みなさま、突然ですが6月15日は栃木県民の日だったり千葉県民の日でもあり、学生さんはお休みだったりする傍ら…実は「オウムとインコの日」として制定されていることをご存じでしょうか?!
あ、申し遅れました。コラム担当の2号です。
「オウムとインコの日」は私が勝手に作り上げた日ではなく、鳥飼い界隈では有名であろうあのNPO法人さまによって制定された鳥達の幸せを願ったり鳥達のことを思いやり考える日なのです。
ちなみに…日にちは語呂合わせで06月(オウム)15日(インコ)からきているそうです。わかりやすいですね。
Twitterでも普段からインコ多め且つ鳥類写真等も投稿をさせていただいておりますが(鳥多めでもはや鳥アカウントになりかけてる疑惑)、コラムの方でもちょっといつもと違う趣向でノベルティについて書いてみようとふと思ったわけでございます。
飽きたとかじゃないんですよ…ネタ切れとかじゃあないんですけどね…??
たまには「〇〇の日」にちなんでノベルティのお話しをさせていただくのも良いかなと思った次第でございます。
ということで、今回はオウムとインコの日から鳥の為にもなる間伐材を使ったSDGsなノベルティの回となります。
間伐材を使うことと鳥達は関係あるの?
間伐材ってそもそも読んで字のごとく「間伐」した際に出る木「材」の事なのですが、この間伐という作業が実はすごく大切で森林破壊ではなくむしろその逆で、森の健康を守りCO2削減対策にもなります。
日本の森を守ることで森に住む鳥達の生息環境と餌となる果実や穀物類等が豊かに実ることにも繋がる為、実は無関係というわけでもないのです。
日本の鳥たちの住処や餌がとれる環境をしっかり守っていかないと、今は普通に探せばウォッチングできますよーというくらい身近な野鳥ですら、いずれ絶滅危惧種になってしまったり最悪絶滅…なんてことにもなりかねません。
もちろん鳥達だけでなく、私達人にとっても生活を脅かすようなことに繋がってしまうことも…
例えば地滑りしやすくなったり熊下山など、人にとって危険でマイナスな一例です。
実際このコラムを書き始めた朝のニュースで北海道の熊の遭遇率が高いとの報道があって、道路で熊がこっちに向かってきている映像を見てしまいました…本当に!
そんな私達や鳥達の生活を守ることにも繋がる間伐で出た木材は、言ってしまえば貴重な国産の木材の一種でもあります。
輸入の素敵な木材も多種ありますが、せっかく国内でしっかり使える木材があるなら活用しない手はありません。
間伐材だからといって通常の木材より質が悪いとか、弱ってるから使えないといったことはありません。
普通の木材と同じように立派な木材として活用することができるのです。
国産木材を使って鳥の住む森や木を守れるのなら、使わないのはもったいない…!
ということで鳥達と間伐材を使うということは関係ありありなのです。
SDGsとの関連は?
間伐材を使うことと鳥達との関係性を解明したところで、恐らくこのコラムを御覧いただいていらっしゃる方が注目ポイントとされているかもしれない「SDGs」との関連性について。
先程記載した森を守ることとCO2対策のあたりが大きく関わってきます。これに関しては画像を御覧いただくとわかりやすいかなと思います。
間伐等人の手を加えないで森を放置してしまうと木が生い茂り一見自然豊かで素敵!と思えますが、木がもりもりしてしまうと太陽の陽が背の低い植物や土まで行き届きにくくなり、元気がない弱々しい状態に。
土も栄養が少ない状態になり、結果樹木同士で栄養を奪い合って根っこもしっかり張ることができず、木々全体が弱々しい状態になってしまいます。
それが地滑りや土砂崩れが起きやすい弱い森や斜面になる原因で、少ない雨量で土砂崩れが発生しやすい危険な状態に繋がります。
これを間伐という形で手を加えてあげることでしっかりと土まで日光が届き、木や森の健康を維持していくことで人が住む環境を守ると同時にSDGsの「11.住み続けられるまちづくりを」や「15.陸の豊かさを守ろう」に貢献することにも。
CO2削減対策として二酸化炭素の吸収量がほとんど減少してしまっている木を伐採して吸収量が減る前の若い木へ植え替えることで、二酸化炭素の吸収量を減らさないようにすることが「13.気候変動に具体的な対策を」に繋がります。
更に間伐で出た間伐材を被災地の工場で加工等の作業をすることで「8.働きがいも経済成長も」に。
ノベルティという使いやすい形へ活用することで、「12つくる責任、つかう責任」、ノベルティの袋詰めや検品など一部の作業を障碍者の方へお任せさせていただくことで「10.人や国の不平等をなくそう」の3つの目標にも繋がります。
更に陸だけでなく巡り巡って「14.海の豊かさを守ろう」という合計7つ目の海に関する目標達成にも繋がるのですが、これも解説すると長くなってしまうので、こちらのコラムをご参照ください。
間伐材のSDGsノベルティ・記念品で、森も海もおしゃれに貢献
https://eco-pro.ne.jp/columns/sdgs-wood/
ということでSDGsの17の目標のうち、7つを達成することができとっても関連がある!ということになります。
侮ってはいけない。鳥×ノベルティの使いどころは実は結構ある!
さて鳥達と間伐材、SDGsの繋がりをおわかりいただけても結局鳥とノベルティってどういうシーンで使うの?一体どんなものが…?と、はてなな方もいらっしゃるかもしれませんので、そこのあたりを踏まえていくつかの間伐材製ノベルティをピックアップして解説していきます。ピィー!!
◆小さめサイズがかわいいノベルティ
ちょこっと鞄につけたり、鍵につけてみたり…いろんな場所に付けて持ち歩いたりもしやすく貰った人に身に着けていただければ販促にも繋がるエコな木製ノベルティになってくれる。そんな身に着けやすかったり置いておいても邪魔になりにくい小さいサイズのノベルティをまずはご紹介します。
今Twitterで連日トレンド入りしている鳥グッズを作っている作家さんが集まって様々なオリジナル鳥グッズを販売展示をしているイベントのような場所で来場記念品や、それぞれのお店の購入特典等としても。
どれも規定サイズに収まる大きさなら、形を変えたオリジナル形状で作っても形状変更による追加費用はかからずにアレンジすることができ、予算が限られている場合でもこだわりをもって作ることができるというメリットも。
オリジナリティを大切にしたいハンドメイド作家さんがノベルティとして使うのにもおすすめです。
オリジナルチャーム
https://eco-pro.ne.jp/product/jb287/
杉の間伐材から加工して作られている、木のチャームです。形はもちろん、印刷や彫刻のデザイン方法もお選びいただけるのでデザインを大切にオリジナルノベルティを作ることができます。
大きさは縦横それぞれ4センチ以内なら形状変更が無料になります。
鞄に着けたら鳥さんが飛んでいるかのように見える翼を広げて飛んでいる鳥の形や、コガネメキシコインコさんでよく見かける宙ぶらりんなデザインで作れば鞄からぶら下がってゆらゆらしているように見えたりと鳥さんならではのかわいいチャームになってくれます。
アクリルより傷が目立ちにくく焼印やレーザー彫刻での彫刻なら落ち着いた色味になるので、ちょっとした場所に付けても木のナチュラルテイストが優しい自然派チャームになって、アクリルとはまた違う良さがあります。
引っかけて飾っても普段使いする鞄や鳥かごを運ぶ用の鞄に付けておくだけでSDGsに繋がり、チャームとして使うだけで森を守ることになる鳥に優しい木製チャームです。
金具がキーホルダータイプのオリジナルキーホルダーもございます。
カップ麺キーパー
https://eco-pro.ne.jp/product/jb370/
実は今年に入ってから弊社のオリジナルキャラクターでサンプルとして制作して展示会で配布させていただいた際にもご好評いただいていた、カップ麺の蓋を抑えてくれるヒノキ間伐材から作られた小さな便利屋さん。
写真のサンプルはオリジナル形状で台紙も完全オリジナルデザインでQRコードも印刷してみました。
自社HPやSNSアカウントへ繋がるQRコードを台紙に印刷すれば、アクセス数や販促としても役立ちます。
本体はレーザー彫刻でデザインをしており機械での彫刻なので結構細かい線とかでも綺麗に彫刻してくれるので、凝ったデザインで作りたい!といった方も一度ご相談してみてください。思ってたよりいけちゃうかもしれません…!
このカップ麺キーパーもオリジナルチャームと同様に、大きさが規定サイズ以内なら形状変更による追加費用はなしです!
裏面にマグネットを装着してカップ麺を食べるとき以外はかわいいマグネットとしてもお使いいただける、2WAYタイプにアレンジして作ることも可能です!(こちらのアレンジは費用が変動致しますのでご希望の際はご相談ください)
今手元にカップ麺がなかったので代わりにマグカップに添えてみましたが、飾るだけでも結構かわいい…
カップ麺のフタを抑えたり飾っておくだけでもかわいいけど、それだけで間伐材を使っていることにもなるのでしっかりSDGsに繋がります。
カップ麺をひっかける部分の形はなしでオリジナル形状のマグネットを作りたい場合は、オリジナルマグネットがおすすめです。
傘マーカー
https://eco-pro.ne.jp/product/jb338/
杉間伐材から縦3センチ×横3センチ以内と小さめサイズのチャームにシリコンリングがついた小さめアイテムで、傘以外の場所でも活躍してくれるすぐれものです。
3センチサイズ以内ならこちらも形状変更による追加費用はなしで、デザイン方法も焼印・レーザー彫刻・シルク印刷からお選びいただけます。
シルク印刷で単色のシンプルなデザインでつくってもおしゃれなノベルティになってくれます。
こんな感じで飛んでいるようなデザインと形状にすれば、傘に付けた時に飛んでいるようにゆらゆら揺れてとってもかわいいのです。
これは鳥さんならではのおすすめポイントだったりもします。
雨の日は特に迷子になりがちなビニール傘の持ち手部分につけておくことで目印代わりになって見つけやすくなります。
テプラで「〇〇署」とか「GPSテスト中」と印刷したものを貼っておくという盗難防止対策も話題ですが、外見的にもちょっと圧が強めなので…傘マーカーをつけることで圧力なく素早く自分の傘を見つけたかったら傘マーカーの出番です。
リングがシリコンで少し伸ばすこともできるのでペットボトルにつけてペットボトルマーカーにしたり、マドラーにひっかけてチャームにしてみたりする使い方もできます。
これから梅雨があけてもっと日差しが強くなってきたら、日傘につけて使うのもおすすめです。
木製部分のサイズは同じで、シリコンリングのサイズが小さめな傘マーカーminiもございますのでお好みのサイズをお選びいただくことも可能です。
◆大きすぎず小さすぎず、軽量でお持ち帰りいただきやすいノベルティ
チャームや傘マーカーに比べるとサイズ感は少し大きめですが、重いとか置き場所に困るようなものではなく日常使いもしやすいものを選びました。
サイズ・重さ的にも持ち帰りやすく、カフェや動物園等のノベルティとしてもおすすめです。もちろんどれも使うだけでSDGsになり、野鳥たちの生息環境を守ることにも貢献できます。
鳥好きにとってはエコで野鳥にとっても役立つ優しいノベルティです。
オーナメント
https://eco-pro.ne.jp/product/jb298/
杉の間伐材を薄くカットして切り出して作る、オリジナルの木製オーナメントです。
レーザーカットで切り出している為、人の手だと難しいような細かい形も切り出せたりします。(細すぎる部分がある場合は耐久性の観点から難しい場合がございます)
このオーナメントも縦横7センチ以内であれば形状変更は無料で自由に形をアレンジして作れます!
例えばフクロウさんの形、文鳥やセキセイシルエット、白鳥さんなど…鳥類だけでもシルエットや大きさが全然異なるのでいろんな鳥の形でつくるだけでもオリジナリティ溢れるオーナメントになってくれます。
形を併せて印刷方法も選んで、お店の名前を入れるだけでも他とは被らないけどナチュラル感もあるノベルティを作ることができます。
お部屋の中で飾るもよし、車でぶら下げて飾ってもよし。飾っておくだけでSDGsに!
ティースプーン
https://eco-pro.ne.jp/product/jb340-2/
ステンレス部分は金属食器の生産で有名な新潟県燕三条地域で作られているものを使用し、飾り部分はヒノキの間伐材を使用したちょっとこだわりもあるけどSDGsなスプーンです。
飲み物を飲むときはもちろん、コーヒーゼリーなどの小さめカップスイーツをいただく時にもいい感じのサイズ感です。
木製部分は縦横3センチ以内にすれば…もうここまで来るとお察しいただけるかもしれませんが3センチ以内なら形状変更による追加費用はなし、です。
カフェで限定メニューを頼んだ方限定のノベルティとしても併せやすく、長く普段使いしやすくもあるおすすめノベルティの一つです。
同じサイズのフォークタイプ、デザートフォークもございますので、セットにしてもいいし単品でも。
スライスコースター
https://eco-pro.ne.jp/product/jb247/
杉間伐材を使って1.8ミリとかなり薄めに加工したおしゃれな木製のコースター。
厚紙のコースターと同じくらいの厚みで、紙のように濡れたら使い捨てるタイプではなく繰り返し何度もお使いいただけます。
使い捨てじゃないというだけでもエコですが、間伐材を使用しているのでもちろんSDGsにも繋がります。
薄くて軽いのでかさばらず、貰った人にとっても荷物になりにくく持ち帰りやすいというポイントも。
台紙と一緒にオリジナルデザインでつくることで、より限定感のあるデザインにすることもできます。
台紙だけでなくコースターにQRコードを印刷して、お店のメニューが閲覧できるようにするのも戦略の一つです。フルカラー印刷で裏面にQRコード、表はイラストやお店のロゴ等を印刷するというデザインでも作ることができます。
国内の間伐材という資源を有効活用しつつ、販促もしっかりできる環境に優しい木製ノベルティです。
まとめ
カフェ、イベント、個人のハンドメイド作家さんでも…!インコとオウムに限定したとしても、実は結構活躍の場は様々な木製ノベルティ。
そして使うだけで間伐材を有効活用することになり、無理なく普段使いもしやすいノベルティなので使う人を選ばずどなたでも気軽に生活の中に取り入れやすくなっています。
作る側の目線で言うと、追加費用なしのまま形の変更ができたり印刷や彫刻のデザインや方法も自由にお選びいただけるので、選択肢も広くデザインやブランドイメージに併せて制作することができます。
自由度が高いのでこだわりあるオリジナルノベルティ作りができ、同じ木製でも他とは被りにくいものに。
使えば使うほど森を守ることに繋がり、それがそのまま自然界に住む鳥達だけでなく動物たちの生息地を守ることにもなるというわけです。
せっかく作るなら最近求められている環境への負荷が少ない地球に優しい国産間伐材を、ノベルティという形で取り入れてみませんか?
ロット数やこんなことはできるのか?等ご不明点はお気軽にお問い合わせしてみてください。担当から折り返し回答をさせていただきます。
メールでのお問い合わせはこちらから。
実際にオリジナル形状で制作した過去の事例も掲載している資料もございますので、宜しければダウンロードしてお持ち帰りください。
イメージ感や少しでもお役に立てる部分があるかもしれません…!
つい鳥達のテーマだったので長くなってしまいましたが、流石に今回はこれで終わります。
ありがとうございました!来年もまだコラム担当だったらまた同じ日に同じテーマで書こうと思った2号でした。
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