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SDGs対応、環境に優しい木粒サシェのオリジナルノベルティ

結局関東はほとんど雨が降らない日が多いまま、いつの間にか梅雨が明けましたね…雨の日が圧倒的に少なくないです…?
湿度は高いけど…え、梅雨とは…??なんて気付かぬうちに影が薄いままどこかに行ってしまった梅雨…さようなら…

梅雨は去れど、湿度は高い…蒸し暑いですね…湿度が高かったり蒸し暑かったりすると、湿気とかにおいが気になったりとこの時期特有のいろんなお悩みもありますよね…

昨年のパターンで考えると10月くらいまではまだ暑い日が続く可能性が高いので、湿気、におい対策グッズはまだまだ需要がある!のです。

ということで今回はエコの中のエコといっても過言ではない、国産ヒノキ材を活用した香りアイテム、サシェ特集の回となります。

サシェって要はおしゃれな香り袋って感じのアイテムで、一般的には袋の中にハーブとかドライフラワー等が入っているタイプが多いようですが袋の中身はこれ!という決まりは特になく、ドライフルーツを入れたり香り高い紅茶の茶葉を入れてみたり…何を入れるかは使う人、作る人のアイデア次第なのだそうです。

そんなこんなで世の中にはいろんなサシェがあるわけですが、弊社のサシェは木製。

日本の間伐材をそのまま活用していることでSDGsに対応しているのはもちろん、香料等は使わずヒノキそのものという自然素材を使用している為、環境にも見た目にも優しい香りのノベルティグッズです。
少し深堀りしてご紹介していきます。

ヒノキ粒のサシェ

https://eco-pro.ne.jp/product/jb345/

冒頭部分でも記載した通り、袋の中身はヒノキの間伐材を使用していますが袋の口を留めている飾り部分も国産間伐材でこちらは杉材を使用しています。袋は不織布の手触りが良く優しい質感。

1つのアイテムで日本国内の間伐材代表2種を活用することに貢献していたりもします。
チャーム部分やパッケージのタグ部分をオリジナルデザインで製作することが可能で、さりげなくチャームを自社ロゴの形にして、タグをオリジナル仕様でつくってみたり…といったアレンジもできます。

本体そのものはシンプルだからこそ、チャームとタグの目立つ箇所二か所をアレンジするだけでしっかりオリジナルデザインのノベルティグッズにすることができます。

クローゼットや玄関に置いて消臭防虫アイテムとしてだけでなく、大胆にお風呂にそのまま入れてヒノキ風呂にする…なんて使い方もできちゃいます。
車に置いて天然素材の消臭アイテムとしても御活用いただけます。芳香剤や強い香りが苦手な方でも使いやすいので、既成の芳香剤を使わない方にもおすすめできます。

ヒノキの香りが弱くなってきたら、お気に入りの香りのアロマや精油を木粒に垂らしてあげるとまたヒノキとは違う香りをお楽しみいただけるアイテムになってくれたりもします。

中身の粒と端材の活用サイクル

袋の中に入れている木の粒は、専用の機械で角や面取りをしてまるっとしている小さなキューブ型に加工しているものを使用しています。

機械の下からは加工の際に出る木の屑(木屑)が排出されて結構すぐに貯まっていくのですが、これも無駄にしませんよ。木屑ですら捨てずにしっかり別の形で活かしているのです。

画像のように、機械で木粒に加工したと同時に出た端材は、牧場へ寄付させていただいて動物たちの敷材にしてもらったり、木のプラスチックとして全く別の製品に生まれ変わったり…と、全部しっかり活用しています。


◆牧場への寄付のお話し
株式会社雪印こどもの国牧場さまの活用事例

◆木屑を使った新しいタンブラー
木のプラスチックタンブラーKito+

以前は廃棄処分していた時もありましたが、今では木屑もいくつかの方法でしっかり活用することで捨てる資源を減らし、廃棄処分の過程で発生するCO2を減らすことにも繋がっています。

環境に優しいノベルティグッズを作ることはもちろんですが、捨てる資源を減らすことも重要な要素の一つです。

製作させていただいた事例

木粒のサシェですが、実はお問い合わせや製作のご依頼をよくいただいている人気アイテムだったりします。

全ての事例をこの場でご紹介することは難しいのでこのコラムでは二種だけご紹介となりますが、HPに記載していない物や公開していないちょっとレアな製作事例は弊社ショールームに展示しているときもあるので、気になる方はお問い合わせのうえショールームにてご確認ください。
お問い合わせはこちら

どちらのサシェもチャーム部分がオリジナル仕様で、カラーありでくっきり目に留まりやすいデザインや、木の色を活かした焼印でデザインしたオリジナル形状の事例です。

・株式会社小西印刷所 様

詳細はこちら

あの”ムー”のロゴがあるだけでもう存在感のあるノベルティグッズです。
でもしっかりヒノキのサシェだからSDGsにも対応しているという。

・日本トムソン株式会社様

日本トムソン様のオリジナルキャラクター「イコボ」くんをチャームにデザインした、さりげなくオリジナリティもありつつかわいらしいノベルティグッズになっています。

まとめ

環境に優しい木粒のサシェ特集でした。

中身の木粒はもちろん飾り部分のチャームもしっかり国産木材でSDGsに。製造過程で出る木屑も別の形でまるっと活用しているので、実は無駄を抑えているという点でも環境への負荷を抑えた森や自然にも優しいノベルティグッズになっています。

日本の森林面積は約4割が人工林なのですが、そのうちの約44%が杉、約25%がヒノキで杉とヒノキが全体的に見てもかなり多めの割合を占めているのだそうです。(ちなみにその次に多いのがカラマツ)

いずれも日本では昔からメジャーな樹種で、家具や建築材、お寺や神社等でも古くから用いられていた為多くの人にとって身近な存在でもあり、無機質な素材に比べて抵抗感もなくあたたかみを感じやすい材となっています。

実際、お子さま向けのおもちゃで木製のものがあったりもしますし”木育”という言葉があるくらいなので、木製品って安心感やあたたかみもあるってことなんですよね。

抵抗感が少ないだけでなく、実際に国内の木を間伐して活用するということが環境にとって大切な作業の一つでもあり、使わないで放置してしまうとどんどん人工林や森林の環境が悪化していってしまいます。

日の光が入りにくくなったり、木々も弱ってしまい強い根を張ることができなくなってしまいそれば土砂崩れになりやすい土地を作ってしまうことに繋がってしまう…なんてデメリットにもなりかねません。

また、CO2対策として高齢の木は若い木へ植え替えてあげることも必要となっています。
これを怠ると例え木が生い茂った森林だとしても、二酸化炭素の吸収量が激減してしまうことに繋がってしまいます。
木は高齢になるほど二酸化炭素を吸収する力が衰えていってしまう為、若い木が多い方が環境に良いというわけです。

ノベルティとして使うことで、林業や木工加工に携わっていない方々でも気軽に普段使いしていただきやすくなったり、取り扱う企業様にとってもSDGsやESG対策の一環にもなってくれます。そして販促にも。
折角作るなら長く使いやすくて捨てられにくいノベルティグッズの方がいいですしね。すぐ捨てられてしまっては販促になりにくいですしね…もったいないです!

日本の間伐材を使ったノベルティグッズは、環境にも優しく使う人を選びにくいというメリットがある。

というわけでこのへんで終わります。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

【ショールームのご案内】

フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。

木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。

なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。

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