
近年、SDGsやESG経営をはじめ消費者の環境意識が高まっていくこともあって、ありがたいことに私たちのアイテムを扱っていただく企業様が増えてきています。
販促・ノベルティに限らず、周年記念、カレンダーや日用品などいろんなシーンでつかっていただけるのですが、しかし、その一方で長く使っていると「お客様から飽きられてしまうのでは?」という声もチラホラと聞かれるようになりました。
たしかに、長く使っているといつも木か…と思ってしまうかもしれません。
しかし、それは本当に「お客様の声」なのでしょうか?
案外と、社内で「これ、いつも同じだよね。」「変わり映えしないよね。」と社内の目と声での判断かもしれません。
むしろ、お客様にしっかりとサスティナブルなブランドやイメージが定着するまでには、「飽きる」くらい徹底的に繰り返すことが大事になります。
また、N1マーケティングなどでもありますが、本当に聞くべき顧客の声でネガティブなのであれば変えることは有効な判断になります。
と、サスティナブルであることは、単に世間で言われているからとまSDGsとさわがれているからと、一時的な流行的なことでの判断も大事なのですが、長期的なブランド戦略としての視点も求められます。
そんな木製品に限らず、サスティナブルな販促品や記念品などを使い続けることで、どのようにその価値を進化させ、ブランドやイメージの定着ができるのか?その方法を考えます。
「飽きられる。」それ、本当にお客様の声ですか?
たしかに、ずっと同じものを毎年配っていると、「これ…お客様にどうおもわれているかな?」と不安になるかもしれません。
ですが一旦、落ち着いて思い出してください。
3時のおやつは…
やっぱりイナバ!〇〇人乗っても…
そうだ京都、…
この3つのCMキャッチは、飽きられても、なにしても続けて続けて続け続けたから、多くの人にあの声でリフレインするくらいに定着しているわけです。ここまでではないにしても、ブランドやイメージとしてお客様にしっかりとした定着を目指すのであれば、飽きられてからが本番です。
もっというと、案外、お客様は飽きていないことが多いです。
むしろ、コレクション欲求を刺激して、数年集め続けると下の写真のようなトーンとマナーがしっかりと合った小物インテリアコーナーが作れるようなノベルティを毎年もらえるのであればお客様は飽きないですし、楽しみに待ってていてくれるはずです。

毎年、ノベルティや記念品をもらえることを楽しみにできるか?
木製品、とくに木製の小物は、もらっていやだな。と思う人が少ないアイテムです。
デジタルデトックスといった言葉もあるくらいに、現代人はデジタル漬けになっています。
これからAI をはじめDX,VUCA,OODAといったデータありき、「やはりデータ…‼︎データが全てを解決する‼︎」な社会構成はいっそう強くなっていきます。
それに対してのカウンターカルチャーではないですが、温もり、あたたかみ、ふれあい、自然と本質的・本能的に人間が求めるものとして木製品はあります。もちろん全てのお客様を網羅的に満足させるというのは難しいかもしれませんが、ノベルティグッズとしてもらい続けたら下記のイメージのようなインテリアが誰でもつくれてしまう。

そんなデアゴス○ィーニのシリーズみたいに構成化されたノベルティや記念品にしてしまえれば、飽きられることは無くなると思います。
私たちの木製品であれば、それが可能ですし、続けてもらうことが楽しみになって、気がついたらサスティナブルブランドとしてのイメージもしっかりと定着します。
それでいて、サスティナブル。
少し話が変わりますが、ここ数年、一度は「エモい」という言葉を耳にされたことがあるかと思います。
とくにZ世代を中心にして使われていた言葉ですが、先にあげたデジタル文化、AI やデータ社会へのカウンターカルチャーとしての側面がとても強い言葉です。
もちろん、木製品はエモいグループに属します。
話を戻しますと、サスティナブルであることは、社会や世界の流れです。
とくに欧州へ市場展開をされている場合、サスティナブルに対応していないと経営ができない。という声もあがっています。
一方で、サスティナブルなアイテムは往々にして、あまりエモくないものが一般的です。
わたしたちの木製品は、ただの木製品ではありません。
もっというと、間伐材をつかっているだけでもありません。
日本の木工加工技術の継承を未来に繋いだり、里山地域への地域活性化にもなり、ほんとうに日本の森、日本の里山を未来に残したい。とおもっています。
詳しくいうと、ほんとうにキリがなくなってしまうので、一部だけくわしく、あとはざくっと紹介します。

日本の森や里山は、人の手が入ることでその豊かな環境が保たれてきました。
ですが、過疎化、高齢化で森や里山から人の手が離れてしまったことが原因で、荒れ果ててしまっています。
森に棲む動物が、街に降りてきて大きな問題を起こしてニュースになったり、これまで問題なかったような雨風でも土砂崩れで大きな被害が発生したり、人の手が入らなくなってしまったことで問題が起きています。

私たちの木製品をつかうと、この人の手を森や里山に取り戻す一助となります。
ほかにもSDGsであれば最大で7つに貢献。
気候変動や海の資源の回復など、さまざまな貢献がありますが、今回はこのあたりにしておきます。
まとめ
「ずっと、木だと飽きられる?」でした。
ざくっとまとめますと、飽きられているかどうか?はお客様の声なのかをしっかりと判断することが大事になります。
とくに社内や直接の担当になってくると、ずっとそれに触れ続けるのでさすがに飽きてきたな。と感じることもあるかもしれません。
でも、続けることが価値になります。
もっというと、デジタルが一層進む社会にあって木製品などのエモグッズは、お客様のインサイト、お客様の本音、本能に届くアイテムは求められていくものです。
そのノベルティを貰い続けるとどんな最終形態になるのか?それをお客様に知っていただく、デア○スティーニ方式の販促、ノベルティ、記念品の使い方もありです。興味関心がある!という方は、お話だけでも、もしくはサンプルだけほしい。でも構いませんのでお問い合わせください!
そんなサスティナブルシフトの時代にあって、飽きられても続けて、突き抜けていくことが大切というコラムでした。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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