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SDGsノベルティのポイント3選 国産間伐材の木製エコグッズ

SDGsノベルティのポイント3選

世界的にSDGsが生まれてよりはや7年。幾度もなかの人は、使うだけでSDGsになるノベルティグッズのコラムを書こうと試みてきた。が、その度に上司が怒りに狂い、画面を埋め尽くす大波となって押し寄せてきた。(怒られてはいないです。)

はい、世界的な環境配慮、人権配慮のながれが強くなってきています。

プラスチックを巡っては、プラスチックストローやプラスチックスプーンやフォークなどの利用はもちろん、プラスチック容器、プラスチックコップなどまでが歯牙にかけられ、まさに「我らは、環境と人権を配慮し、SDGsに王道楽土を建設するために来た。」と、とある谷に一気呵成に攻め込んできたク○ャナ殿下のようないきおいです。

そんななかでコラム担当なかのひとも、「うだつのあがらねぇ国産木製グッズを扱う平民出に、やっと巡ってきた幸運か?それとも破滅のワナか?」とばかりに、脱プラスチック!SDGs礼賛!!のコラムを書いています。


はい、「ノベルティ+ SDGs」と検索すると、まぁまぁたくさんのサイトが表示されます。SDGs対応というアイテム、SDGsグッズなどの環境配慮商品も多くみられて一年前と今年とでその数も大きくかわりました。スーパーなどで買い物される方もほぼ100%といってもいいくらいにエコバッグを持ってきています。自分もマイバッグ持参でコンビニでお買い物しています。

もう脱プラスチックのながれは圧倒的です。会社でもタンブラー持参で出社していますし、プラスチック製のコーヒーカップ(持ち手にかぽっとはめてつかうタイプのカップ)は撤去されています。

そんな脱プラスチック!環境配慮!なSDGsの世界では、世界的に「SDGsウォッシュ」と呼ばれるごまかし行為もあるといいます。


例えば、弊社Wood+では、木をつかってノベルティグッズをつくりますが、この木が外国材や違法伐採の木だったりすると、「SDGsに対応している。」と言い切れなくなります。


というのも、違法伐採の木であれば、それを使うこと自体が森林破壊で、生態系はもちろん温暖化の原因をつくることにありますし、外国材はカーボンニュートラルやネットゼロという考えでいうと、輸入で炭素をはじめとする温室効果ガスが排出されてしまい、環境にいいはずのアイテムでも環境負荷が大きくなってしまいます。


海外製造がすべてだめ。というわけでないですが、原材料の調達・商品の製造加工・輸送・組み立てなど、すべての製造工程(サプライチェーン)を通して環境と人権に配慮がされているかどうかが伴になってきます。
今回のコラムでは、SDGsに対応するノベルティで抑えるべきポイント3つまとめてみました。

1.SDGsウォッシュって?ノベルティだけでない事例

SDGsウォッシュって?

さて、SDGsのノベルティで抑えるべきポイントの1は、SDGsウォッシュについてです。
このウォッシュというのは、洗うなどの意味もありますが、英語の「White Wash(ごまかし、取り繕う)」が語源となっています。

なかのひと視点だと、「ウォッシュ=洗濯なので、SDGsの洗濯?」とかそういうイメージがありましたが、ごまかしといった意味になるのですね。ほかにこのウォッシュが用いられているものでは、グリーンウォッシュ、スポーツウォッシュなどがあります。

SDGsウォッシュとは

「SDGsを通じて、環境と人権へ配慮しています。」というアピールをしつつ、その裏では生産製造工程などで環境負荷がかかる行為をおこなっていたり、不当な就労環境で搾取的にな労働をもとに安価な生産をしていたり、といったものがSDGsウォッシュとされます。


SDGsノベルティの事例ではありませんが、かつて世界的なブランドの製造ラインの海外委託先で、ある問題が起きました。そこでは、生産で環境負荷がかかる廃液などを処理などをせず排水していたり、労働者もかなり過酷な環境で安価な賃金での労働を強いられていることが明るみになりました。


世界的なブランドと、該当の海外製造の委託先とはただの下請け関係で直接の系列工場でもなかったのですが、結果として世界的なブランドの責任が問われて、不買運動となり、数年にわたって数兆円規模の損失が出たといいます。


こわいのは、自社のことではなく、製造に関わる関係先のことでも責任を取らされてしまう。ということです。

SDGsグッズと思って、いざ買ってみたら実は炭素発生がとてもつなくて、海外製造で人権面でもあまり管理がされていないなどがあると、SDGsウォッシュと批判されてしまうことがある?かも…しれません。SDGsグッズをノベルティとして配布する前に、環境と人権にしっかりと目が行き届くような仕組みがちゃんと機能しているかは確認したほうが良さそうです。

特にノベルティグッズではビジネスモデルの特性もあって、こういった環境や人権への配慮に目がいきとどかなくなる可能性が高い傾向があります。

ノベルティグッズのこれまで

ノベルティアイテムでは、まだ大きな問題となっている事例はありませんが、ノベルティアイテムのビジネスモデルの特性を振り返ると、「安価なグッズを大量生産、大量配布する。」というものになっています。

広告の雨を降らせる。というとちょっと大仰ですが安価なものを大量配布するモデルでは、注意が必要です。というのは、「安価なものを大量配布するのは、モノあまり時代で一般消費者の趣向や志向からはずれてき始めている。」といいますか、、、

たくさんつくっても配りきれずに在庫になってしまうリスクも高いですし、夏のうちわなどを街角で配っていると道ばたやコンビニのゴミ箱に捨てられていたりして、せっかくノベルティグッズでロイヤリティの高い集客や販促、お客様の認知を前向きに獲得したいのに、ネガティヴマーケティングになってしまっている可能性もあります。

また、安価ということは環境や人権面の配慮で製造工程はもちろん資源の獲得や、輸送などまで幅広く問題がないか?など確認をしないと先のような自分の預かり知らないところで「SDGsウォッシュ」と炎上してしまったりなどのリスクを抱えてしまうかもしれません。

SDGsについて

ちょっと順番が前後してしまいますが、SDGsについて簡単に触れておきたいと思います。SDGsとは国連が定めたもので、2030年までに達成する17つのゴールのことです。

Sustainable Development Goals の略でSDGsとされています。

和訳しますと、「持続可能な開発目標」という直訳っぽい感じとなっています。

人と環境にやさしく、経済的な開発がされることで得られる恩恵(飲料水、教育、医療など)を世界的にひろめつつ、それでいて環境負荷も減らしていきましょう。というものです。

2.SDGsノベルティグッズ選びはサプライチェーンこそ重要

SDGsノベルティグッズ選びはサプライチェーンこそ重要

次に、SDGsノベルティで抑えるべきポイント2は、サプライチェーン(製造工程)をチェックする。になります。先にもあげましたが、SDGs対応のノベルティ選びには、サプライチェーン(製造工程)のチェックというのがとても大事になります。

SDGsとESG経営

SDGsとは少し変わりますが、似た言葉でESG経営というものがあります。
こちらは、環境と人権に配慮した企業経営を評価するもので、金融機関や投資機関もかかわってきていて大手企業を中心に対応が進んでいます。
中小企業も関わりはあるのですが、そちらはこちらのコラムにて確認いただけますと幸いです。

ESG経営の評価は、投資機関や金融機関が行うのですが、ここの評価でSDGsウォッシュが見つかるとかなり大きな影響があるといいます。また、ESG経営は、中小企業でも資金繰りで頼りにされる地方銀行でもESGの取り組みをもとに金利を優遇したりといったものも現れ始めています。

SDGs対応のノベルティアイテムでは、おしゃれなもの、機能性のあるものもありますが、ESGをもとに考えると、まずはそれがどういうサプライチェーン・製造工程でつくられたのか?を考えるとわかりやすいと思います。

例えば、環境にやさしい素材でつくりました。とあっても半分以上がプラスチックやアクリル(化石燃料資源)のものであったりすると製造工程で温室効果ガスが発生してしまいますし、海外で製造されたものを輸入していれば輸送での炭素についても、ESG経営やESG投資での指標の一つGHG計算では気にしないといけないのがESG経営といえます。

GHG計算とは

GHG計算とは…Green House Gas (温室効果ガス)の計算 となります。

企業経営を通じて発生させてしまう炭素量を計算して、どれだけ削減ができた。できなかった。こういった施設や機構、機材に変えたから本来の発生量よりも環境負荷が減らせました。といったものになります。

このGHG計算での数値をESGではコーポレートガバナンスとして公開するなどがあります。

3.SDGsノベルティは大量から適量が鍵に

SDGsノベルティは大量から適量が鍵に


最後に、SDGsのノベルティで抑えるべきポイントの3は、大量から適量に。となります。

ノベルティアイテムの代表的なものといえば、街角で配られているティッシュや夏場のうちわがあります。
いまから10年くらい前でも、配られていてももらわない。という人もおおく、夏場のうちわについては、近くで捨てられてしまっていたりして、広告効果を期待してもネガティヴなイメージになってしまったりもします。

というのも、ものあまり時代が長くつづき、ミニマリストとよばれる物を持たない人も現れているなかで、かつてのノベルティのような安価なものを大量生産し、大量に配布する。ような販促や集客戦略、ビジネスモデルが次第次第に合わなくなってきています。

SDGsノベルティグッズの実績

弊社の事例で大変恐縮ですが、SDGsノベルティとして商品採用いただいた実績にて

SDGsノベルティの商品事例

こちらのうちわの配布時には、おしゃれと評判で行列ができていまでもご愛用の方がいらっしゃるとのことです。


せっかくくばってもすぐに捨てられてしまったり、余ってしまったりすれば、SDGsとしてはマイナスですし、ウォッシュではないにせよ、配ってももらってくれない。喜ばれないとなると社内のモチベーションにも関わってきます。

SDGsノベルティのおすすめ商品

つかうだけでSDGsになる商品のおすすめをいくつか紹介してコラムを終えたいと思います。

01.SDGsなヒノキスマホスタンド

人気のノベルティグッズとしてスマホスタンドがあります。スマホスタンドは、自分で買わないけどあれば使うという商品になっています。なので、ノベルティとして配布したときにとても喜ばれる商品となっています。

価格は、税込表示でシルク印刷での印刷も可能なのでフルカラーでのデザイン、名入れも可能です。例えばQRコードをいれたりなども可能です。

02.SDGsな卓上カレンダー

年末年始の挨拶の定番グッズ、SDGsカレンダーです。ここ数年のリモートワークや在宅ワークで、「壁掛けタイプのカレンダーだと配っても使ってもらえず、廃棄となり環境負荷になるからいらない。」という声もちらほら聞こえてきています。

卓上タイプなので、担当者に直接手渡ししやすく、在宅やリモートワークでも持ち帰りも嵩張らず喜ばれます。さらに木製のエコなグッズなのでつかうだけで環境負荷の面でもGood。

価格は、税込表示です。デザインの変更も可能で、シルク印刷での印刷も可能なのでフルカラーでのデザイン、名入れも可能です。例えばQRコードをいれたりなども可能です。

SDGsカレンダー事例集

SDGsカレンダー

つかうだけでSDGsになるノベルティグッズと年末年始に配るだけでSDGsになる木製卓上カレンダーのカタログ事例集はこちらから

03.SDGsな杉コースター

コースターもノベルティ人気の高いアイテムです。自分で買うと、正直なんでもいいかなという感じでこだわりもなくできるだけ家計負担にならない商品を選びがちですが、木のおしゃれなシンプルデザインのコースターは人気が高いです。

カフェレストランの新規開業のノベルティグッズとしてはもちろんですが、地場の食材を用いてつくるアルコール飲料、クラフトビールやクラフトチューハイのノベルティグッズや店舗のコースターとしておすすめいたします。

シンプルな焼印で名入れを行えば、格式高いイメージに、カラーで印刷すれば馴染みやすい雰囲気にデザインできます。税込価格表示で、名入れデザインもフルカラー印刷も可能で表現の幅が広い商品となっています。

04.SDGsなヒノキエアフレッシュナー

ヒノキのエアフレッシュナーは、香りのノベルティとしてとても人気の商品です。もちろん、本物の木をつかっているエコなSDGsグッズです。

香りグッズは、香りの選好(好き嫌い)がある商品なので、ノベルティとして配る場合にどの香りにするか?を誤ると配りきれなくなったり、配ってもあまりよくないブランドイメージになってしまったりします。

ヒノキの香りは自然の香りなので、苦手。という人がすくなく、ひとつの香りで多くのひとに好感触をもって配れるノベルティ向きのSDGsグッズです。デザインについても形状、形の変更も可能で、ロゴの形や会社名。建物のシンボルなどでつくることができます。

特に自動車整備のカー用品、カーグッズショップ、タイヤ交換や車検工場などのノベルティにおすすめです。あ、帽子の形でつくれますし、黄色も特色指定でいけますよ。

税込価格表示で、名入れデザインもフルカラー印刷も可能で表現の幅が広い商品となっています。

05.SDGsなキートレイ

こちらは、自動車メーカー様におすすめのノベルティグッズです。というのも先にあげましたESG経営やGHG計算といった炭素に敏感なのが自動車メーカー様と言えるからです。

このキートレイは、木で作られているので、つかうことでSDGsになるのはもちろんESGとして年老いた森の木を使い、若い木の森へと更新することにつながりカーボンニュートラルとしての貢献も強くできるグッズと言えます。

企業の森や社有林を保有していれば、そこの木を用いてつくることができるので、ぜひお問い合わせください!自動車の体験試乗やショールームでプレゼントや、ハウスメーカー様の初回打ち合わせプレゼントなどでもおすすめです!

まとめ

最後に、SDGs対応のノベルティで抑えるべきポイントの3つを振り返ります。

SDGsノベルティポイント

1.SDGsウォッシュに気をつける。
2.サプライチェーン(製造工程)をチェックする
3.大量から適量に

この3つをケアする。ということになります。

ここからは、もう手前の味噌を菊練りのごとくこねくりまわしてお伝えしていきますと、Wood+で取り扱っているアイテムは、すべて国産の木をつかい、国内での製造にこだわっています。目の届く範囲でしっかりとした雇用がなされています。

サプライチェーンについても、伝統技巧を現代にのこす技術継承などの文化的な配慮もしっかりとして、ノベルティグッズを職人の手でひとつひとつ丁寧につくっています。

使うだけでSDGsになるノベルティカタログ

弊社のアイテムはつかうだけで、森は守られ、SDGsや気候変動、温暖化へ具体的な取り組みにつながるものばかりです。この辺りを詳しく知りたい方やいろんな事例集について興味がある方は下記のバナーから

SDGsグッズ事例紹介カタログ

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

【ショールームのご案内】

フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。

木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。

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