ここ最近、とかくたくさん耳にするようになりましたサブスクリプションサービス。いわゆるサブスク。
例えば、iTunesやSpotifyといった音楽配信サービスで定額聴き放題をはじめ、なかのひともはいっていますDAZNをはじめとするスポーツコンテンツの映像配信サービス。外してはいけないところとしては、NETFLIXやAmazonプライムといった映画やアニメコンテンツの定額サブスクリプションサービスも増加しつつあります。
サブスクは、デジタルとの相性がいいのでやはりWEBで集客、販促、支払いもWEB経由で決済。というところが多いのですが、なかには、ビールのサブスク(たまらん!)や農家の産直野菜のサブスクやお酒のサブスク、カフェではコーヒー豆のサブスクといったこだわり系食品のサブスクリプションサービスも人気のようです。
これらのサブスクリプションサービスがうまくいっている理由としては、そこに毎月いくらか支払っていて、その金額よりも安く、自分で選んだりなんだりって手間が省けて、その道のプロが選んだ自分の価値観では選ばないけど、実は美味しいものといった「間違いのない商品が届く」安心感と驚きが商品の価値となっているようです。
一方で、サブスクリプションサービスは成功事例と失敗事例の振り幅もめちゃくちゃに大きなサービスとなっているようです。
成功しているサービスと失敗しているサービスでなにが違うのか?そもそもサブスクリプションと定期購入のなにがちがうのか?といったことも交えつつ、やはり私たちはノベルティグッズを製造販売している会社ですので、そこはもうこじつけにこじつけてでも「そこはノベルティじゃない?」という感じでまとめていきますので、最後までお読みいただけると幸いでございます。
サブスクリプションサービスとは?
まず、サブスク、サブスクリプションサービスとは?ということになりますが、これはもうぶっちゃけると英語”Subscribe”は”定期的に購入する。”という動詞ですです。なので、サブスクリプション「Subscription」の意味は、直訳すると「定期購入」となります。
「え?あれ?定期購入?なんか拍子抜け」と思われるかもしれません。
「なんで定期購入がこんなに注目されとるの?違いはないの?」と思われた方、私もそう思った口です。調べたり聞いたりしてまとめたことをざっくり解説いたします。
なぜ?こんなに注目されている?
サブスクリプションサービスが注目されるきっかけとなったのは先にもあった音楽配信サービスや映像配信サービスが、特別な機材を必要とせず手軽にWEBやスマホなどで展開できるようになったことが下地としてあります。
かつては、ストリーミングなどでまともコンテンツを視聴するのに時間がかかったり、コンテンツを視聴できても品質がひどかったりしたものです。
これが、ともするとCDやBlu-rayで視聴するよりも品質のよいコンテンツを手軽に楽しめるようになったことから始まりました。
利用者側としては、毎月音楽CDや映画のレンタルに2,3000円かけているなら、同額程度でほかのアーティストや作品がいくらでも視聴できるサービスのほうがよい。という直接的な比較と、わざわざショップへ足を運ばなくてもいいという時間的な効率性。スマホやPC、ともするとストリーミングなのでデータ保管にCDやBlu-rayのような収納場所がいらない。などの利便性もあります。
さらに、画質や音質の向上といったコンテンツの質があがったときにCDやBlu-rayは機器に対応できなくなってしまうことがありましたが、WEBスクリプションサービスであれば、データで対応ができますし、スマホなどは買い替えていくものになってきていることもあるので機器の更新が不要で品質の向上に対応できるなどのメリットもあります。
注目されたポイント
- ・デジタルコンテンツの品質向上
- ・定額で楽しみ放題
- ・ショップへ足を運ばなくてもよい利便性
- ・データはスマホやPCでよい
- ・品質向上などの更新もおまかせ
さらに、最近では美容関連でエステのサブスクや、商品のリースと合わせたものなども増えてきているようです。
定期購入との違いは?
ここで先の、「なんで定期購入がこんなに注目されとるの?違いはないの?」と思われた方に、ここがサブスクリプションサービスと定期購入の違いをいくつか取り上げたいと思います。
ちなみに、コラム担当なかのひとですが、サブスクリプションはApple Musicを映像配信ではDAZNとAmazonプライムを、定期購入では青汁を買っています。
まず、定期購入といえば、ウォーターサーバーや青汁といったカートリッジが毎月送られてくるものか、特定の商品が毎月送られてくるものとなっています。
サブスクリプションとの違いといえば、例えば音楽配信サブスクであれば、アーティストAさんの音楽だけ聴き放題ということではなく、B’sやG○AYさんの曲も聴き放題。
定期購入では、ほかの商品へ変更したりはできにくい。という感じとなっています。そのかわり、利用期間に応じてポイントが付与されてカタログギフトのなかから特典(これが結構いいお肉とか選べたりすんですよね。)を選べたりでサブスクリプションにはない楽しみ方が存在します。
なかのひと視点では、サブスクリプションにむいている商品やサービス、定期購入に向いている商品やサービスがあるなと感じています。
成功事例について
サブスクの成功事例についてですが、先にあげました音楽配信サービスや映像配信サービスはもういわずものがな。ですが、こちらも違う覇権争いとなってきているようです。
というのも、映像コンテンツではヒットした映画をどれだけはやく自社のサービスで提供できるかの権利争いをはじめ、他社にはないコンテンツをいかにつくっていくか?でコンテンツをつくれるクリエイターの引き抜き、引き込み合戦などでシェア争いとなっています。
映像や音楽配信サービスはあくまで「プラットフォーム」なので、コンテンツが似たりよたりで、差別化がとんでもなく難しいこともあります。
ただ、やはりNETFLIXをはじめとした映像、映画、アニメなどの動画コンテンツ。音楽配信系のサブスクは成功事例と言えそうです。
リアルとデジタルを合わせたもので注目しているものとしては、コーヒー豆のサブスクサービスです。
これは一見すると定期購入のような感じなのですが、焙煎士や有名なバリスタが選んだ豆が届くものとなっていて、収穫された季節や時期に応じて専門家の審美眼を通した最高のコーヒー豆が届きます。
また、おこどもさんの衣服は、成長とともにどんどん買い替えたりする必要が出てきて結構な出費になるのですが、これをリースでしかも直接店舗で選べるサービスがあります。なにやらアプリで身長と体重を入れておくとコーディネートなども最適化されたものを提案してくれたりと、こちらも自分にはないセンスを提供してくれるサービスが評判といいます。
さらに、脱毛サロンなどでも、定額サブスクサービスなどで利用者に重くなりがちな料金のローン負担などを軽減したサービスなどが人気といいます。
失敗事例について
次は失敗事例について見ていきたいと思います。
いまから数年前に、地方都市の名産でもあるごはんのお供のランチセットをクラウドファンディングで一定額以上を提供していくれたら生涯無料と謳った飲食店がありました。サブスク的な運用でたいへんな注目を集めましたが、当然のことながらサービスがもつことはなく、現在のところそのお店はなくなっているようです。
また、あるお酒のサブスクでは選んだお酒毎月1本と、それにあうおつまみを選んで、と一見すると専門家の知見を活かしたサービスのようで成功しそうですが、専門家の方が足を運んでお酒を選んでつまみを選んでとやっているうちに、サービスに間に合わなくなってしまったこと、さらに利用者の増加に伴って発送作業などのタスクが増加して、結果としてこれまで贔屓にしてくれていた常連さんに迷惑をかけてしまったりとでサービスを停止しなくてはいけなくなったといいます。
差別化のためや魅力を訴求するのに、実働すると難しいサービスを約束してしまって業務のタスクが増えたり、利益があがるお客様へ提供すべき時間の確保が困難になったりで結果として赤字となってしまうことは結構多いようです。
たしかに、毎月いくらいくらと資金確保ができて、経営目線だけで見ると魅力的な感じはします。
できるだけ、そのサービスを展開することでタスクが増えない。通常業務のオペレーションが圧迫されないなどの配慮は必要なようです。
環境配慮やSDGsとの親和性
さて、サブスクというと、この言葉がセットになっていることが多いようです。
「モノ消費からコト消費」
というのも、サブスクリプションで得られるのは、便利なコト、意外なコト、と出来ゴトにフォーカスがされたサービスが多いように感じます。
(ただ、このコト消費はサブスクに限ったものではないようですが……)
例えば、農家の産直野菜も定期購入というよりは、サブスクリプションにちかいサービスと言えそうです。
旬のとれたて野菜をただ送るというわけではなく、バーニャカウダに最適な野菜を、こだわりのバーニャカウダソースと一緒に送ったり、冬の時期では〇〇鍋に最適なお野菜とお出汁のセットだったり、WEBサイトと連動してレシピなどを提供していたりするようです。
個人的には、健康診断の数値を合わせて最適な予防医療的なお野菜を詰め合わせて送ってくれるようなサービスがあるといいなぁ。なんて思ったり思わなかったりします。
また、最近ではSDGsなサブスクも注目があつまるようです。
まだ着れる衣服をあつめて、サブスクで借り放題。気に入ったら買取も可能。といったリサイクル的なサブスクはもちろん。
フードロスに対応した廃棄食品や消費期限間近の缶詰などをお届けするサービスなどが人気のようです。
サブスクにおすすめのノベルティ
ヒノキスマホスタンド
デジタルコンテンツ系のサブスクノベルティにおすすめのスマホスタンドです。
おしゃれシンプルなデザインでロゴを名入れするだけで決まります。
スマホスタンドスピーカー
音楽系のサブスクリプションにおすすめのノベルティグッズです。
電源いらずでおくだけでスピーカーになるのでどこでも使えてエコです。
カッティングボードM
農業産直お野菜のサブスクにおすすめのノベルティグッズです。
ダイヤカットでおしゃれなデザインになっています。
カップスリーブ
カフェのテイクアウトコーヒーサブスクやコーヒー豆サブスクリプションにおすすめのノベルティです。
QRコードなどを印刷しておいて、もってきたらサイズアップ無料などのサービスで継続利用にもつなげられます。
MY箸セット
ランチサブスクにおすすめのノベルティグッズです。
こちらもQRコードを印刷しておいて、持ってきらら小鉢サービスやドリンクサービスで継続利用の向上に繋げられます。
まとめ
サブスク、サブスクリプションサービスにもノベルティ!のコラムでした。
いやはや、こんな感じですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
サブスクリプションに限らずですが、いわゆる便利で機能的なモノ消費から、体験ベースのコト消費へと消費の動機がかわってきた環境配慮の社会では、58.8%の人がノベルティグッズはもらっても使わずに捨ててしまったことがあるといいます。
これまでのノベルティと、環境と社会にいいSDGs/ESGはもちろん温暖化対策になるノベルティであれば、これからの社会にどちらが選ばれるかは明らかと言えそうです。
つかうだけで、販促がSDGs/ESGはもちろん、温暖化対策にもなるノベルティのほうが…
Wood+では、そんなオリジナルノベルティを作り続けています。
国内の木を適切に間伐して間伐時に出た木材を適切に有効活用してあげることで、森や動物たちの健康を守ってあげることにも繋がります。
そしてSDGsの7つの目標もクリアです。
資料集やカタログは下記から
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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