もういーくつねーるとーお正月ー
ちなみに、Googleで「お正月まであと何日」と検索していただくと本日からお正月(1/1)までの日数がでます。
7/15時点で170日です。もう、169回寝るとお正月です。
さて、年末年始のノベルティの代名詞「カレンダー」というにはかなーり気が早いのですが、、、今年ばかりはちょっとそうも言っていられません。
最近にぎわせていたウッドショックがあるからです。
そのため毎年、年末に配っているカレンダーでエコなSDGsやESG,脱プラスチックの取り組みで行いたい。とお考えであれば今年はすこし早めに動かれることをお勧めいたします。
今のところ、WOOD+では大きな影響はない……、いや、少しはあるなぁ…。というところです。
これからどうなっていくか?正直読めません。
できるだけ、先を読んで材料の確保をしていますが…毎年このくらいのタイミングだったからという感じでいると、いざというときに材料がありません。ごめんなさい。となってしまうかもしれません。
ウッドショックはいま?
さて、まずはウッドショックの現状からです。
ウッドショックが起きたのが、だいたい今から2,3ヶ月位前です。
ゴールデンウィークをぬくぬくと過ごしていたら、木材価格が上がってるんだけど…というところからあれよあれよと価格が上がってきて、本日7/15現在で全く下がっていません。
ちなみに、識者の声では9月には6月の2倍ちかい価格になっているのでは?という予測もあります。
このウッドショックで国産材ならなんとかなるんじゃない?という声と、いつまでつづくのか?を取り上げてみたいと思います。
国産材の可能性は?
日本は森林大国、国産の木材でどうにかできるのでは?
このように思われるかもしれませんが、木材は切ってから乾燥させて製材という形になります。この乾燥ができる施設の容量はこれまで住宅の製造サプライチェーンとして国内の林業はほとんど使われていなかったので、そこまで多くありません。
施設を増やすにしても、何千万規模の投資をしないといけませんし、作っている間にウッドショックが落ち着いたら施設が無駄になってしまいます。
なので、すぐに使える国産の木材を増やすような対応はむずかしいとのことです。
国産材、日本の林業だけでウッドショックをどうこうできるか?といわれるとちょっと難しい状況になっています。
ウッドショックはいつまで?
さて、ウッドショックはいつまで?といわれると、正直いっちゃうと見通しが立っていません。私たちもこれからどうなっていくか、正直読めません。
ただ、今回の引き金はアメリカで住宅ブームが来て。というものでした。
アメリカの住宅ブームというと、私自身あまり思い出したくない2008年のリーマンショックの引き金となったサブプライムローンが思い出されます。
ですが、今回のブームは返済能力が危うい人が対象となったサブプライムローンではなく住宅ローン金利の低下があってのことなので安心しています。
一方で、金利は経済と連動しているので、経済があがれば金利もあがり住宅ローンもあがります。そうなると、住宅ブームも多少は落ち着くはずです。
2019年に住宅ローンが下がり多くの人が住宅ローンの借り換え(金利の低い方に)をしているというニュースがありました。そして2020年は、いわずものがな金利は2019年と同水準からじわじわとさがり、2021年1月に2.65%と低水準となって、いっきにブームに……
ただ、ここからじわじわとあがってきて3.5-4.0%台となっています。
そのため、住宅ローンの借り換え件数が減少しています。
とはいえ、今回のブームはリモートワークの普及などで住宅を建てている側面もあるので、この3%-4%でも住宅着工、契約数は多少下がったもののいまのところは大きく変わらず横ばいとのことです。
ただ、兆しは見えてきてる?のかもしれません。
カレンダーのスケジュール感
そんなこんなのてんやわんやのウッドショックでもやってきてしまうのは、カレンダー配布の年末の時期。
年末にSDGsやESG対応、FSC®︎認証のカレンダーをとなると、木部を加工して、紙もデザイン、印刷、セットして、という作業が必要になります。
また、例年のことですが、カレンダーは受注が集中します。
今年は、昨今のあれやこれやの事情もあって環境配慮への意識がとっても高く、例年よりも多い受注が見込まれています。もし、いまのうちからエコなSDGs、ESG、脱プラのカレンダーを考えている。という場合は、受注するしないが決まっていなくてもはやめはやめに相談していただけると幸いです。
全体の受注ボリューム感が掴めるとWOOD+としても、木材の確保に走れます。
スケジュール感としては、はやければはやく、もう、今日、いますぐご相談していただければ、まず安心です。どんなにおそくとも9月、10月くらいまでにはご相談をいただかないと、もしかしたら、もしかしてしまうかもしれません。
まとめ
ウッドショックというのもなかなか想定外の出来事で、私たちも驚いています。
ただ、いまの林業や国産材が使われていないということが社会に理解してもらえる機会かもしれません。
材料確保を推し進めつつ、できるだけみなさまにご迷惑がかからないようにコンティジェンシーに準備をすすめていきたいと思っています。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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