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親子お天気教室@ウェザーマップ國本未華様 間伐材ワークショップグッズ インタビュー

仕事を決めるきっかけというと、いろんな出来事があると思います。思い出すと、コラム担当なかの人も物心がつくかつかないかの頃に、ある自然体験教室のワークショップに参加をして「自然っていいな。」と思ったことが大学の進路を決め、今の仕事へとつながりました。

さて、Wood+では、これまでたくさんのワークショップで用いる間伐材グッズ作成のお仕事をお手伝いしてきました。

子どもたちが楽しく、ちょっとむずかしいことなんかをわかりやすくたのしく参加してもらう。ワークショップや自然体験教室は、そんな子どもたちの自主性や創造性をいかに育てて、体験を通じて「楽しく学べる」というのが大切なポイントになります。

そんな「楽しく学べる」ワークショップのグッズとして今回のお客様事例はとてもおもしろく、「こういう使い方があったのか……」という驚きに溢れていました。

今回のお客様インタビューは、「親子お天気教室@ウェザーマップ」という小学生向けのお天気ワークショップを2019年から開催されています。株式会社ウェザーマップ気象予報士の國本 未華さんです。國本さんは、テレビ東京、TBSテレビ、日本テレビ、NHKなどに出演し、主に報道番組にてお天気キャスターを務められています。

「親子お天気教室@ウェザーマップ」のワークショップや用いるグッズにこめた思いや工夫など聞いてきました。

お天気教室をはじめるきっかけ

「小学生のころにお天気キャスターを見ていて憧れの気持ちがずっとあったんですね。そこで、小学生の子どもたちに向けてなにか自分ができることを…と考えついた先がこの親子お天気教室でした。」

ウェザーマップ様では自社開催で國本さんがされているようなワークショップなどの自社イベントを行ったことがなく、國本さんのこのワークショップがはじめてのことだったといいます。

「手探りで進めて行ったので、人が集まるかなぁ。といった不安もありましたし、そもそも開催することに至るのか?という不安がありました。」

國本さんは、テレビに出演しているとはいえ、イベントやワークショップを自身のSNSなどで発信しても、どのくらい反響があるのか未知数な部分がありました。どれくらい多くの方にイベントを呼び掛けられるのか?といった人が集まるのか?といったことも心配ではあったのですが、同じくらい、コンテンツの中身としてどれほど子どもたたちを楽しませてあげられるかがとくに心配であったといいます。

「お天気は、身近なテーマではありますが、ちょっと難しい話もあったりします。いかに簡単に、面白く、抵抗感なく学んでもらえる内容にするかは、とっても悩みました。」

天気予報や気象情報は、どうしても難しくなりがち。例えば、地上付近の空気中の水蒸気があたためられて高度があがっていくと、それが冷やされて雨の粒になる…という科学があります。そんな難しい話を小学生に向けて、ワクワクしながら楽しく学んでもらいたい、と國本さんは言っています。

そこで、子どもたちが大好きな「工作」というコンテンツも盛り込んでの企画を練ることに決めたそうです。
「もし自分が小学生だったら、そのイベントに参加してみたいと思うかどうか?」これが國本さんのなかでの企画構成の源でした。

工作というコンテンツに興味がある小学生は多いと思います。
もともと天気が好きな子どもはもちろんですが、そうではない子どもたちにも、天気のことを知って考えてもらうきっかけにもなるかなと考えていたといいます。

五感に届けられるワークショップに

今回の國本さんの「親子お天気教室@ウェザーマップ」のために工作のグッズとしてつくらせていただいたのが、弊社の既製品でもある「ヒノキの万年カレンダー」と「カードスタンド」です。

ヒノキの万年カレンダー

https://eco-pro.ne.jp/product/jb443/

カードスタンド

https://eco-pro.ne.jp/product/jb218/

このグッズに日付や何月といった万年カレンダーの印字はもちろん、名入れもあえてしない。という親子お天気教室@ウェザーマップ様のワークショップ用のカスタマイズとなっています。

「子どもはシールを貼るのがとにかく好きっていう話をよくきくので、好きなシールを貼って自分だけのお天気万年カレンダーがつくれるようにしました。」

國本さんも子どものころにシールを集めてとても楽しかった。という思い出もあって教室に参加してもらった子ども達が天気のマークや日にちのシールを選んで組み合わせて貼っていく。そうすることで自分だけのお天気万年カレンダーがつくれる。工作とワークショップが一体になったものになりました。

貼るシールは、お天気にまつわる絵柄、日にちだけでなく、動物や自然など、いろんなイラストや絵柄のものをたくさん用意して、レストランのビュッフェやバイキング形式みたいに好きなシールを自分で選んで持って行ってもらう。という一歩進んだ工夫もあります。とても素敵な工夫で、自分が子どものころに食べ放題のビュッフェやバイキングにいった楽しかった当時の記憶を思い出しました。

これとグッズはもう一つあります。
12ヶ月の天気図(季節の特徴がよくわかる天気図)をヒノキ万年カレンダーとおなじようにシールでデコレーションして飾って楽しく学べる毎月の天気図カードスタンド。

「月を代表する天気図でカレンダーの絵柄を作りました。天気図の特徴を知ってもらう学びもあり、さらに飾っておきたくなるようなデザインにもこだわりました。」

参加される小学生の子どもたちが楽しく工作・ワークショップができそうな素敵な仕組みにあふれ「自分で手を動かして作りながら身近に感じてもらいながら学んでもらうって手法がいいかな。」と國本さんが思い描くワークショップへとつながりました。

わたしたちもこれまでいろんなワークショップのグッズ作成のお手伝いをさせてもらってきましたが、たのしくお天気を学べて、持って帰ってからも飾っておきたくなるような。そんな工夫がもりだくさんで、とても驚きました。

「実際、間伐材を使わせていただいて、木を手に取って触れられるっていうのはすごく良い部分だと思います。いろんな感覚、五感に働きかけながらイベントに参加してもらえるので、こどもたちを飽きさせない工夫にもつながり、とても素敵な素材だと感じています。」

手に取って触れたときのざらっとしたやさしい手触りや香りがあることで、見たり、聞いたり、という座学的なワークショップが五感がたのしいものへと変わります。
学びの座学だけでなく、自分で手を動かしてつくりながら、身近に感じられる仕組みとして私たちの木製グッズをつかっていただいていることはとても光栄です。

「やっぱり間伐材は好評で、毎朝お天気カレンダーを変えてるよという声をいただいたり。出来上がったものを見て、(子どもが思い出に浸りながら)うっとりしているよというお声も頂きました。お子様だけじゃなくてお母さん方、保護者の方々にも評判が良いです。」

環境問題とお天気について

「環境問題への意識は、初回の開催時よりも世界的にも、日本でも高まってきていて、何かこう環境問題の解決へ少しでも歩み寄ることができる素材として間伐材を選びました。考えて間伐材を選びました。」

ここ数年、SDGsをはじめとして、世界的に環境への配慮が求められるようになってきています。
とくに温暖化や気候変動といった環境問題は、このまま何もせずに進んでいくと、台風は、風速が80m/sを超えて車を軽くさらい、まるでミサイルのように地面や建物に叩きつけてくる。そんな未来が待っていると言われています。

「森が元気でないとやっぱり大雨で土砂崩れなんかの災害も受けやすくなったりですとか。その災害によって、さらなる次の災害の連鎖が起こることがあるので、間伐材を通して、そういった森の環境変化と土砂災害の繋がりにも目を向けてもらいたいう意図があります。間伐材を用いた工作はそんな環境のテーマにもあいますよね。」

國本さんは、今から10年近く前に「海の妖精」と呼ばれるクリオネを知り合いから譲りうけたことがあり、「なんてかわいいんだ。」と感じそれ以来こよなく愛しつづけ、自身でハンドクラフトとしてクリオネグッズを作ったりもされるほどといいます。

このクリオネにも関わってくる海の環境問題として海の温暖化と酸性化があります。

海の温暖化は、実はすでに私たちの身近でおきていて秋刀魚の水揚げ量が年々減ってきて秋の食卓から姿を消しつつあります。この原因のひとつとして、日本の漁場での海水温上昇があると言われています。
また、海水が二酸化炭素をたくさん吸収することが原因で、海の水が酸性化しているということも問題です。この海の酸性化も、生態系へ大きな影響が出るおそれがあると言われています。

「子どもたちには、将来の地球環境の問題解決にどう向き合うかを一緒に考えてほしいなと思います。まずは、現状を教えて、知ってもらうことは大事ですが、そこから先、次にどう行動するか、というところまで一緒に考えることができるイベントにしたいと思っています。間伐材の中には、二酸化炭素が蓄積されているんだよ、と言うと子供たちは驚きます。そういった驚きやワクワクを大切にしながら、学ぶって面白いって思ってもらえたら何よりです。」

まとめ

小学生の時から今の仕事を思い描き、大人になった自分が子どもたちへと伝えられることを考えワークショップを開催することにされた國本さん

ここ数年つづいた流行病で人と人の距離を置きましょう。という情勢のときには流石に開催は控えて、代わりにLINEで体を動かしてお天気を学ぶ発信をされていたり、情勢が落ち着いたころには、人数を制限しての開催をされたりしたといいます。

「あのころはマスクをつけていたのをすこしだけはずしてもらって、木の香りをかいでもらうと”いい香り”と喜んでもらえました。リピーターで何度も来てくれる子もいるんですよ。」

今年は、「親子お天気教室@ウェザーマップ」の名前改め「こども天気部屋」としてイベントを開催予定です。
詳細はこちらから

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*フロンティアジャパンからお申込みや内容についてのお問い合わせはできかねますのでご了承ください。

國本さんの想いが詰まったワークショップ。もし、こどものころの自分が参加していたらきっと楽しい思い出としていつまでも残るものになったと思います。
楽しいワークショップを通じてお天気や気象、環境のことに興味をもって、自分ができることをすこしでもいいから行動する。そんな人が増えていったら未来もいい方向に変わるはず。そんなことを思ったお客様インタビューでした。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。