多くの自動車メーカー様では、3月決算ということもあって、10月あたりには販促やプロモーションをどうしよう、とあれこれ最後の準備を始めることと思います。
お忙しい方々のために、このコラムの結論をさくっとお伝えしてしまうと、サスティナ販促で差をつけませんか?というものです。
もう世界的に環境の時代、もはや21世紀は環境の世紀。といっても過言ではなくなったとおもいます。
たしかに2024年までは、意識は高まっているものの、消費などの行動にはいまいち結びつききっていない。という感じでした。
そんな消費行動の意識が2024年秋から2025春には、その行動に変化があるかもしれないと予想しています。
というのも2023年に過去最高気温を世界のいたるところで更新。
さすがに2024年の夏は、去年ほどでなく気温も例年通りに落ち着くかと思いきや…昨年のコピペよろしく災害級の暑さ、過酷な夏の日が続きました。
「このままだと、まずいことになる。」
2年連続の災害級の夏の暑さは多くのひとのに、環境問題の深刻度を”環境問題の深刻さが!「言葉」でなく「心」で理解できた!”とまさに、体験でまざまざと強制的に触れたことで、消費者の動向や消費行動の変容が起きるのではないか?と思っています。
具体的なデータとして、2022年と2023年の消費者意識の調査で、環境への意識が150%上昇した。というデータもあります。
PwC 社会を変える内なる変化 サステナビリティに関する消費者調査 2023
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/consumer-survey-on-sustainability2023.html
とはいえ2022年から2023年では、「いやーまずいねぇ」という感じで意識が大きく変わりましたが、まだ「理解できた!」と覚悟ある消費などの行動変容にはつながっていませんでした。でも、さすがに2年連続での暑さが「自分ごと」の体験が強制的に2年連続で行われたことは相当にインパクトのあることだったのではないかと思います。
そんなこんなで、自動車メーカー、カーディーラー様向けに、2025年の3月決算期に向けてサスティナ販促始めませんか?というコラム行ってみましょう!
Z世代だけでない?環境意識
もう知られていることですが、若い世代ではすでに環境意識は相当たかく、Z世代向けでは環境系の販促ではもはや前提といってもいいくらいになってきています。
これがじわじわと進んでいわゆるF1層(20-34歳の女性)にもその意識は及んできています。
ノベルティなど貰えるものが環境配慮がされているだけでも十分にブランドイメージの向上や、サスティナブルなブランドであるという認知獲得に結びつきます。
ちょっと余談ですが、世代と性別での環境意識調査では、10代、20代は男女ともその意識がたかいのですが、行動、とくに消費へとなるとすこし鈍る感じ。30代では男女とも意識が急落します。とくに男性がほぼ興味関心がなく、行動や消費への転換は当然おおきくありません。そこから40代はよこばい、50代から上向きであがっていきます。
意外なことに60代から70代はぐんぐんと伸びて相当意識が高く、さらに消費行動もあることがわかっています。
ハルメクシニアマーケティングLAB「SDGsの認知度は シニア世代で8割超、20代よりも意欲的! ~シニアのSDGsに関する意識と実態調査2022~」
https://biz.halmek.co.jp/column/investigation/sdgs-820-sdgs2022.html
ちょっと話を戻しますと、日本は、2年連続で地獄の業火のような夏、酷暑を強制的に体験したことで、意識から行動への変容が起きることがおきるかもしれないといわれています。
というのも、以前アメリカでハリケーンカトリーナによる大災害で、環境意識がそこまでつよくなかった地域の人たちが被災し、環境に問題があるということを体験したあとでエコ消費が向上したり、団体がつくられたりといったことがありました。
GLOBAL GREEN 「On Eve of 5th Anniversary of Hurricane Katrina, Green Renaissance Takes Hold In New Orleans」
https://globalgreen.org/blog/on-eve-of-5th-anniversary-of-hurricane-katrinagreen-renaissance-takes-hold-in-new-orleans/
意識が行動に変わる時は、かならず「体験」が間に挟まれるといいます。
あまり褒められることではないですが、私も不摂生や無理を重ねたことが原因か、体を病んでから食べるもの、寝ることと、生活に気をつけるようになりました。
似たような体験をされた方はおおいのではないでしょうか?
2年も連続で酷暑、10月にもおよぶ真夏日と余韻ものこるものの強制体験は、これまで意識レベルだった人たちの行動や消費にすくなくない影響があるのではないかというものです。
これを裏付けるデータや法則、論文などの事例は確かにあるものの、わたしたちにそんな、行動や消費の動機に変容が起きているかどうかはまだ不確定なものです。
しかし、はやめにこの変容の兆候をつかめれば来年以降、販促で大きな差をつけられます。
この兆候をつかむためにも、まず新車の試乗イベントやショールーム来場のかたへサスティナブルなノベルティを配布するなどでテストマーケティングを実施して、これまでとの違いをしっかりとデータとして掴み市場の変化をしっかりと把握する。そんな一歩目がちょうどよいかもしれません。
この決算期では大きな失敗はできないと思いますが多くのお客様が来場されると思うので、ざっと10,000-50,000個くらい配り、全世代での意識変容、消費変容の傾向をつかめれば、これからのAI や需要予測にもかなり有効なデータとして使えるはずです。まずはエコなノベルティのサスティナ販促から!いかがでしょうか?
自動車メーカー向け環境・SDGsノベルティ
自動車メーカーにとって、ノベルティグッズは販促プロモーションの一環としてとても重要なものです。私たちの特性グッズを踏まえると、環境意識の高いZ世代と高齢者のなかで特に女性をターゲットにした商品、新車の販促、プロモーションに用いていただくとかなり好印象が得られると思います。
さらに、自動車メーカーに限らずですが、プライム市場に上場されている会社ではTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に準拠するレベルで脱炭素関連のことを公開していくことが義務になっています。これに合わせるようにテレビCMにも再生エネルギーなどで制作されたグリーンCMがうまれたりと、販促プロモーションであっても、ステークホルダーや評価機関などからの企業評価になる時代です。
ノベルティグッズも、この脱炭素になるようなものにあわせる必要があると思います。
「細部に神は宿る」はかの世界的なデザイナーでもあるミース・ファン・デル・ローエの言葉ですが、環境に配慮したEVやハイブリッド車であれば、プロモーションにまでしっかりとコンセプトを落とし込めると統一した世界観で販促が可能になります。
本田技研工業株式会社様の実績事例:工場に植っている森の木の管理で、発生した間伐材など木材を用いてグッズを作成
お客様アンケートや工場見学のグッズとしてご利用いただきました。
サスティナ販促として、木でノベルティグッズをつかい、販促につかうことで、環境面では、その販促が脱炭素として気候変動対策、温暖化対策になり、森の環境を整えることで生物多様性にも貢献します。社会面では、木工加工の技術継承、林業を中心とした雇用を生み出すので地方創生にも貢献します。
TCFDだけでなく、TNFDにESGとはばひろく御社のサスティナブルアクションに貢献できます。
「その販促は、未来をつくる。」
なお、自動車メーカー様の実績はほかにもたくさんございます。お気軽にお問い合わせください。
サスティナブランドの構築・イメージ向上へ
さらに伝えますと、木には光合成の力でCO2を吸収、固定してくれる力があります。
これは、大気からCO2を削減できるということです。
学校でも光合成でCO2(二酸化炭素)を吸ってO2(酸素)を外に吐き出してくれる。と習ったと思います。
なお、炭素(C)は、木の栄養源として木に蓄えられます。
そこで、木を切るとどうなるのか?炭素は後出されてしまわないか?というと…
木を切ってもそのままです。
グッズなどに加工してもそのままです。
焼いたり、腐らせたりすると炭素は外に放出されますのでご注意ください。
さらにさらに、日本の森ではいろんな問題が起きてます。
例えば、この夏もテレビのニュースを騒がせた熊が街に降りてきてしまう問題があります。
これは、問題のすべてがここにあるとはいいませんが、日本の森の環境が悪化してきていることに原因の一つがあると言われています。
日本の森では、これまで里山や人工林といった森で林業による人の手が入ってきました。
でも、外国から安い木が入ってきたりで、国産の木を使わなくなったことで、人の手がはいらなくなってしまいました。
上のイメージが人の手が入った森と問題になっている森の比較です。
林業の手が入らなくなった放置された森は、木がやせたり枝葉が鬱蒼として影ってしまうこと、風通しがわるくなってじめっとすることで、生き物にとってよくない環境になりました。そのため、森で食べるものも少なくなり、人里へ降りて行ったりと問題が起きています。
木が痩せると、根っこが浅いところにしかいかず、森に降った水を貯める力もよわくなり、土砂崩れも起こしやすくなります。
日本の木をつかって、ノベルティグッズなどで販促することは、これら気候変動、森のいきもの、土砂くずれなど問題解決の一助になります。
販促することが、環境を守るアクションになる。そんなノベルティグッズです。
ちなみに、決算期にあわせて先着で上の本田技研工業様のスマホスタンドを100,000個配布した場合
上のキーホルダーで平均的に 320kgのCO2削減が期待できます。
一般家庭から排出されるCO2で計算すると650日分の削減となります。
さらに進めると、新車で走行1kmあたりの排出CO2が分かれば、それをもとに何キロ分削減なども計算可能です。
お問い合わせください!
自動車業界おすすめノベルティの種類と特徴
私たちの商材を考えると、Z世代、ミレニアル世代を中心に環境意識は高めなので、新社会人となって車を購入など若い世代向けの自動車販売、プロモーションにバッチリです。
車のノベルティグッズなので、キーホルダーやキートレイなど鍵のものがもちろんおすすめです。
さらに、車内で使えるノベルティグッズももちろんおすすめです。タンブラーも蓋付きにできます。
ファミリーカーでは、お家でお子様といっしょに色塗りができるようなものもGoodです。
さらにARなどデジタルテックをグッズに組み合わせるなども可能ですよ!
おすすめノベルティ
オリジナルキーホルダー
https://eco-pro.ne.jp/product/jb280/
自由に形を変えて作れます。
車の形でつくって配布されたり、メーカーのロゴ、ブランドロゴでつくってもおしゃれです。
名入れは、木の質感をいかすなら焼印やレーザー彫刻
カラーで木に鮮やかなイメージをつくるならシルク印刷やフルカラー印刷がおすすめです。
ちなみに、こちらを10万個つくったら、
ざくっと319kgのCO2削減が期待できます。ただ、これだとよくわかりません。一般家庭から排出されるCO2で計算すると65日分の削減。
車に置き換えると、ハイブリッド車の平均で計算すると、ざくっと4,267km走行分のCO2を削減することにつながります。
キートレイ
https://eco-pro.ne.jp/product/jb326/
1 枚の木の板でつくるキートレイです。見た目におしゃれなデザインで、玄関先にあると空間に木の温もりがありつつ、垢抜けた雰囲気を醸し出せます。
おすすめの名入れ方法、デザインは、焼印でロゴを真ん中に入れたり、シルク印刷で車のシルエットを印刷されたりという形がおすすめです。
ちなみに、こちらを10万個つくったら、
ざくっと9574kg(9.7t)のCO2削減が期待できます
一般家庭から排出されるCO2で計算すると 1942日分の削減
車に置き換えると、ハイブリッド車の平均で計算すると、なんと129,333km走行分のCO2を削減することにつながります。
くるまの芳香材
https://eco-pro.ne.jp/product/jb552/
ひのきの香りがいい具合なのと、木のもつ自然の調湿効果、消臭効果でいつでも車がさわやかに
芳香剤ではなく、あえての「材」です。お忘れなく。
ちなみに、10万個つくったとしたら
CO2を1596kg(1.59t)削減効果が期待できます。
一般家庭で、324日分
ハイブリッド車の平均で計算すると、結構すごい!21,280km走行分のCO2を削減することにつながります。
ガーランド
https://eco-pro.ne.jp/product/jb544/
ファミリーカーのノベルティにおすすめです。形を三角形以外に変えられるので季節のイベントにあわせて作ることも可能です。
決算期の販促ではなかなか季節の行事やイベントが多くないのでむずかしいのですが、自動車やお家の形、樹木の形などでつくって色塗りをするなども
こちらでは10万個で2,234kg(2.2t)のCO2削減が期待できます
一般家庭から排出されるCO2で計算すると 1942日分の削減
ハイブリッド車の平均で計算すると、こちらもすごい!29,787km走行分のCO2を削減することにつながります。
子供も楽しく、お家も飾れて、エコな販促なんてすばらしい!
蓋付きタンブラー
https://eco-pro.ne.jp/product/jb543-1/
実用性の高いノベルティの代表例としてこの蓋付きタンブラーがおすすめです。
結構しっかりとしまるシリコン蓋で運転中も安心です。
ドリンクホルダーにもがちっとはまるスリムデザイン
容量は350ml なので、某世界的な人気のコーヒーチェーンのまんなかサイズ(350ml と言われています)がいい具合におさまります。
10万個でCO2 を6,797kg(約6.8t)削減効果が期待できます。
一般家庭の排出で1,379日分
お決まりのハイブリッド車の平均km走行あたりのCO2排出でおきかえると、90,627km走行分のCO2を削減することになりそうです。
ここで用いているハイブリッド車の排出量は50~100g/kmにて計算しています。
自動車メーカー各社や、国土交通省が燃費やCO2排出量に関するデータ、環境機関の公表データをはじめ国際的な基準に基づた測定値を元に計算しています。
VRやARを用いて、たとえばお子様に木でできた車に色塗りをしてもらって、仮想空間を走らせてスマホ連動で走らせることができるように。
さらに、SDGs教育として脱炭素の取り組みを遊びながら体験できるようなものができるとよりよいかもしれません。
「販促も進化する?ノベルティ× AI やメタバース最先端から加速する」
まとめ
自動車メーカー向けの2025年決算期に向けた販促におすすめのノベルティでした。
異常気象、気候変動として災害級の夏を2年連続で体験した私たちは、意識の段階を超えて消費の行動の段階へとそのフェイズが移行していくと思います。
ドイツの記事ですが「The impact of climate change awareness on behavioralchanges in Germany: changing minds or changing behavior?」
にてこれの裏付けになるような事象が報告されています。
段階としては環境の意識 > 体験 > 行動・消費へ という流れになるようです。
消費もいきなり大きなものにはなかなか移行しにくく、小さなものや日常の電気などから少しづつという感じのようです。
そういう範囲であれば、すでに電気などは日本でも消費につながっていることもあるので一押しなにかあれば大きくかわるかもしれません。
さらにノベルティでは、2021年のころに比べると環境に配慮したグッズが圧倒的に増えたことなどもあって、この記事の内容でいうと行動と消費の間くらいに日本はあるのかなと思います。
環境意識が消費につながるとなれば、販促、プロモーション、CM、広告すべてがこれまでと変わっていくことが予想できます。
自社のサイトや認知データなどをとるのであれば、ノベルティから!大きな予算をかけずに配れますし、サイト連動のARやVRの企画などでロイヤリティなども計測可能になるはずです。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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