
その日、なかの人は思い出した。
“検索”が、もはや検索ではないということを。
2025年10月──
AIは、もはや“答えを探す機能”をやめた。ユーザーの行動・嗜好・価値観を読み取り、
「あなたは本当はこう選ぶべきだ」
という“未来予測の提案”を、人間より早く返すようになった。
その瞬間、なかのひとは思い出した。
SEOに支配されていた検索を……アルゴリズムに囚われていたコンテンツ構文を……
──はい。
なんか巨人が進んで撃してくるような道入で大変失礼いたしました。
でもでも、でも、ですね。
AI検索。つかっていますか?
「セ○ムしてますか?」見たな聞き方ですが、
多分ですね、多くの人は、こう答えるとおもうんです。
「使っていない」
いや、あの、そう思っていても、
実は、すでにつかっているんです。
すでに、、、
あ、コラム担当なかのひと一号です。今日もゆるゆる環境に配慮したサスティナブルなノベルティについて書いていきます。
その日。検索は“検索”じゃなくなった。
はい、階段を登ろうとして、「階段を降りたなポル○レフ」な感じで、何を言ってるかわからないと思いますが…
そう、すでに、AI検索はもうすでに、知らず知らずのうちに、使っているんです。
普通にGoogleなどで、「ノベルティ」って検索すると、私とみなさまで検索表示が違います。
この制御には、AIがとうの昔、それこそ2019年くらいからはじまっていて、マルチモーダルがはじまった2021年あたりには、検索したワードに込められた意図を読み解いて、それも表示するようになっていました。
例えば、「富士山 登り方」で検索した時
それまでは
・富士山の登山道案内
・登った人のブログ
・近隣のお宿
などが並びがちでした。
2021年のMUMマルチモーダルの登場で、「登山のエキスパートは、登り方では検索しない。この人は初心者の可能性がある。」として関連検索なども踏まえて
・初心者のための登り方
・必要な装備一覧
・危険度のひくいルートの案内
・天気や気象情報
これらを自然な形で返すようになっています。
すごいのは、検索ワードから意図を読み解いて、状況までを推定していることです。
さすがに、富士山登りながら「登り方」なんて検索しないですし、AIは「この人は富士山の登山準備がしたいんだな。」と判断します。
専門用語を使うと「BERT」や「MUM」というAI検索のアルゴリズム。いや、AI検索モデルを導入していて、検索の理解・要約・パーソナライズのほとんどがAIで動いています。
なので、ほとんどの方はその自覚がなく、すでにAI漬けといってもいいくらいにAI検索を使っているんです。
そして──
2025年の10月、検索は検索じゃなくなってしまいました。
2025年10月AI検索革命は、すさまじかった。
と、いうてもですね。これまでの検索にもAIは使われてはいたんです。それは、そうはいっても、それまでの検索ベースに則ったレベルのものだったんです。
なのでSEO的にこういうことをすると評価があがりやすい。検索されやすい。という小手先というと角がたちますが、そういうことをしていると上に行きやすい。そんな感じだったんですが、
2025年10月 AI検索はついにSEOにがつんと“牙”を剥いてきました。
この時期のアップデートで、AIを元にして、AI検索が一段階、いや、三段くらいどどん!とギアアップ。
SEOなどWEBマーケティングに従事していると一度は耳にされたことがあると思いますが、
EEATなどを抑えていない加減な記事や、お金を払ったら上に行ってしまう恣意的なランキングサイト、SEOにはめっぽう強いアフィリエイト系のサイト。これらは、もう根こそぎ順位が下がったと言います。。
具体的にどんなサイトがAI検索でアウト判定に?
先の順位を下げたサイトがなぜそういう結果になったか、これは、シンプルな話です。
ユーザーが求めていることと、中身がズレすぎていたから。です。
Wood+の文脈でいうと
・「ノベルティとは…」とSEOを意識して書いてて、その定義だけ書いて終わる記事。
・「FSC®︎認証とは…」と認証の仕組みを書いて、自社の価値にも商品の魅力にもつながらないページ。
・AI任せで書いた記事
こういう記事やサイトは 2025年10月のアップデートで、軒並み評価を落としています。
通称「辞書型コンテンツ」「情報まとめ系の記事」「お金で順位や評価が変わるランキングサイト」
こういった、ユーザーの“本当の意図”を理解してない記事やコンテンツでSEOをやってきた企業やマーケターは、AI検索の世界ではもう生き残れない時代といえます。
AI検索時代に、ぼくたちはどう生きるか?
ちなみになんですが、これはもう手前味噌。ちょっとだけお付き合いください。
私たちのサイトは、AI検索とかが起きるだいぶ以前から、Googleの方針をしっかりと読み込んで、対応してきています。
そのため、単純に検索順位で上位に行くことだけを目的にしていなくてですね。
EEATを踏まえて記事を構成するとか、記事の評価もそこから何件お問い合わせがあったとかってやり方ではなく、記事から他の商品や事例ページなどへ、どれだけの人でページ遷移があったかとか、記事がどれだけ長くよまれているか、滞在時間とか、直帰率などを丁寧に評価軸に加えていました。

なので、このAI検索に「乗るしかない!このビッグウェーブに!!」とばかりに順位がとんでもなく跳ねました。(これは9月のGoogleスパムアップデート前後の影響ともいわれていますが、個人的には、AI検索の準備アップデートだったと思っています)
これ、単に順位が上がったというわけではなく、検索で入ってくるユーザーの数はセッション数でほぼ同じなのですが、余計なお客様が減って検索ニーズが近いお客様が多くなった印象があります。
いや、ぶっちゃけると、オーガニック経由でキーイベント発生数が昨対で+83.33%に上がっているんです。
セッションあたりの平均エンゲージメント時間、セッションあたりのイベント数も昨対30%近く改善。
直帰率も昨対40.3%から36.7%にそれぞれ改善しています。
いやー思い出すとですね。AI検索が始まる前、ざくっと2年くらい前とかに、AIOにFAQの充実が有効です。とか、AIに引用されることを意識して、AIに選ばれるように記事を構成すべき。AIが理解できる文章に構成で書きましょう。といった小手先系の話がありましたが、
そういうこと以上にちゃんとお客様が欲しがるコンテンツをつくろうぜ!ということなんじゃないかなと個人的は思っています。
もう、SEOとかAIO対応でアルゴリズムやAIモデルに合わせていく小手先系は通用しなくなって、お客様にむけて「意図・価値観・選択理由を示せるかどうか」で検索上位に選ばれる。という文脈を読んで判断するようなステージに移行している気がしています。
AI検索とサスティナブル販促の関係
そんなこんなで、WEBマーケティング界隈にとんでもなく大きな問題を引き起こしたSEOいや、AI検索の新しい時代のパラダイムシフトですが、
なんで、それがサスティナブル販促を刺激するのか?と言いますと
AI検索が、「モノ売り」と「コト売り」を理解しようとする方向に舵を切ってきたことが背景にあります。
もちろん、AIが企業の理念や倫理観を理解しているわけでもないですし、評価するとか、環境活動そのものを審査しているわけではありません。
ただ、これまでのような表面的な情報だけでは検索の評価がされにくくなっています。
AI検索で、コンテンツ全体の文脈を読み取って
・記事全体の一貫性
・どんな取り組みをしてきたのか?
・外部評価や引用などの正確性
・情報の透明性
こうした積み重ねを通じて「企業が何を大切にしているか?行動は伴っているか?」ここが判断しやすくなってきています。
つまり、これまでの一般的なノベルティグッズの価格を安くするために大量生産・大量消費をベースにしたバラマキ型のビジネスモデルや販促は、モノ売りとして認識されがちで
サスティナブルなことを踏まえて、適量生産・適量配布のサスティナブルな環境時代のビジネスモデルや販促は、コト売りとして認識されやすくなります。
検索は「価格・機能」から「意味・背景」へ
なんで、そのモノ売りとコト売りとで違いがあるの?って思いますよね?
この理由のひとつにGoogleがながく重視しているEEATとという品質指標があります。
E … Experience 体験
E … Expertise専門性
A … Authoritativeness 権威性
T … Trustworthiness 信頼性
E-E-A-T は“本物の経験・権威性・専門性・信頼性”を評価します。
これは「背景」「理由」「価値観」「どうして選ばれたか」などがしっかり語られるコト売りと非常に相性が良いのです。
サスティナブルは、この文脈とコトの集合体と言ってもいいくらいなんです。
私たちの商品、ノベルティグッズでちょっとあげると
・なぜこの素材を選んだのか?
・森のどんな問題の解決につながるのか?
・廃棄物や炭素をどれだけ減らせるか?
・企業として何をまもりたいか?
こうした意味や目的が存在して、ストーリーにしやすくなります。
それに、2020年以降、社会的にもSDGsをはじめESG、環境経営関連で脱炭素や生物多様性など、企業がやらなくてはならないコトが増えてきています。
若い世代を中心にして、ですがかつてないくらいに環境やサスティナブルな意識が高まっていることもあります。
こういった時代や社会を含んだユーザーが求めるのは、販促を、かつてのようにただのばら撒きとして捉えているノベルティや販促と、サスティナブルになったり、環境経営に貢献することができるノベルティや販促、
どちらが「今のユーザーが選びたい商品か?」ここを考えると、もう答えは出るのかなと思います。
だから私は、サスティナブル販促。
ここまで書いてきました。
AI検索はただの「情報の並び替え」ではなく、“意味” と “背景” を評価する方向に進化しています。
これは、企業の姿勢や行動、誠実さ、理念、一貫性といった“コト”の部分が見られる時代になったということです。
だからこそ、私はこれからの販促には、サスティナブル販促をおすすめします。なぜその素材なのか、どんな森を守るのか、どんな課題を減らせるのか、企業として何を未来に残したいのか。
こうした “意味” や “背景” を言語化できるサスティナブル販促は、ただのモノ売りではなく、企業の姿勢そのものを届けるコト売りです。
しかもそれは、AI検索に評価されやすくなるだけでなく、ユーザーが本当に求めている価値といっても過言ではありません。
「大量生産・大量消費で、とりあえず配るノベルティ」から、「企業の未来の約束や思想を届けるサステナブル販促」へ
この転換は、SDGsに始まったただの“ブーム”ではなく、ESGやTCFD、TNFD、ISSBと連綿と続く環境配慮の経営的な側面と、市場全体の環境へのかつてないほどの意識変化、そして、AI検索がそれらを読み取って適切に評価できるようになってきた検索対応と、
社会全体の流れともいえます。
サスティナブル販促におすすめの環境配慮グッズ
はい、ここからは手前味噌をこねにこねくり回して、私たち、めっちゃサスティナブルなんです。というのを出していきますね。
私たちのコラムなどをお読みいただいている方は、もうお分かりかと思いますが、復習だと思ってお付き合いください。
国産間伐材で森を守れてサスティナブル

いろんなサスティナブル素材がありますが、わたしたちはあえての木です。
しかも国産の木で、間伐材という森の維持管理で発生する木をつかうようにしています。
日本の森は、人の手が入らなくなってしまったことで森が崩壊しています。
最近話題になる。熊などの動物が街に降りてきて問題になることにも森の適切な維持管理がなくなったことが関わっていると言われています。
木の炭素固定でCO2削減になりサスティナブル

木の炭素固定というと、ちょっと難しく聞こえますが、植物の二酸化炭素を吸い込んで、酸素を吐き出してくれる。という光合成のことだとわかりやすくなります。
あの光合成で吸い込んだ酸素が吐き出されて、二酸化炭素(CO2)はどうなっているか?というと、炭素Cだけ木や植物のなかに閉じ込められます。
専門用語でいうと、グリーンカーボンといいます。
下のグラフは、木の年齢とCO2の吸収量のグラフです。
人と同じで、木も若い成長期に、たくさん栄養を摂るようにCO2を吸収してくれます。
森の維持管理で、CO2の吸収が鈍くなってきた木を切って若い木に植え替えると、CO2吸収効率のよい元気な森が増えて、たくさん温暖化などの原因とされる温室効果ガスを吸い込んでくれ流ようになります。
ちなみに、木の中に蓄えられた炭素は、切って、木製品などにしても木のなかに固定されたままです。
なのでグッズしても炭素は固定されたままなので、木のグッズを販促やノベルティに用いると、その販促は、サスティナブルにとても貢献しれくれます。
サスティナブル販促におすすめのノベルティグッズ
というわけで、おすすめのサスティナブル販促になるノベルティグッズです。
卓上カレンダー
間伐材の土台に、写真やイラストが映えるこなれ感のあるおしゃれ卓上カレンダーがつくれます。
モクリルスタンド

石油資源をつかわないアクリ、いやモクリルスタンドで、キャラクタースタンドに。販売商品としてもおすすめ
洋服ブラシ
さっと、ポケットやバッグに忍ばせて、ぱっと、身だしなみを整える便利なアイテム。木の香りが爽やかです。
まとめ
2000年ごろから、長く続いた「SEOの時代」いやー、SEOっていうとやたらめったらワードを詰め込んだり、被リンクの数で評価が変わったり、パンダアップデートやペンギンアップデートとか、YMYLでEEATがはじまったり、吸いもあまいも、いろいろありましたね。
ざくっとYMYL改訂のあたりから、Googleのスゴ味を感じてはいたのですが、AI検索はほんとエグいことになっていますね。
私の個人的な雑感は、「小手先系のSEOは一掃するぜ。」というGoogleの強い意志を感じています。
AI検索で文脈・背景・価値観までも読み取る “意思決定装置としての検索” に進化しているのをまざまざと見て、まさにパラダイムシフトを見ている気分です。
とかくすごいBERT、MUM といったAIモデルにより、検索は「キーワード」ではなく “ユーザーの本当の意図” を返す存在になっています。
かつて、SEO時代で主流だったような表面的な知識で埋めた辞書型のコンテンツや、企業の価値観や行動と結びつかない情報記事、あとはAIだけでさくっとつくられたような誰でも書けるような量産型の記事などは、軒並み順位を落として、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を備えた“本物”だけが残っているような印象です。
ただ、まぁ、私たちが本物かどうかは、読んでいる皆様で判断いただきたいところです。
とはいえ、私から言えそうなこととして、大量生産・大量配布の“モノ売り”ではなく、意図・背景・意味を語れる“コト売り”が、ユーザーだけでなくGoogleからも選ばれやすくなる時代になってきているように思います。
絶対にサスティナブル販促が正解!というわけではないですし、それぞれの企業や理念にあわせて適切な選択をすることが正しいと思いますが、一度はサスティナ販促を試してみていもいいのかもしれませんね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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