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ファストファッション罰則とノベルティの関係は?SDGs環境経営

2024年3月末にフランスから、とても気になるニュースが流れてきました。

それは、「ファストファッション罰則」です。

エシカル消費に代表される、環境配慮のながれはファッション業界がことのおこりといってもよく、環境に配慮した工場などの製造現場、資源の保全がされている原料調達、労働者を不当に雇用していたりなどがないかといった適切な雇用。
ファッション業界は、これまでもこういったエシカルなことがらに配慮して、第三者にもしっかりと開示することが求められてきました。

もちろん、ファッションに限らず、企業経営にて環境や人権などに配慮することを求めて罰則規定のある指針(デューデリジェンス)として、欧州では人権環境デューデリジェンスがありました。
今回のファストファッション罰則は、まだフランスに限ったものではありますが、広告規制があるなど結構きびしい!ものがあります。

読むだけで森や自然、環境のことを中心に、SDGsやESGといった環境経営がなんとなくわかると、どこの誰かから評判のWood+コラムでは、このファストファッション罰則とノベルティの関係をとりあげていきたいと思っています。

目次

ファストファッション罰則とは

ファストファッションとは、短期間で大量の流行アイテムを生産し、低価格で消費者に提供するアパレルビジネスのことです。
このモデルにより、衣料品の生産から販売までのスピードが速くなりました。しかし、その一方で環境への負荷や労働条件の問題が指摘されています。

ブランドによっては、「流行をつくる。」のではなく、「流行を取り入れる。」ことで市場に受け入れ易いアイテムをつくるため、デザインから新作発表、店舗までの時間がこれまでにないスピードで、価格も抑えて販売されます。
そのためファストファッションブランドでは、需要と供給のバランスを乱し、過剰在庫や廃棄物の増加につながりがちです。

また、スピード感をもって低価格帯の商品を提供するために、環境や労働者に対する配慮が不十分なこともあります。
今後はより持続可能なファッション産業の実現が求められていることもあって、ファストファッションブランドでは環境に配慮された資材、リサイクルされたものや脱炭素になるものなどがつかわれていて、若い世代を中心に前向きに受け入れられているケースもあります(ただ一部の国では気になる指摘を受けているケースも……)

そんなファストファッション業界ですが、先日フランスでファストファッションにおいての広告規制を含んで、環境や人権に配慮した法案が可決されて話題となっています。

フランス「ファストファッション罰則法」可決 広告掲載も禁止に

https://eleminist.com/article/3345

フランスのファストファッション罰則法案の概要

フランスで可決されたファストファッション罰則について詳しく見ていきます。
この法案では、ファストファッションブランドに対して、廃棄された衣類のリサイクルを義務付けます。また最低価格も設定、段階的に5ユーロから10ユーロへ引き上げていくとのことです。さらに広告が規制されます。

この罰則のきっかけになったのは、日本でも話題になったあの国のファストファッションブランド、圧倒的にやすく、人気・トレンドを押さえている。ファストファッション王道を徹底しているブランドではあります。
(が、AI をもちいてデザインや製造などをおこなっていることもあって、知的財産権の侵害などの問題も抱えていいたりもしています。)

このブランドが日本と同様にフランスに入ってきて、0ドルでフェイクファーのブーツを販売。これがいわゆるバラマキ的な販促手法でした。(とはいえ、そのアイテムは景品表示法的な範囲は絶対超えていると思うので手法はかなりグレーな気がします。)

0円でものをつくって、配る。「これ絶対に環境にも、労働者にもよくないだろう。」と、これがきっかけとなって法案がつくられたと言われています。(真意はどうかは不明ですが…)

こういった背景もあるため一部からは、自国の産業としてのファッションをまもるための法案だ。と批判もでていますが、可決され、このまま施行されるものとおもわれます。

拡大生産者責任

この法案のベースには、生産者が製造だけでなく、使用、廃棄まで責任をもってね。という考え方があります。
テレビを買って廃棄するにあたってリサイクルなど、メーカーと消費者が責任を追う範囲がひろくなったあれです。

ファストファッションでは、この責任が廃棄される衣類のリサイクルなどがあります。
ただ、欧州ではファストファッションはこの責任において、持続可能性が低く時代おくれと言われています。

JETRO 欧州委、持続可能な繊維戦略を発表、ファストファッションは時代遅れと批判
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/04/a5dc1b749bd99990.html

ノベルティとエシカル消費の関係性

いやいや、言うてもファストファッション罰則はアパレルブランドのことで、ノベルティには関係ないじゃない?と思われるかもしれません。
ですが、このファストファッション的な流行やトレンドをスピード感をもっとらえて、安く大量につくって配る。ビジネススキームは、ノベルティグッズでも同じことが言えてしまいます。

なんせ、先の0ドルでフェイクファーブーツをってスキームは、安価なものを大量生産、大量配布する。というご来場特典、販促品、まさにバラマキ型のノベルティグッズのそれです。
なにが言いたいのか?と言いますと、ノベルティであれば景品表示法があるので、0円配布のようなことはしにくいのですが、日本でもその会社による0円〇〇の配布は行われています(景品表示法的にどうなんでしょうか…)。

同様のようなコンプライアンスに触れるような販促のスキームは今後規制の対象になってきてしまうかもしれない。ということです。

拡大生産責任の観点からいえば、ノベルティ界隈はちょっと時代遅れ…かもしれない。といってもよく。
とにかく安いものを、たくさん配る。「安く、早い」をコアコンピタンスにしたバラマキ型大量生産・大量配布のモデルが以前として主流です。

先のファストファッション罰則、拡大生産責任だけでなく、環境・人権デューデリジェンスと、SDGsやESG経営、脱炭素と生物多様性の保全と、こういったながれがたしかにあることも踏まえて販促や集客、告知などを行なっていくことが求められてきていると私個人はとても実感しています。

環境販促でいこう

Z世代やミレニアル世代で環境や人権などへの配慮意識も高いことはもちろんですが、ファストファッションでも衣類の50%はリサイクル原料、70%がエシカル素材、99%が……と環境に配慮していることを訴求すると売れる。というのが欧州、とくに北欧のほうではあるようです。が、これも、実態はどうなのか?といわれていて、国によってはその環境配慮の表現に実態・エビデンスを示すことを義務化する動きも見られています。

このエビデンスについては・〇〇をリサイクルしてつくりました。・プラスチックに自然素材を混ぜました。でも、その裏側はどうなの?ということが問われ始めてきているという感じです。

ここ最近よく見かけるようになったサスティナブルグッズでは、エコな雰囲気でありながらプラスチックなどに混ぜた自然素材の配合比率は15%30%と低かったり、その自然素材を混ぜ込む工程でCO2発生が大きく環境負荷がかかっていたりしていることがあります。

商品の結果だけでなく、商品づくりのプロセスやサプライチェーン全体での負荷はもちろん、原材料が適切なものかどうか?といったいわゆる透明性(トランスパレンシー)、追跡性(トレーサビリティ)がしっかりとあるかどうかまで含んでサスティナブルであるかどうかが問われ始めている感じです。

私たちでは、このエビデンスとしてFSC®認証などがあたります。(原材料の取得が適切であるか?その後の加工で違法なものが混ざっていないかなどをチェックできます。)もちろん、すべての商品にFSC®認証を取得はできないのですが、工場視察もOKです。

ちょっと話は変わりますが、以前から、このコラムでは伝えていることですが、大量生産・大量配布のバラマキ型のノベルティ運用は時代にあわなくなってきています。
テレビCMなどもグリーンエネルギー、再生エネルギーでグリーンCMなどもありますし、AI やデータを活用できる時代に、必要な需要予測などをもとにして適切な量を、適切な人に配布する。適量生産・適量配布のちょうどいいノベルティで、環境販促がもとめられていると、わたしたちは考えています。

まとめ

フランスで可決されたファストファッション罰則とノベルティについてでした。

こんな感じのコラムを書きながらさらに手前味噌をこねくり回していきますと、私たちのノベルティグッズは国産木材、間伐材を用いてグッズ製作をしています。
そのため、まず木が炭素固定として大気中からCO2を削減。

さらに、グッズ製作を通じての炭素発生量もかなりすくなくなっています。

今現在、プラスチックなどでノベルティや記念品を作っている場合に、木製のものへ置き換えていただくだけでもかなーり環境貢献になります。

詳しく知りたい!と言う方は、下記のバナーから!

ショールームでは、これまでに作ってきた実績盛りだくさんです。
お手にとっていただいて木の良さへの理解を深めていただければ、と思います。

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