コラムを書き出した3月9日は、ザクの日。機動戦士ガン○ムにて登場します。MS06ザクⅡの日です。(とはいえ、今日はザクの日ではないですが…)
あの物語では、増えすぎた人類を宇宙に移民させるようになっておきたいざこざを描いたものですが、わたしたちつかうだけでSDGsになる木製ノベルティのWood+では、増えすぎた炭素を木部に固定させるようにしたい!と考えています。
ジーク・カーボン!(これだと炭素側に立ってる感ありますね…)
弊社のノベルティグッズは、間伐材を中心に国産木材をつかっていて、木のなかに炭素が固定されています。
そのため、つかうだけで炭素固定になり、大気中から炭素を削減することにつながります。
今回のコラムでは、そんな炭素固定になり、大気中からCO2を削減している弊社の木製ノベルティが、GXやGHGにどう関わるの?という疑問にお答えします。
GX(グリーン・トランスメーション)について
まずは、GXについてです。
GXは、日本政府が発表した「新しい資本主義」の施策のひとつで、近年いわれる環境配慮の事業投資や開発などに10年で総額150兆円(官民あわせて)の投資を行うことを発表したものです。
GXは、ざっくり説明しますと「1.再生可能エネルギーの導入促進」「2.CO2削減目標の設定」「3.循環型社会の構築」で構成されています。
1.再生可能エネルギーの導入促進……風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入を促進する政策を進めています。これにより、化石燃料に依存したエネルギーから脱却し、温室効果ガスの排出量を削減することを目指しています。
2.CO2削減目標の設定……温室効果ガスの排出量を削減するため、国内でのCO2削減目標を設定しています。また、世界的な取り組みとして、気候変動枠組条約の下で、パリ協定による目標も設定しています。
3.循環型社会の構築……リサイクルや廃棄物の減量化などを通じて、循環型社会の構築を進めています。また、自動車などの製品については、リサイクル率を高めることで、資源の有効活用を促進しています。
以上の3つです。
これを一言でまとめると、とにもかくにも「脱炭素」です。
企業の経営にかぎらずですが、発生する炭素を減らすことにつきます。
脱炭素や炭素中立(カーボンニュートラル)になる設備投資や商品などの開発に対して投資がされやすくなる。これがGXと言えそうです。
では、どうやったらGXに対応できるのか?についても書いていきます。
脱炭素・炭素中立でGX以外になにがある
企業などで発生する炭素を減らすことに投資がつくことはわかったけど、それをしたらGX以外には何かある?といいますと、ここはもうESGがはちゃめちゃに関わってくると言いきれます。
ESGは、E(Environment 環境)S(Social 社会)G(Governance ガバナンス)の3つで構成されています。
・環境(Environmental)は、自然環境への対応についての評価基準です。温室効果ガスの排出量削減、再生可能エネルギーの利用、廃棄物の処理などが含まれます。
・社会(Social)は、社会的な影響、ステークホルダーの利益についての評価基準です。人権や労働権の尊重、社会貢献活動、プライバシーや情報セキュリティが含まれます。
・ガバナンス(Governance)とは、経営体制やコーポレート・ガバナンスについての評価基準です。取締役会の機能や独立性、内部統制の整備、株主とのコミュニケーションなどです。
ESG経営は、この3つを軸にして企業の株価などの評価になるものです。
1年も前に書いたコラムになりますが「ESG関連投資が世界の4割に拡大」
GXで脱炭素の投資を得て、そういった企業が増えることでこのESGでの評価にもつながります。
世界的には、ESGが大きな市場を構成してきていて、日本はまだそこまでではないと言われますが、アメリカでは街のパン屋さんの規模でもESGが言われるくらいになっているとのことです。
日本でも、そういった国際的な競争を求められる大企業を中心にしてジワリと規模を拡大中。
中小企業でも、地方銀行でESG関連の投資や融資のサービスが増えてきていて、ESGやサスティナブルな取り組みを評価して金利優遇になったりといった事例も生まれつつあります。
いまはまだ、GXにせよ、ESGにせよ、対応しないことでの企業の影響は小さなものですが、国際的にそういった流れが強くなってきていることはもう疑いようがありません。特に欧州では人権・環境デューデリジェンスといわれる企業の経営への指針が発表され、これには違反した場合におもい罰則、罰金が明記されています。
日本だけこの世界から切り離されていれば放置でもよいのですが、世界がそうなってきている以上できるだけ早くGXやESGとなる脱炭素や炭素中立になる取り組みを始めておいたほうが吉といえそうです。
ESGについては、とくにコーポレート・ガバナンスにて環境と社会への取り組みを数値化したりして発表することが求められます。
そこで、必要なのでGHG計算です。
GHG計算(グリーン・ハウス・ガス計算)について
GHG(グリーンハウスガス)とは温室効果ガスの略称で、CO2やメタン、一酸化窒素などが含まれています。
これが企業の経営のなかでどれだけ発生しているか?を把握するのがGHG計算です。
GHG計算には3つの区分があります。
Scope.1 :企業から直接排出されるCO2量の計算
Scope.2:企業が電気を使うことで排出してしまうCO2量の計算
Scope.3:企業だけでなく、原材料や中間業者、下請け企業などサプライチェーンを含んだCO2量の計算
と、Scope.3までとなるとかなり広い範囲を、自社だけでなく協力会社にまで確認をお願いすることになります。
GHG計算の最初の一歩は、Scope.1や使用している電気代から把握していくということになると思います。
どうしてノベルティが関わる?
それにしても、どうしてノベルティが関わってくるのか?といいますとそこには3つの理由があります。
1.ノベルティは販促•認知を得る目的のものであること
2.これまでのノベルティには、炭素発生量が多いものが一般的
3.ブランドイメージにもつながってくる。
1.ノベルティは販促•認知を得る目的のものであること
これはもういわずものがなで、ノベルティはいわゆるバラマキともいわれ、配ることで認
知を得る。という目的で用いられます。
2.これまでのノベルティには、炭素発生量が多いものが一般的
バラマキに用いられることが多いため安価で大量に作れる必要があり、プラスチックなどの化石資源系のアイテムが多く炭素発生がおおくなりがちです。
3.ブランドイメージにもつながってくる。
「ノベルティでこれもらった」というプラスのイメージを構築できるのがSP販促の強みです。
ですが、時代のながれから、プラスチックなどの化石資源系のノベルティグッズは、炭素発生が多くエコではない。という脱プラスチックの認識が広まっています。そのため、これまでのようなノベルティグッズを用いてしまうと、ブランドイメージがマイナスのものになってしまい。認知もわるいもので広まってしまうかもしれません。
実際、ある調査ではノベルティグッズは58.8%もの人が、「ノベルティグッズは、もらってもつかわずに捨てたことがある。」といいます。
それがプラスチック製品であったら環境に悪いことになってしまいます。
この化石資源系のノベルティグッズを、エコなものに変えるだけでも脱炭素につながりエコです。
さらに、ノベルティが木製品で炭素固定がされていればさらに脱炭素になり、植樹などにつながるサイクルができあがれば、ノベルティで販促をすることがカーボンポジティブで脱炭素、低炭素社会への力となっていきます。
おすすめSDGsノベルティグッズ
こちらでは、つかうだけでSDGsに貢献できる人気のノベルティグッズを3つ紹介いたします!
使うだけでSDGsになるスマホスタンド
https://eco-pro.ne.jp/product/jb305/
炭素固定やGHG計算が求められる環境配慮時代に、弊社のノベルティ人気NO.1でもあるスマートフォンスタンドがおすすめ。
というのも、リモートワークや在宅ワークが進むと同時にDX化も進みました。この変化に合わせたノベルティグッズになります。
行動規制がなくなっていきますが、スマートフォン関連グッズはこれまでもこれからも人気のアイテムです。
木製卓上カレンダーでカーボンニュートラルに
https://eco-pro.ne.jp/product/jb252/
こちらも、つかうだけでSDGsになるカレンダーです。
カレンダーは企業が取引先や日頃のご愛顧にお渡しするものです。一般的には壁掛けタイプが主流です。
壁掛けタイプは、比較的大きなものが多いのですが、こちらは昨今のニューノーマル、在宅ワーク、リモートワーク時代に合わなくなってきていて、担当者がリモートワークなどでいなければ届けられないですし、来社を控えるように言われてしまうことも増えました。
出社が問題なくなった昨今であっても、エコな観点をベースにしたものが求められるのは変わらなそうです。
私たちの卓上カレンダーは、壁掛けカレンダーに比べると机の上に置くものなので、小さく持ち運びが良いものが多いです。在宅、リモートワークでも担当者に手渡せて、自宅でも会社でも使えるとりまわしのよさがあります。
さらに、Wood+では台座のデザインもかなり自由にできて、たとえばスマートフォンスタンドと組み合わせたり、ペントレイになったりと組み合わせも自在にできて評判です。
定番回顧のオリジナルマグネット
https://eco-pro.ne.jp/product/jb111/
こちらは、いわゆるBtoC向けのノベルティグッズです。
マグネットは、かなり昔はどこの家庭にも細長い新聞配達店などのマグネットが冷蔵庫にはりついていたものですが、最近はあまり見られなくなりました。
もらうものといえば、水道工事のマグネットくらいです。
おしゃれな小物のマグネットはいまの時代はブルーオーシャンなノベルティグッズと言えそうです。
まとめ
炭素固定でGXやGHG計算とノベルティについて書きました。ザクの日に託けましてちょっと強引な持っていき方でした。
さて、こちらのコラムをいつもお読みいただいている方には、もうお馴染みとなりましたが、弊社のSDGsなノベルティは、間伐材をはじめとする国産の木材を100%使用しています。
そして完全国内製造です。
最近は、間伐材の存在が知られてきて森の木をつかわない方が環境破壊になっているという認識を持たれている方がとっても増えてきています。
間伐材に限らず、国産の木材をつかうことで、これまで人の手が入ってきていた里山や林業のなかで育まれた人工林のゆたかな自然生態系を守れます。
人の手がはいらなくなった日本の森へ私たちは、日本の木にこだわってノベルティやギフト、記念品をつくることで、人の手を取り戻します。
私たちは、ノベルティグッズを通じて未来を守ります。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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