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円安でノベルティは?SDGsは?2023販促•流行トレンドを抑える

もう、いくつ、寝ると、お正月… 子供の頃はウキウキとカウントダウンを迎えているものですが、大人になるとこの季節の忙しさに辟易してくるものですね。

さて、今回のコラムは「円安でノベルティは?SDGsは?2023販促・流行トレンドを抑える」というテーマで書いていきます。

ではいきましょう。まず、行政では、2023年より「こども家庭庁」が創設されて、こどもや教育関係で変化がありそうな一年となりそうです。

また、販促SPのノベルティグッズを扱う身としてはずせない経営に関するものとしては、ゼロゼロ融資が2022年9月に終了。政府主導の補助金で収益化への補助金に注目があつまりそうです。なかでもグリーン成長戦略でのグリーン成長枠が手厚く、複数の企業で組んでも補助金の対象となるなどがあるので各企業でグリーン、サスティナブルな環境関連の設備投資があつくなりそうですね。

一方で、世界的な投資や融資ではESGがテーマとなっていましたが、2022の世界情勢の不和でアメリカではESG投資が足踏み状態と言われています。ヨーロッパでは、人権環境デューデリジェンスなど罰則規定のある指針もまとまってきていて変わらずESGは強くなる。というねじれ構造となっているようです。

ただ、日本に限れば、先のグリーン成長戦略の補助金や、東証のESG対応での(プライム市場、スタンダード市場など)再編で、大手企業や都市銀行が対応を急いでいることはもちろん。地方銀行でもESGやサスティナブル投融資が進んできているので、中小企業でも資金繰りにSDGsやサスティナブルが関わっていく流れは変わりなそうです。

目次

2023流行トレンドを抑える。

環境では、SDGsは変わらず海洋プラスチックなどをもとにリサイクルしたバッグはもちろん、流行り物に敏感なZ世代、リクルーターを中心にアップサイクルファッションが流行トレンドとして2023年に流行の兆しがあります。

アップサイクルは、素材を変えずに別の商品にかえるもので、端材や廃棄材を処分してしまうと二酸化炭素などの炭素発生をさせてしまうのを資源としてつかうことで、環境負荷を減らすサイクルです。

リサイクルとの違いは、リサイクルは回収した資源を回収してプラスチックやアルミなら一度溶かすなどをして、再資源化して商品にするものになっています。

アップサイクルは、回収した資源をそのまま別のもの、別のデザイン、別の機能を加えるなどをすることで商品に価値を生み出すものです。

Wood+では、たとえば解体した建物の廃材をつかって、ノベルティグッズにしたり、オリジナルグッズや記念品としてプレゼントや配布するなどがありますので、木材関連でアップサイクルも可能になのでぜひご相談ください!

アップサイクル以外では、食について、アメリカの大手食品小売企業「ホールフーズ」の自然食品2023予測があります。

食でも環境志向はもちろん、パーパス(Purpose):大志を持った商品がテーマになると言われています。
これら環境への配慮のながれはSDGsが2030までに達成する。ことから、当面は継続しそうですね。

ただ、あくまでトレンド、流行予測なので、あたるも八卦、あたらぬも八卦程度にとどめていただけると助かります。悪しからずよろしくお願いいたします。

時流を抑えるとは?

一方で、流行と時流はちょっとかわって、時流について考えていきたいと思います。


かの高明な経営コンサルタント「船井幸雄」さんの船井総研では、「企業が繁栄するためには、経営の原理原則を守り、 時流適応していかなければならない」というセオリーが大事といわれています。


時流というのは、世界や社会の情勢をつかむことで「消費者や業界は、こういう変化が起きる。」もしくは「起きる可能性がたかい」と判断できる材料のことです。


その時流を読んで、「生活や経済がこう変わる。だから私たちはこうしよう。」という対応ができるかどうかが大事という感じでコラム担当なかのひとは捉えています。


例えば、今の日本では、円安や世界的な情勢不和の影響でいろんな商品が「値上げラッシュ」となっています。この「値上げラッシュ」ですが、いつくらいまでに円安の目処がたつだろう。と読むことができれば競合に先んじた策を打つこともできます。


例えば、来年の3月で円安情勢が落ち着く予測がたてられれば、競合は値上げラッシュで顧客の反応が鈍くなるなか、損益分岐を見極めて、利益が下がっても値下げを行って価格をベースにした販促で競合からシェアを獲得する。という策も打てるようになります。(*こちらは、あくまで例なので3月に落ち着く。というわけではありません!)

なお、時流といえば世界的には、ここ数年で地政学が盛り上がっています。書店などに行くと「初心者のための地政学」「中学生でもわかる地政学」などの書籍が平積みされていたりします。

これは情勢不和は、世界経済に直結することもあって地政学的なリスクを理解することで、そこから経済リスクも見極めて経営に活かすという流れが強くなってきているためとも言われています。

2023年の時流は?

コラム担当なかのひと視点になってしまい大変恐縮ですが、2023の時流は「ふれあい感」の創出がテーマになる気がしています。というのも、ここ数年の人と人の触れ合いを控えましょう。という情勢からここ数年、ECサイトやEコマースを運営する企業が増えました。


一方で、それらにあわせてWEB広告も増えました。競合が急激に増えたことでWEB広告の入札単価もあがり、CV(コンバージョン)率も下がり…と、お客様を獲得するコストも昨対から増加傾向となっています。


この広告コストの増大は、2023も確かなものなので、そこを避けるために比較的競合が手を伸ばしていないSNSでのダイレクトマーケティング的な販売方法やお客様とのエンゲージメントがしやすいライブコマースでの販売へと舵を切る会社が多くなりそうな気がしています。


ちなみに、ライブコマースとテレビショッピングの2つは、やっていることは似ているのですが違う点が一箇所だけあります。


それは、インタラクティブなところです。


インタラクティブ!?カタカナ!!意識高い系か!?と怒られますので、ざっくり解説しますと、
テレビショッピングは、売り手や発信する側が、発信したいことをただ伝える。という感じで、用意された原稿や打ち合わせ通りにことが進んでいく一方通行のコミュニケーションになります。


一方の、ライブコマースは、売り手や発信する側と買い手がコミュニケーションをとりながら、双方向でコミュニケーションしながらお買いものができる。という点が違う点といいます。

例えば、バッグを買いたいと思っている人が、テレビショッピングを見ながら買い物をするときに、「斜めがけしたらどうなるんだろう」と思って観ていて、その番組でその使い方が紹介されなければ、「わからない」から買わない。となりがちです。


でも、ライブコマースなら、「斜めがけしたらどうなりますか?」と気になったことを見ているお客様が投稿できて、売り手がそれに「斜めがけするとこんな感じです。」と答えたり、ほかに「身長体重がこんな感じで似合うかに気なります。」と質問がくれば、スタッフなどで近い方で合わせて見せてくれる。


そうするとお買い物の際の不安が解消されるので「買おうかな」と思いやすくなりますし、なにより、そこでのやり取りで愛着が高まることでの購入検討のエンゲージメントが増えるといいます。


この愛着といいますか、測定しにくい感覚は、とくにECサイトを中心とした人を介さない販売では感じにくかった「人と人のふれあい」を求めているためとも言われています。


また、昨今の人と人の距離を置きましょう。という情勢も落ち着いた年末になりそうなので、実家に数年ぶりに帰れる。という人も増えていくことも「ふれあい」「つながり」がテーマとなりそうと感じている要因の一つです。


この「ふれあい感」をいかにつくるか?が2023販促SPの時流での根幹になるのでは?と思っています。

「ふれあい感」と「SDGs」

かつて、江戸時代に活躍した商人「石田梅岩」は、故稲盛和夫さんをはじめ現代の経営者の方でも、その経営指針を参考にされている方です。

石田梅岩の経営の指針では、とくに正直であることを大事にしています。

商人が正直であるということは、お客様に信用してもらえること。信用なくして商売は成立しない。それが法に反していなくとも正直さを保つ。という指針があります。

その後につづく、渋沢栄一さんや松氏幸之助さんと、石田梅岩から続く道徳に基づいた経営感は、最近ではパーパス経営(まだ若干流行り物の感じがありますが…)と呼ばれるもので、SDGsと組み合わさることで、ふれあい感に密接に繋がっていくかと思います。

先のアップサイクルを用いた商品や、過疎化や高齢化で困窮する地方や里山への活性化などにつながる商品も、人と人、人と自然の「ふれあい」がある商品です。

買った時に、社会へのつながりを感じるというとちょっと大袈裟な感じがしますが、社会の問題に関われる感覚があります。ちなみに、コラム担当なかのひとの財布は、バイダナイロンとよばれる産業用ナイロンの端切れを用いて作ったものです。

これらの商品や環境配慮やエシカル商品を扱う企業には、正直であることが求められていると思います。

どんなに、環境に良いことをしていても、実際にはたいしてやっていないことを大きく発信していたり、エシカルやエコ、SDGsといいながら材料の確保、加工や製造、流通で環境負荷や人権を無視していたりすれば意味はありません。それが発覚したときはSDGsウォッシュ、グリーンウォッシュとブランド信用が傷ついて相当大きな問題になります。

当たり前なことですが、正直であることはとても大事ですよね。

SDGsや環境配慮、社会貢献などを訴えている場合は余計にその姿勢が求められている。と感じているコラム担当なかのひとでした。

まとめ

そんなこんなで、「円安でノベルティは?SDGsは?2023販促•流行トレンドを抑える」でした。

まとめますと
・円安は目処が立っていない。
・グリーン成長戦略での補助金やESG融資で環境系投資が増えそう
・ライブコマースなどふれあい感が時流に
・正直さが大事


という感じでしょうか

はい、Wood+では、正直に環境にいいことやっています!


使うことで森が守られるのはもちろんですが、木をつかうことで二酸化炭素の吸収効率がよい森を増やすことになります。

「木を使うと、未来が守られる?」

https://eco-pro.ne.jp/columns/carbon-nt-novelty/


また、伝統工芸の加工技術継承もしっかりとやっています。

「木製グッズはどうやってつくる?」

https://eco-pro.ne.jp/columns/sdgs-goods-design/


「150年、木を継ぐ。ということ」

https://eco-pro.ne.jp/columns/inherit-the-wood/


林業にも貢献!

「木を植えるのは、なんのため?」

https://eco-pro.ne.jp/columns/thinned-wood/


興味のある方はぜひおよみください!

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

【ショールームのご案内】

フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。

木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。

なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。

TEL 0120-98-2339
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