ここ数年のおでかけは控えましょう。集まらないようにしましょう。といった情勢からいろんなイベントを開催するのも一苦労で、なかには開催を控えたり・中止をするイベントなどもありました。2022の夏は、いろんなイベント、お祭りなどが解禁の年になってきています。
県民割やブロック割もあって、これまでの巣篭もり需要からお出かけ需要へと消費の変遷も起きてきています。これからはおでかけに関するノベルティの需要が高まっていくことが予想されます。
また、国外からの外国人観光客の受け入れもパッケージツアーに限ってですが、再開されインバウンドも再開の兆しがあるなかでWEFという国際機関が発表する「世界観光ランキング」で日本がなんと、第一位に!!円安の情勢もあいまって海外訪日観光客の受け入れが進みそうです。ただ、ランキングを細かくみていくと、課題もいくつか見つかりました。
とはいえ、そんな世界観光ランキングの1位と外国人観光客の受け入れ、円安という情勢は、今年から再開される花火大会やお祭りにとって大きな後押しになるはずです。
そんなおでかけ情勢もあって「おーでかけしましょー♪」とB’zの7th Blues の青い方の2曲目が聴きたくなるなかの人が今日もお送りいたします。
課題は気候変動?猛暑向けのSDGs/ESG環境対応
さて、WEFというのは世界経済フォーラムという、ダボス会議を開催する権威ある団体です。そちらが調査している「世界観光ランキング」で日本が1位なりました。こちら、実は相当すごいことのようです。航空インフラや文化遺産では世界でも4位、地上・港湾インフラも世界で6位、自然資源でも12位とのことです。
一方で、課題とされたのが…「気候変動への取り組みで 107位」となっています。
気候変動に関してはいろんな論文もあるのですが、すでに起きている現象についてまとめたものについては、以前書いたコラムで気候変動はすでに食卓に影響をおこぼしているものをいくつかまとめている。「気候変動にノベルティやFSC®認証のOEMで」https://eco-pro.ne.jp/columns/howdoyoulike-sdgs/ を参考にしていただけると幸いです。
さんまがここ数年で獲れなくなって、高級魚化していたりお米も品種改良を大々的に行わないと味が落ちてきたり、そもそも台風に耐えられなくなる恐れがあったりします。
日本は気候変動に対して意識が弱いというわけではなく、産業として炭素が排出される業態が多い。ということが背景にありそうです。
気候変動として日本で問題になっているゲリラ豪雨を参考にしてみると。気象庁のアメダスのデータによると1時間に50ml以上の降雨があることがゲリラ豪雨と呼ぶことになっています。
その回数は、年数ではばらつきがあります。例えば、2018年2019年と増加していますが、2020年2021年と減少はしています。ですが、ここ10年くらいのスパン全体的には数字が増えている傾向がみれます。
気象庁|大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化
ちなみに、気温に関してはヒートアイランド減少などもあるので一概に暑さが気候変動というわけではないようですが、暑い日は格段に増えています。100年前と比較すると平均で3.2℃上昇しています。
というわけで、主観としてもデータとしてもゲリラ豪雨は増えてきていて、気候変動と直接言いにくいけれど都内の気温は3.2℃ほど上がっている。というのは間違いないような状況となっています。
今年はお出かけの夏、ノベルティも需要は暑さ対策?
と、気候変動についてはちょっと置いておいて、今年の夏のおでかけ、観光、お祭り、花火などのイベント販促、集客についてみていきたいと思います。やはり日本の夏というのは世界的にみても湿気がすごく、世界的にも夏のジメッとした感じでは日本は上位(バンコク・ジャカルタ・カイロに次ぐ4位)に食い込んでしまいます。
tenki.jp / 世界のジメ暑ランキング発表!ジメ暑な夏を元気に過ごすには?2017
というわけで、今年に限らず海外からのお客様を見越した夏のイベントやお祭り、花火大会の集客販促、ノベルティでは五感に暑さを軽減して、涼しさをもたらしつつ、気候変動への取り組みになるようなアイテムで課題に対しての訴求をおこなっていくことが吉になりそうです。
うちわのノベルティデザインについて
今回のコラムは世界観光ランキングにかこつけ、暑い夏におすすめのうちわ、扇子に特化しています。そう、私たちのうちわを内輪で褒める。犬も食わないようなコラムとなっています(すみません)。
デザイン範囲が広く、大量配布に向いている。杉うちわ
名入れ範囲、というとノベルティ慣れしている人ならわかるのですが、ノベルティ慣れしていないひとにとっては名入れ範囲といわれると、名前を入れられる範囲?と思われることがあるので、なかのひと反逆しています。【 名入れ範囲≒デザインができる範囲 】という認識でほぼ大丈夫です。
こちらの団扇はその範囲がめちゃくちゃひろいアイテムになっています。また、木にこまやかな表現も可能なので、ブランドイメージにぴったり合わせた販促、SPアイテムとしておすすめです。
取手付きうちわはさらに高級感も
先の杉うちわから進んで、取手付きのうちわもかなりおすすめです。こちらは、ロイヤリティが高めのお客様向けになるので、例えばグランピング施設などでもちょっといいお部屋に宿泊されたらついてくる。とかの運用がおすすめです。ちなみに、こちらのノベルティでは、配布時に行列(https://novelty-moku.com/case/casetest/)ができた。という実績もあります。
木の質感を活かした丈夫な扇子
最後に扇子を紹介します。ここ数年はリモートや在宅ワークで通勤される人が減ってきていますが、かつて夏の通勤というと扇子を片手にという人が結構多かったように思います。
こちらは、木製で丈夫な仕上げとなっていて、木の質感を活かすことでおしゃれな格式も感じます。おすすめの名入れは焼き印、もしくはシルク印刷でシンプルに大人のテイストで、がおすすめです。
こちらの3つのアイテムは、木の香りがふわっと香る自然の良さを感じるアイテムばかりです。
また、デザインも普通の販促配布のものと一味も二味も違うものになっています。これまでのような大量生産、大量配布の要件のみを抑えて安価な販促用のうちわを作ったけど、もらってくれない。捨てられてしまった。というケースになりますし、捨てられるだけならまだしも路上に放置されたりするとブランドイメージの悪化にも繋がります。
まとめ
うちわ(団扇)のコラムでした。
ここ最近は、暑くなったり、寒くなったりで体調を崩し気味な方もいらっしゃったりしますが、梅雨があけると暑くなる季節です。
いまから、暑さ対策をして、おでかけ販促、イベント、フェスなどの対策をされてはいかがでしょうか?
ちなみに、ウッドプラスでは「つかうことで森が守られる木」をつかっています。
以前のコラムなどでも書いていますが、日本の森の多く(6割強)は人工林や里山と呼ばれる森です。この人工林や里山の森では間伐や枝打ちといった人の手を入れることで木をまっすぐ太く成長させて、家などの建物の資材として使ってきました。
ですが、現代の日本ではそういった地域では過疎化と高齢化、さらに外国の安価な木材が入ってくることで日本の木は使われなくなってきました。
そのため、人の手は入ってきた森は放置されています。
放置されると自然に森が戻る。と思われますが、実際は違います。
そういった森では、木々が密集しすぎて枝葉も鬱蒼として太陽の光がもりのなかに降り注がず、土の栄養も減っていきます。そうすると、木々は細く脆くなります。また、森には太陽の光が差し込まないので植物も元気を失い枯れていきます。こうなってくると森に住んでいる動物は食べるものが減って人里に降りて問題を起こします。また、細く脆くなった木は根っこも浅くなるので少しの雨で崖崩れをおこしたりします。
人の手がはいって守られてきた森は、人の手が入らなくなると崩壊します。
間伐材をつかうことでこの人の手をいれられます。木をつかい、森を適切に管理すると若く元気な森になり、放置された森よりも豊かな環境になります。
SDGsでは、「陸の豊かさも守ろう。」の取り組みになります。
また、管理された森を増やすことはわかく元気な森をふやして温室効果ガスの吸収量もあがり「気候変動へ具体的な対策を」のゴールにも貢献できます。
ノベルティや記念品、カレンダーとしてつかっていただくことで「つかって、まもって、未来をつくる。」そんな取り組みにとなっています。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。
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