思います。
ゼロゼロ融資とは?
円安についてのざっくり解説から、いまの評価までの次は、ゼロゼロ融資についてです。
ゼロゼロ融資というのは、ここ数年の件の流行病で世界的に人と人の触れ合いを控えましょう。という情勢で経済が冷え込んで売り上げが落ちた企業にむけて、無利子、無担保で貸し付ける金融政策のことです。最近話題になっているのは、このゼロゼロ融資が民間の銀行などが窓口になっていたものは3月に、政府系の窓口が9月に終了となったことにあるようです。
ちなみに、このゼロゼロ融資終了にともなって、政府からは中小企業活性化パッケージNEXTという指針が発表されていました。
中小企業活性化パッケージNEXTとは?
この中小企業活性化パッケージNEXTでは、件の流行り病から次の段階として、「企業の収益力改善」を目指して事業の補助金などを行なっていくものです。
具体的には、下記のリンクを参照下さい。
経済産業省、金融庁、財務省 : 中小企業活性化パッケージNEXT
https://www.meti.go.jp/press/2022/09/20220908001/20220908001-1.pdf
SDGsのノベルティがなぜ?
さて、ようやくですが、SDGsのノベルティがなぜ、この円安やゼロゼロ融資終了に関わるのか?と言いますと、先の中小企業活性化パッケージNEXTでもとりあげられる「グリーン成長」に関わってくるからです。経産省でもグリーン成長戦略が取り上げられています。
引用 経済産業省 ミラサポPlus :マンガでわかる「グリーン成長戦略」
https://mirasapo-plus.go.jp/hint/17583/
弊社コラムでは、「ESG関連投資が世界の4割に拡大。今から始める環境配慮SDGs」にて書いています。
世界的な観点では、投資や融資などの金融の世界で、企業の経営活動がSDGsへ対応していることや、人や社会に対して責任をもってサスティナブルであることの評価が、投資や出資の評価となるESG投資の勢いがとまりません。
世界全体では、すでに40%以上がこのESG投資に関わるものというデータも出ています。
先の中小企業活性化パッケージNEXTのグリーン成長戦略は、このESGとかなり密接に関わってきます。
ESGとグリーン成長戦略について
ESGは、先にも書きましたが、人と社会に対して責任を持ってサスティナブルであることを評価して投資や出資などにつながるものです。
詳しくは、先に挙げたコラムに詳しく書いてありますので、そちらをお読みください。
ESGは、日本ですと大手企業が中心となって対応に取り組んでいて、ESGコーポレートガバナンスにてその取り組みを公開しています。
そういった企業様ではご理解いただけると思われるのでざっくり解説になってしまいますが、ESGの内容はSDGsの内容とほぼ同じで、ESGの対応はSDGsの対応ともいえます。そのため、SDGsやサスティナブルの対応を進めることがESGにつながります。
一方のグリーン成長戦略でもこのESGに関わる内容が含まれます。それが「カーボンニュートラル」です。
カーボンニュートラルについてもざっくり解説になり大変恐縮ですが、ざっくりいうと、企業経営で工場などを動かすと電気を使ったりしますが、そこで発生する炭素をどこかで無くして、結果としてプラスマイナス0にしていこう。というものです。
グリーン成長戦略では、このカーボンニュートラルなどの対策で、事業補助金が出る。というものになっているようです。
中小企業には関係ない?
さて、そんなESGだとか、カーボンニュートラルだとかって言われるグリーン成長戦略の補助金なんて中小企業には関係ないでしょ?と思われるかもしれませんが、結構関係してきます。
というのも、ESG投資をされている大手企業では、そのESG投資の評価ではサプライチェーンまでが対象となっていて、製造や流通に関わっている外部企業もその対応を求められます。対応に遅れれば、今はサプライチェーンに組み込まれていても、他の企業で対応が進んでいるところにその座を奪われるかもしれません。
また、地方銀行でも企業経営でサスティナブルであることをもとに投資や融資をおこなう金融サービスが始まってきていて拡大しています。(特にESGの評価で金利優遇がされるものなどもあるとか)そのため、ESG対応が遅れることで資金繰りが危うなる。なんてことも起きかねません。
ノベルティから替えよう。
いやはや、手前味噌こねこね感がここから漂ってきますが、ちょっとだけお付き合いください。というのも弊社にお問い合わせいただく内容でこういったものが多くなってきています。
「会社で使うノベルティを全て脱プラにしたい。」「社内の資材をSDGsに対応したものにしたい。」といったお問い合わせです。
ESG投資に直結するものとはいえないかもしれませんが、サスティナブル経営としてステークホルダー、株主の方やお客さま、関連企業、取引先に「私たちは、こういうサスティナブルな取り組みを徹底しています。」というコーポレートメッセージの発信になります。
ノベルティでは、これまでの大量生産、大量配布のモデルだと、ノベルティグッズを安価にたくさんつくる必要があるためプラスチックやアクリルなど石油資源の化石燃料をもとにしたグッズが多くなりがちでした。
プラスチックは、作る工程で多くの二酸化炭素などの温室効果ガスを発生させてしまうので、カーボンニュートラルの観点ではとてもまずく、ESGの評価もわるくなります。
でも、これを木製のノベルティグッズにかえることで、そこで発生するはずだった炭素を減らせるだけでなく、森の適切な維持管理につながりむしろ森林吸収で二酸化炭素を減らしてカーボンニュートラルを超えたカーボンネガティブに貢献できるようになります。
詳しくは、下記のコラムをお読み下さい!
脱炭素(カーボンニュートラル)はDACか、森か、SDGs/ESG時代のおしゃれオリジナルノベルティ
SDGsに人気ノベルティ ベスト3
こちらでは、つかうだけでSDGsに貢献できる人気のノベルティグッズを3つ紹介いたします!
使うだけでSDGsになるスマホスタンド
https://eco-pro.ne.jp/product/jb305/
ニューノーマル時代のノベルティ人気NO.1でもあるスマートフォンスタンドです。というのも、リモートワークや在宅ワークが進むと同時にDX化も進みました。この変化に合わせたノベルティグッズになります。
これまでのノベルティグッズといえば、3色ボールペンなどでしたが、打ち合わせもZoomなどの遠隔ツールでできるようになり、それに合わせたツールとしてスマホスタンドやタブレットスタンドの人気が高まっています。
木製卓上カレンダーでカーボンニュートラルに
https://eco-pro.ne.jp/product/jb252/
こちらも、つかうだけでSDGsになるカレンダーです。ノベルティグッズとしてのおすすめポイントとしては、先のスマホスタンドにも通じますが在宅、リモートワーク時代にばちっとあう商品であることです。
というのも、カレンダーは大きく分けると壁掛けと卓上の2つに分けられます。
壁掛けタイプは、比較的大きなものが多く、年末年始のご挨拶として企業に配られます。
が、こちらは昨今のニューノーマル、在宅ワーク、リモートワーク時代に合わなくなってきていて、担当者がリモートワークなどでいなければ届けられないですし、来社を控えるように言われてしまうことも増えています。
また、壁掛けカレンダーは、この情勢の前からですがたくさん配られて余らせてしまって、結果ゴミになる。ということがおおくなりがちです。
卓上カレンダーでは、壁掛けカレンダーに比べると机の上に置くものなので、小さく持ち運びが良いものが多いです。在宅、リモートワークでも担当者に手渡せて、自宅でも会社でも使えるとりまわしのよさがあります。
さらに、Wood+では台座のデザインもかなり自由にできて、おしゃれと評判です。
定番回顧のオリジナルマグネット
https://eco-pro.ne.jp/product/jb111/
かつてのノベルティの定番といえば、新聞配達業者、新聞屋さんのマグネットでした。
大抵、どこの家にあそびにいっても冷蔵庫には〇〇新聞という細長いマグネットがついていました。
ですが、冷蔵庫にもおしゃれさといいますか、便利ならなんでもいい。ということはなくなり、おしゃれなものの方が喜ばれるようになりました。
オリジナルマグネットは、規定のサイズであれば自由にデザイン変更ができて、おしゃれと評判です。
まとめ
「円安とゼロゼロ融資終了でSDGsノベルティができることは?」でした。
まとめますと、円安はまだ続きそうですが、専門家の声はにはいくつかパターンがあります。内部留保などもよい企業ありそうで必ずしも悪いだけではなさそうではあります。ただ今後の見通しなどがどうなるかはわからない情勢となっています。
ゼロゼロ融資は9月で政府系のものが終了。「中小企業活性化パッケージNEXT」にそって補助金活用などをしていくことで先の円安にあわせた事業展開が可能になるかもしれません。
その伴は、グリーン成長戦略で、ESG経営としてSDGsやサスティナブル対応、カーボンニュートラルなどがあります。
いろんな方法で、そこの対応はできますが、弊社から提案できることは、ノベルティや社内資材を脱プラスチックとして木製グッズにかえることになります。
ESGについては、資料集でもまとめていますのでそちらもお読み下さい!
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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