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ウッドショックはいつまで続く?2022年の現状は?SDGs/ESG対応のノベルティ

昨年2021年5月からにわかに住宅産業を直撃したウッドショック。

あれから10ヶ月が経過して、いまはどうなの?という現状と、これからどうなりそうか?について、Wood+のコラム担当なかの人が調査いたしました。

弊社でも少なくない影響がありますが木を扱う業界、業種全体の問題だと思いますので、このコラムが同業の方や木材加工業、住宅産業の方々の力になっているとうれしいです。

2022時点での木材価格の状況は?

さて、早速ですが、現在の木材価格についてです。木材でも「ベイマツ」「ベイツガ」については、2021年9月をピークに高止まりで2022年2月でも価格は下落していません。

2021年のピーク前の価格からは、ベイマツの価格が約2倍。ベイツガは約1.25倍。となり横ばいで価格が安定していた一方で、「スギ」「ヒノキ」は急上昇しています。

ヒノキは、2021年の11月に木材価格がピーク(2.3倍)を迎えて、少しだけ下落。それでも、ピーク前の価格からは2倍前後となっています。スギは、2021年9月ごろに価格のピークを迎えて、それが現在も維持しています。だいたいピーク前に比べて2.3倍前後。

価格の上昇はもうないものと思われていましたが、ここにきてある懸念が示されてきています。

ウッドショックこれから先はどうなる?

会社四季報3月8日の記事でもありますが、いわゆる先物と呼ばれる「石油」「金」「希少金属」の取引価格が軒並み高騰していて、関連産業の会社株も世界の情勢不安に応じて高騰している状況といいます。

そんななかで、木材産業もこの流れを強く受けることになっています。

木材もこの先物と同じように、木材価格の上昇に合わせて住宅資材を扱う会社の株が軒並み急上昇。先物的な投資・投機対象になっているとの見方を示しています。

(木材関連会社は、金や原油などの会社に比べて投資しやすいという点もあってとのことらしいのですが…)

また、ある大手住宅資材会社では、輸入木材の15%がロシア産とされていて、これがこの先どうなるか?の見通しが限りなく明るくないとのことです。

日本を代表する建築設計事務所の日建設計でもこの状況を注視されているようです。

まとめ

ウッドショックの状況についてでした。正直いうと、価格が上がりそうな要因ばかりで、かつてのような状況に落ち着くのはまだまだ先になりそうな気がします。

昨年5月ごろのウッドショックの状況とはまた違う状況になってきていて、国産の木材需要などが本格的に上がっていきそうな気配もあります。

これからどうなっていくのか?Wood+では継続的に見ていきたいと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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