いつもありがとうございます。つかうだけでSDGsになるノベルティのWood+コラム担当なかのひとです。
本日で、今年のコラムの更新はおわりとなります。2022年も一年ありがとうございました。
今年もたくさんのコラムを書いて、たくさんの方にお読みいただきお問い合わせもいただきました。
なかのひと、2号とも感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
年末年始のお休みについてはこちらから確認くださいますと幸いでございます。
さて、2023年、来年の話をすると鬼が笑う。とはよくいったもので、少し前にこんなコラムを書きました。
「円安でノベルティは?SDGsは?2023販促•流行トレンドを抑える」
このコラム内で、円安は目処がたっていない。なんてドヤってしまいましたが、今年の汚れ今年のうちに、とばかりに対策がされて130円台を取り戻すなど、2022年内に対策がされましたorz
ただ、低金利政策の転換では?といった声や市場の声を反映していない。といった声もあるようで、この対応が2023にどう影響するのか?は注目していく必要がありそうです。
2022年といえば、4月にプラスチック資源循環促進法がはじまり、東京証券取引所の再編もありました。
両方ともSDGsやESGといった環境関連のトピックとなっていました。
プラスチック資源循環促進法は、身近なプラ製品への規制となり、代替プラや再生プラの需要の高まりもあって弊社にもお問い合わせがありました。
また、東証再編は、欧州を中心に世界的に拡大しているESG投資市場で日本の存在感を高めるためのものとされていました。
とくにESGの影響は大企業と都市銀行が中心だったものから、中小企業・地方銀行といった市井の個人商店の規模にまでひろがりつつあります。
ESGは対応が遅れると、融資出資や株価に影響が出るだけなく、資金繰りや金利優遇にも関わってきていて企業経営にとって無視できないものです。
詳しくは、過去のコラムをお読みください。
ESG関連投資が世界の4割に拡大。今から始める環境配慮SDGs!
望むと望まざるにかかわらずというと、少し大仰かもしれませんが、SDGsやESGといった人と社会、自然への配慮は、企業経営において必須のものとなってきているように感じます。
そして、わたしたちがつくるノベルティにおいてもその流れは強くなってきています。
ノベルティというと、これまでは安価なものを大量につくって大量に配布する。「バラマキ」ともいわれる大量生産・大量配布のものが主流でした。
ですが、ある調査でわかったことですが、58.8%の人が「ノベルティは、もらっても使わずに捨てたことがある。」と答えています。
昨年から何度か書いているのですでにご存知の方も多いと思いますが、環境に配慮した商品とそうでない消費では、92.9%の人が環境に配慮された商品を選ぶ。という調査データも内閣府から出されています。
SDGsやESGをはじめとして世界が変わりつつあるなかで、ノベルティ業界も変わらなくてはならない。と私たちは考えています。
つくっても、くばっても、捨てられてしまっては意味がない。
もらったときにうれしくて、ずっと使ってもらえるものを、AIやデータを用いた分析を組み合わせて適切な量を、適切なお客様のもとへ、つくりすぎず、くばりすぎない。ちょうどいい適量生産・適量配布の時代へと、ノベルティ業界も責任のあるものづくりが求められています。
私たちは、国産の間伐材や里山を守る管理での発生する木をつかい、木を切ってます。
いまから5年10年前には「木を切ってグッズにします。」というと、「環境破壊じゃないか!」と言われることもありましたが、ここ数年でむしろ切らないと逆に環境破壊になるということが広まってきています。
もちろん、すべての森の木がそうではありません。木を切って適切な管理が必要な森は、日本に多く存在する人工林や里山の森です。
人工林や里山では、これまで木々の成長に合わせて適切に木を切り森のなかに太陽の光を入れたり、風通しをよくする間伐や枝打ちなどの「人の手」を入れて森の環境を守ってきました。この「人の手」は、高齢化や過疎化といった山間地や林業の衰退で失われつつあります。
日本の各地でうしなわれつつある、「人の手」を私たちは間伐材・国産材のグッズ化で支えています。
つかうことで、森を守り、未来をつくる。
2023年も、皆様へいいものをつくりお届けするだけでなく、日本の木工加工技術の継承、障害者支援施設との提携、記憶が薄れつつある東日本大震災への継続的な雇用支援と、森と人の未来をよりよいものにできるように尽力してまいります。
今年も一年、フロンティアジャパンコラムをお読みいただきまして誠にありがとうございました。
こちらにて恐縮ではありますが、年末のご挨拶とさせていただきます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
【ショールームのご案内】
フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。
木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。
なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。
TEL 0120-98-2339
携帯(スマホ)の方
03-6772-2280