いやはや、木製品を扱っていると普通になってしまっているのですが、一般的な認知として意外なことかもしれませんが、木ってあざやかでこまやかなデザインのカラー印刷が可能なんです。
もちろん、紙の印刷物とはちがうので縁無し印刷などはいろんな工夫が必要になりますが、木材に鮮やかなカラー印刷をすることは可能です。
大事なことなのでくりかえしました。
木へのカラー印刷についてだけだとちょっともったいないので、木への名入れのあれこれについても書いていきたいです。
ノベルティは、ほとんどすべて「名入れ」の依頼を同時に受けます。
ロゴと名前を入れてというケースから会社のロゴだけ、名前だけ、というケースも
さらにこまかくなると、商品名やサービス名で、というケースもあります。
ノベルティアイテムは、販促のためでもありますが、ブランドイメージを背負っていることも多くあるので、目的に合わせてベストな名入れ方法をみつけたいですね。
今回は、そんな「木の名入れは。」について書いていきたいと思います。
木材ノベルティ名入れの王道「焼印」
木材への名入れというとこれを思い浮かべる方が多いと思います。
もはや木製ノベルティ名入れの「王道」が焼印です。
高温に熱した金型(焼きごて)を木にあて、焦げ目をつけます。
木材の木目や樹種によって微妙な違いが出てきます。その違いが味わいとなります。
名入れの範囲は、金型の大きさによって決まるのであまり大きなデザインはむずかしくなりますが手作りのようなあたたかみ、ぬくもりの感じる仕上がりになります。
ちなみに、「焼き」というだけあって木を焦がします。
こまやかなデザインのものや細い線のテキストだと仕上がりがきれいにいかないケースが多くなりがちです。
メリット
・手作りな感じのぬくもり感
デメリット
・こまやかなデザインには向かない。
ひとつづつ丁寧に作業いたします。
はやりのレーザー彫刻
レーザー彫刻は、文字通りレーザーで木材を切り出すことで型取ったり、名入れを行うものです。
こまやかなデザインだろうが、くねくねとまがったデザインだろうがレーザー彫刻の名入れならお手の物。
焼印みたいに熱で焦がすものではないので、焦げ目で滲んだ感じはでません。
逆に、綺麗な線やパズルのようなデザインであってもきれいに形がしっかりと出ます。
若干ではありますが、焼印やシルク印刷に比べると割高にはなります。
メリット
・こまやかなデザインを綺麗に仕上げられる。
デメリット
・すこし割高
カラーもできるシルク印刷
おまたせしました。ここからがカラー印刷の出番です。
シルク印刷は、シルクスクリーンのことです。切り抜いたデザインの版型にカラーインクを塗って印刷します。
デザイン展開は相当自由がききます。印刷範囲も焼印よりも大きなデザインが可能です。
また、鮮やかな印刷ができます。
筆で描いたような強弱やほそい線画のようなデザインもできるので、御社のマーケティングメッセージを余すところなく伝えられます。
メリット
・カラーで自由度の高く、大胆なデザインから、こまやかで繊細なデザインまで可能。
デメリット
・焼印に比べると温もり感はでない。
UVインクジェットはフルカラーも
ここ最近は、UVインクジェット印刷も注目の名入れ方法です。
え?これが木材!?と驚くレベルでのカラー展開、デザインの自在さが売りです。
インクジェット印刷なら木材に写真のように繊細かつ多色で、こまやかなデザイン、滲んだら困るテキスト、画像イメージでもなんら問題はありません。お手ものです。
進撃の巨人コラボもきれいな発色で、木と合わせたときに映えるデザインに
SDGsバッジのようなカラフルなものも綺麗に発色。SDGsのもつイメージとしても、プラスチックなどに印刷したものよりも、木、それも自然の循環に寄与する間伐材に印刷したほうが、SDGsらしい自然配慮の企業メッセージがストレートに伝わります。
ほかにもインクジェット印刷の事例がいくつかございます。
いろんなカラー展開事例を見てみたい!という方はぜひお問い合わせから。
まとめ
名入れもいろんな種類があります。
仕上がりのイメージに合わせて名入れを選びたいですね。
また、ロゴや企業名によってこっちの名入れのほうが綺麗にでる。こっちのほうがブランドイメージにあう。といったご提案も「全然」できます。
ぜひお問い合わせください!
【ショールームのご案内】
フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。
木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。
なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。
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