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海外訪日観光・インバウンドが本格再開でSDGsノベルティができること

「インバウンドを制するものが観光を制する。」

素人の不良高校生が、バスケットに出会って才能を開花させていく超有名マンガではありませんが、2023-2024のビジネスシーンはインバウンドを制するものがビジネスを制する。というような情勢となってきています。

はい、コラム担当なかのひとです。最近は2号の活躍によりあまりコラムの出番がありませんが、久しぶりの登場です。

さて、世界的に人と人の触れ合いを控えましょう。という情勢が落ち着いてきて海外からの訪日外国人の旅行者も増えてきましたね。
データによると2023年2月の一ヶ月間の訪日インバウンドでの日本への入国者は147万人。ただ、最盛期の2019年での2月では260万人でしたので、ここから120万人増の伸び代があります。

水際対策はすでに緩和されて、諸々を考慮すると2024年の秋ごろに最盛期2019年の状態に戻るといわれています。
2019年ごろは「観光立国」という言葉であれやこれやとやっていたのですが、当時とは世界情勢も変わっていてかつてうまくいっていたものと同じ戦略ややり方では「あれ?」となるかもしれません。

そんな観光・インバウンドとWood+のお家芸となりつつあるSDGsのノベルティに絡める業をぜひ御覧下さい。

観光立国2023

世界が流行病に襲われる前は、とにもかくにもインバウンドで訪日外国人をたくさん呼び込もう!という感じで年間2,000万人の外国人観光客を目標にしていました。

その後、外国からの観光客を招くことができなくなってインバウンドで湧いていた観光業は一度下火に、そんななかで総理が代わり菅元総理は「新・観光立国論」の著者デービット・アトキンソンさんをブレーンにされて2030年にインバウンド6,000万人という目標を掲げていろんな政策方針をとりまとめました。

この2030年インバウンド6000万人の概要は、これまでの近隣諸国からの短期滞在でとにかく数、数、数だったものを、欧米やオーストラリアといった遠方の国への転換でリピーターを増やしたり、中長期の滞在を促進したり、といった「量から質」への方針変更がなされています。

この方針は、前政権の元の目標ですが、現政権でも大きな変更は加えられておらず、観光業再生のために補助金や助成金などはどんどん増えてきています。
かつての数に頼ったインバウンドは短期滞在で、これからのインバウンドは長期滞在。補助金なども観光地の高付加価値化の公募が多いようです。

冒頭にも挙げましたが、世界的な流行病の前のインバウンドとは違う、質にこだわった観光業や観光地へ補助金や助成金が出る。という感じです。
観光立国2023は、「観光の高付加価値化」質への転換で時流をつかむことが求められています。

観光の高付加価値化とは?

観光地を高付加価値にするってどういうことやねん。という感じですが、先の「新・観光立国論」著者デービット・アトキンソンさんの言葉をちょっとだけお借りしますと、ホテルや旅館の宿泊施設の設備では、部屋数を絞って、多くても20部屋以下。装飾などの設備ではなく、接客の人にフォーカスをあてる。というような感じです。

ここからはコラム担当なかのひとの考えになります。

伝統文化財がある観光地の高付加価値化であれば、伝統文化財としてお城をただ見せるのではなく参加型のイベントが開催されて鎧兜をきて武者行列への体験や、実物を揃えて維持するのが難しければVRやARと絡めて忍者が隠れているのを探したり、謎解きのように隠しコンテンツを撮影してSNSへ投稿したらエクストラボーナスがあるような付加価値をつけるなどが考えられます。

ほかには、自然体験についてです。自然観光については、コラム担当なかのひとはフライフィッシングをします。
世界のフライフィッシングフィールドに比べると日本のフライフィッシングフィールドは、かなり変わっていて、一言で言うと「滝の中で釣りをしている」ように見えるといいます。

そこで沢登りをしながら、フライフィッシングだけでなくキャニオニング・ブッシュクラフトで簡単な休憩スペースをつくったりなんかもしつつ、河のほとりにグランピングなどの施設があって宿泊もできるネイチャーツーリズムになっている。というような高付加価値化も考えられそうです。

また、アメニティの品質を上げて、「え?これ、もらっていいの?」というのも高付加価値化と言えそうですね。

サスティナブル・ツーリズム

さてさて、このWood+ではつかうだけでSDGsになる木製のノベルティグッズを紹介していることもありまして、やはりSDGsといいますか、サスティナブルであるものを取り上げていきたいと考えています。

世界的な観光地、リゾート地といえばなんといってもハワイです。
そのハワイではにわかに注目を集めているのがサスティナブル・ツーリズムです。

マラマ(思いやり)・ハワイと呼ばれていて日焼け止めの成分に有害な成分が含まれていないものを使用する。海洋生物には無闇に近づかない。森に入る時には靴の土などをしっかり落として外部の菌などを持ち込ませない。エコバック、マイボトルの利用促進といった生き物の多様性を守ることに主眼が置かれています。

もちろん、電力についても自然再生エネルギーの利用を促進するなどがあるようです。

スウェーデンの取り組みというと、北欧といえば環境先進国のイメージもあって、やはりな。という印象があります。
特筆すべきは、公共交通機関の地下鉄、電車、バスで100%再生可能エネルギーを利用しているなどがあるようです。

ちなみに、日本でも「グリーン・デスティネーションズ」という観光地の国際認証団体主催の世界の持続可能な観光地100に岩手県佂石市が5年連続で選出。
海洋プラスチックを目で見るツアーがその対象になっているとのことです。

SDGsノベルティとインバウンド

日本政府観光局(JNTO)でも、この世界的な流行り病で消費にあたっての意思決定というと大袈裟ですが、消費動向がかなり変わったと言います。

ひととひとが触れ合わない情勢で一気にDX化が進んだことで、これまではWEBやSNSなどに触れてこなかった人でも触れざるを得なくなり、通勤などの時間が減ったことで調べたりする時間も増えました。

その結果、購入やお問い合わせ前の比較・検討が入念なものになっていると言います。
ちなみに、この傾向はコラム担当なかのひとも実感しています。

自分がほしいアイテムの購入について、ECサイトでものを見て、口コミをみて、SNS、Youtuberなどのレビュー動画(ガチレビューだけ)を見て、口コミのサクラなどのレビューチェックもして、さらに他のECサイトで金額が低いところがないかを確認してと、購入にいたるまでにいろんな情報やコンテンツが増えたという側面も大きく影響していそうですね。

Wood+でもいわゆるサイトのビュースルーコンバージョンが増えているなぁという実感があります。

さて、これはほどほどにして、

SDGsノベルティとインバウンドの関係については、やはり顧客とのロイヤリティの向上、ブランディングの向上のため、というところに主眼を置きつつ、ホテルや旅館であれば、近隣の森の木をつかうことで生き物の多様性や林業、文化の維持になることをさっと伝えるようにするのが良さそうです。

地域の文化的な木工技巧などをちょっとでも用いたアイテムであれば、インバウンドのお客様が持って帰って帰国してからの口コミ効果やリピーター獲得にもつながるはずです。

おすすめノベルティ5

インバウンドにおすすめのSDGsなノベルティについてです。

観光地でのイベントなどに参加されたインバウンド、訪日外国人観光客の方向けのアイテムと、ホテルや旅館に宿泊された場合でのインバウンド観光向けのSDGsなノベルティについてです。まずは観光地でのイベントに参加された方むけのノベルティ

喧嘩札

https://eco-pro.ne.jp/product/jb490/

祭りなどで神輿の担ぎ手さんがつけているような木札。イベント参加でもらえたらやはりとても嬉しいものになります。
お祭りの名前などを刻んだり、担ぎ手のチーム名を入れたりで愛着を感じる木製ノベルティになるはずです。

思い返すと、私も海外に大学の研究で行った時に参加したイベントでもらったボールペン(何の変哲もない普通のボールペン)を大事に使っています。

ミニ絵馬ストラップ

https://eco-pro.ne.jp/product/jb075/

神社仏閣でのワークショップや観光ツアーなどに参加されたインバウンド向けのSDGsなノベルティです。
小さくコロンとしたサイズで持って帰っていろんなものにつけることができます。

ポーチやスマートフォンなどにつけてもらって誰かに観光での体験を口コミしてくれると最高ですね。

杉うちわ

https://eco-pro.ne.jp/product/jb203/

これからの季節におすすめのうちわです。花火大会の枡席やツアーで配布されるのがおすすめです。
欧米ではあまり扇子やうちわをつかう文化がないとのことですが、日本でも昔はやった三角形のあのタペストリーみたいに壁に貼ってもらったりなどで使っていただけると思います。

次は、ホテルや旅館での高級アメニティ向けのアイテムです。

扇子

https://eco-pro.ne.jp/product/jb376/

ぱっと見の和風な造形、名入れをシンプルに入れるだけで決まるデザイン。おすすめです。
扇子は先のうちわでもありましたが、扇ぐ文化がないとのことですが、女性のアクセサリーとして使われるようです。
和テイストで、アクセサリーとしてもかなりユニークです。

一合升

https://eco-pro.ne.jp/product/jb273/

和テイストな見た目、インバウンド訪日外国人観光客の方が持って帰って小物入れとして使ってくれそうです。

まとめ

はい、インバウンドの方むけのSDGsになる木製ノベルティについてでした。
なかのひとの訪日外国人の方が増えたなぁと実感するシーンは、帰りの主要ターミナル駅ですれ違う外国からの方の数が一年前よりも圧倒的に増えた感じがします。

2号に聞きますと、コスプレやゲームのイベントなんかで、以前よりも外国の方が増えたといいます。
ここ数年、とても大変だった観光業界はこれからが復活本番となりそうですね。

ちなみに、下記のデータは国内のデータになりますが、内閣府の調査で92.9%の人が環境に配慮されているアイテムとそうではないアイテムとでは、環境に配慮されたアイテムを選ぶ。というアンケート結果があります。

この傾向は海外の方、インバウンドの方でも変わらずあります。
ただのノベルティではなく、つかうことで、日本の森が守られて、地域の固有のいきものも守られる。
自然の光合成の力でCO2も吸収削減になる。

そんなノベルティの紹介でした。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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