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リサイクルプラなどエコな環境新時代に販促マーケティングが、SDGsブランディングに

さて、最近なにかと雑貨屋さんやインテリアショップはもちろん、ファッションブランドのショップでも「再生プラスチック製」「リサイクルプラ」といった言葉をよく見かけるようになりました。

なかには、海洋プラスチックリサイクル素材でバッグを作られていたりします。

ファッション関連は、とくに欧州でこういった環境や人権配慮のおおきなながれができる以前からエシカル消費と呼ばれる消費の動き、市場の目があります。

これまでのコラムでは、ホテルや旅館といった観光業向けのコラムにて詳しく書いています。

ホテルや旅館にこそ、国産木材のエシカルアイテムを

https://eco-pro.ne.jp/columns/ryokan-novelty/

ざっくり解説しますと、2000年ごろにファストファッション系のアパレルブランドがこぞって発展途上国へ工場を新設し、安い労働力に長時間労働やきびしい就労環境で搾取労働にちかいビジネスモデルで低価格でありますが、価格の割にいいものを提供することができていました。

この搾取労働が明るみになり欧州を中心に問題となって、そのアンチテーゼとして生まれたのがエシカル(道徳的)消費という動きとされています。

エシカル消費に合わせて、ここ数年ではSDGsをはじめESG経営なども広まりを見せてきていて、環境配慮や人権配慮をしないと取引しない。という企業や、銀行では融資の金利を優遇しない。という影響として現れてきています。

このエシカル消費からつづく人権と環境配慮としてここ最近では、ガンプラと呼ばれるプラモデルで再生プラスチックで作られたものが発売されたり、携帯電話の外装にもこの再生プラスチックを用いていたりします。

この環境新時代に、販促でも「再生プラスチックを使用。」といったエシカルワードが用いられていて、販促やマーケティングがそのまま環境SDGsのブランディングとなりつつあります。

今日のコラムのテーマは、この「販促しながらSDGsブランディングに」になります。

目次

「販促マーケティングしながらSDGsブランディングに」

先にもあげましたが、ここ最近ではスマートフォン・携帯電話の広告やファッションブランドの製法として環境に配慮したリサイクルプラを利用しています。というエシカルグッズのアピールをされている企業が多くなってきました。

ほんの数年前までは、興味がある人のなかの話でしかなかったようなリサイクル素材や、環境負荷の少ないエシカルグッズですが、案外とこういった環境配慮のアクションが売上につながる。ということがわかってきたこともあります。

例えば、アウトドアメーカーのパタゴニア社では「消費を減らして、長期間使ってもらう。修理する。リサイクルする。」という普通の企業とはちがうアクションを継続したことで、消費者の心を掴んで10年間で売上が約4倍になったといいます。

紹介しきれませんが、そのほかにもいろんな売上につながった。採用に人材が集まるようになった。という事例があります。

「なるほど、環境に配慮した製品なら売れるのか」と思われるかもしれませんが、ちょっと気をつけたいポイントとして「SDGsウォッシュ」といった言葉があります。

「SDGsウォッシュ」というのは、表面的な環境や人権配慮で、企業活動の実態が伴っていないと指摘を受けてしまいます。

ノベルティ「だからこそ」求められる環境・人権への配慮

再生プラ、リサイクルプラなんかの環境配慮をはじめても「SDGsウォッシュって言われちゃうのはやだな。」と思われるかもしれません。

確かに、環境やエコなアクションをはじめてもSDGsウォッシュとされて否定的に市場や消費者に受け取られてしまってはあまり意味はないですし、ひどいと株価に影響を及ぼしたり、大手企業から取引を控えられてしまったり、という影響も考えられます。

なので、SDGsウォッシュとされてしまうケースについていくつかまとめました。

・人権配慮が不確かな産地のものを継続的に扱いながらSDGsやエコの表現を行なう。

・銀行などでは、火力発電所など環境負荷の大きな事業への融資

・森林破壊的な業者との取引停止を掲げたあとも継続的に取引を行う。

といった「ごまかし」をしてしまうとウォッシュとされてしまうようです。

ノベルティはとかく、安価なものを大量配布して認知につなげる。という目的が強いため、製品一個あたりにかけられる価格は低く設定されがちで海外製造のものが本当に多いです。

海外製造で産地の人権配慮が不確かだったり、人権以外でも輸送で二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが大量に発生していたりすれば、SDGsや環境配慮に対応していると言い切れないのではないか?と考えています。

国産の木、それも使うことで森が元気な状態で保たれる木材をつかい、人権面もしっかりと対応できるようにしています。

環境新時代におすすめSDGsだけではないノベルティグッズ

SDGsにしっかりと対応していて人気なアイテムを紹介していきます。

国産木を利用したカレンダーで年末のご挨拶でSDGsの取り組みを

企業では年末年始のカレンダーというと、壁掛けのものをかなり大量にいただいてしまって、ちょっと困る。という問題がありがちです。

カレンダーを配布する企業としては、使っていただくことが大事ですが、たくさんもらってしまって使い道に困って捨ててしまう。となっては意味がありませんし、環境配慮的にもよくないです。

そこで、おすすめなのが卓上タイプのカレンダーです。

担当者に直接使ってもらえますし、壁掛けタイプとちがって自宅へ持ち帰ってもかさばりません。

ここ最近の在宅、リモートワークにも対応できるのも嬉しいポイントです。

プラスチック製のアイテムにつけてSDGsにチューブ絞り

歯磨き粉をはじめとするチューブアイテムはどうしてもプラスチックの品質、強度が大事になるのでなかなか再生プラスチックへの変換を進めにくいものになるかと思います。

そこで、むりに再生プラやリサイクルプラにするのではなく、エシカルな木製品ノベルティグッズをつけることで環境負荷を低減するなどにおすすめです。

先のパタゴニア社の取り組みではありませんが、無駄なく最後まで使い切ることで消費量を減らすことというアクションへ繋げられると思います。

まとめ

販促やマーケティングがそのまま環境SDGsのブランディングとなる?ノベルティアイテムのおすすめの紹介でした。

SDGsの取り組み、エシカルであることや、環境配慮であることは、取り組むことで結構おおきな反響がありますが、なかなか企業の中で変化を起こす必要もあります。

そのため、SDGsをはじめよう。となると社内で反対の声があがりがちです。

反対意見が強くあるなかで無理にことを進めれば、反対意見はさらにつよくなり、ともすれば企業に大きな支障がうまれることにもつながりかねません。

そこで、ノベルティやカレンダーでSDGsの一歩目をはじめる。ことをおすすめしています。

やり方としては、これまで配布していたノベルティアイテムを環境配慮のものに変えてみて、お客さまの反応や声がどのように変化するか?を肌感で実感してもらいつつ、数値的な影響を検討して反対意見の方々にこういう反響があります。とすることで、反対意見を吸収して進めていくことができるようになると思います。

Wood+ではそんなSDGsはもちろん環境配慮に対応したノベルティグッズばかりです。

事例集もありますので、ぜひダウンロードしてください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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