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SDGsノベルティで、化粧品・コスメ業界向け2025クリスマス商戦を

2025年、クリスマス。

この季節になると、あるアーティストのクリスマスソングで、閉店まぎわに買ったのが、なぜ椅子だったのか、、、ほかにいろんなクリスマスグッズやプレゼントに適していそうなものものがあるはずなのに、なぜ椅子?いや、まぁ、たしかに、なにもかもがきらめているクリスマスだし…

そうだよ、椅子。ほしいなって、思いますよね。ゆっくりと12月の明かりがともりはじめたら、それはもう。そんなこんなで、環境経営を販促やノベルティのことを書きたいコラム担当なかのひと1号が今日も書いていきます。

さて、話をもどします。

化粧品・コスメブランドの販促現場では、サステナブルな表現があたりまえのテーマになりつつあります。
品質や機能性と、デザインの華やかさだけでなく、どのような想いで商品を届けるかが問われている…というと少し大仰かもしれませんが、この5年10年で明らかに一般の消費者の消費行動や購入動機は変わってきています。

消費者は、成分や商品をつかったあとの仕上がりがどうなるか?という商品を通じて得られる価値と同じように、ブランドの姿勢にも目を向けています。
商品の素材や原料がどこでどうつくられたものか?それが作られる上で環境への負担がどのくらいあるのか?素材や品質、商品にだけでなく地域や社会、社員や協力会社への誠実さといった要素などが、「これを買おう」「書い続けよう」の選ぶの理由をつくっています。

今回のコラムでは、そんな消費動向が変わってきた2025年のクリスマス商戦に向けて、とくに化粧品・コスメ業界が木製ノベルティをどのように活かせるかを整理します。

なぜクリスマス商戦に、サステナブルなノベルティが選ばれるのか

クリスマスは、1年の中でも“贈る理由”がいちばん多様になる季節です。

感謝、労い、関係の再確認、そして「今年もお世話になりました」というごあいさつ。

家族、友人知人、パートナー、会社でもクリスマスプレゼントを送り合う。そんな機会があるかもしれません。

そのどれもが、気持ちをかたちに変える行為です。

近年、こうした「贈り物の背景」に目を向ける人が増えています。


VEGAN’S LIFEの調査では、化粧品購入時に「できるだけエシカルなものを選ぶ/迷ったら選ぶ」と答えた人が約74.9%にのぼりました。

引用:「エシカル調査 2024 by VEGAN’S LIFE」

https://vegans-life.jp/article/9ybzyeuy-pvi


また、矢野経済研究所の調査によると、自然派・オーガニック化粧品市場は2018年度に約1,400億円だった規模が、2023年度には1,780億円前後、380億円程度拡大しました。

引用:矢野経済研究所「自然派・オーガニック化粧品に関する調査」

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3665

こういった数字は、“見た目の美しさ”や“スペックの高さ”だけが、ブランドの価値ではなく、消費者のなかであたらしい時代にあった消費の価値観がうまれつつあることを示しています。

そんな新しい価値観をもつ消費者は、商品の先にある物語に共感し、「このブランドと価値観を共有したい」と感じたときに、はじめて購入しようなかと思います。

ブランドは、その物語を“目に見える形で伝える手段”として、商品や副資材だけでなく、販促のノベルティにまでサスティナブルな素材のもの、それも直感や五感といったことばにしきれない感覚に訴えるものを選ぶ企業が増えてきています。

そんなサスティナブルで、感情感覚に訴えるノベルティは、自然素材ならではの温度や香りを通じて、ブランドの誠実さを静かに伝えることができます。


販促にありがちな派手な印象や便利な機能性もありながら、手に取った瞬間にブランドの大事にしている人のぬくもり“あたたかさ”が残る。

それが、サスティナブルなノベルティが選ばれる理由です。

2025年、化粧品コスメブランドが選ぶべきサステナブルノベルティ


さて、ノベルティは、これまでの“かわいい”“使いやすい”といった条件に加えて、“ブランドの姿勢が伝わるかどうか”が、選定の基準として明確に意識されるようになってきました。

そのなかで注目されているのが、”素材”で語るノベルティです。


たとえば、再生紙やオーガニックコットン、竹や間伐材など、素材そのものにメッセージ性を持たせるアイテムが増えています。

見た目もかわいらしく“触れたときに伝わる誠実さ”を大切にする流れがここにあります。

化粧品やコスメブランドにとって、ノベルティは、単なる販促物ではなく、“世界観を共有するツール”でもあります。

いや、もちろん「販促なんだから、喜ばれればなんでもいい。」という考えもまだあると思います。

ですが、近年の商品やブランドがなぜできたのか?使うことの価値だけでなく、社会にどんないいことがあるのか?までを見据える、新しい価値観のお客様の増加を考えると、”販促品だからなんでもいい”ではなく、”販促品だからこそブランドメッセージに合うもの”を選ぶ。

そんな時代といえそうです。

サスティナブルなSDGsノベルティは、木がおすすめ

商品やブランドにストーリーがあるように、「環境にやさしい」だけでは終わらない、感性で伝わるサステナブル素材のノベルティが求められています。

中でも木製ノベルティは、全てがそうだ。とはいいませんが、環境にやさしいという直感的・感覚的なイメージ、そして、ざらっとした触り心地、木のもつ自然な香り、プラスチックやアクリルに比べて自然のぬくもりを感じる見た目と、五感を通じて感性に伝わるものが多いのがポイントです。

もちろん、国産の木やFSC®認証などの第三者機関などの木をつかっていない木製品の場合は、ほんとうに環境にやさしいのかなどに、ちょっとだけ注意が注意が必要ですが、

木のもつ環境にやさしいイメージ。

自然素材ならではの香りや手ざわりと、そんな五感を通じた“あたたかいブランド体験”をお客様へ届けることができます。

おすすめ化粧品、コスメ販促向け木製ノベルティ

木製ノベルティも“どんな瞬間に、どんな想いで使ってもらうか”でおすすめのノベルティグッズは変わります。

ここでは、化粧品・コスメブランドの販促に相性のよい木製ノベルティをいくつかご紹介します。

化粧品、コスメのノベルティグッズで重視されがちな「飾る」「贈る」「使う」という3つの場面と、ブランドの世界観をやさしく伝えてくれるおすすめのアイテムを考えてみました。

【1】飾るノベルティ 木の質感でブランド空間を演出する

木のもつ、木目や自然に変化する色合いなどのナチュラルな質感は、化粧品やコスメで用いられるガラスボトルやプラスチック、金属パッケージと並べたときに“余白”として自然な存在感をつくってくれます。


化粧品やコスメの販売店舗ではドレッサーや店頭什器など「見せる空間」に自然に溶け込みながら、ブランドが大切にする“やさしさ”や“誠実さ”を静かに伝えます。

リングディスプレイ
オーナメント

【2】贈るノベルティ ホリデーギフトに“ぬくもり”を添える

ホリデーコフレや限定セットのラッピングに、ちょこんと小さな木のチャームや、タグをさりげなく添えるだけで、そのギフトの印象はぐっと変わります。

一度きりの装飾で終わらず、キーホルダーやオブジェとして再利用、使い続けられる点も、サステナブルな視点から好まれます。

オリジナルチャーム
ネームタグ

【3】使うノベルティ 毎日手にするものに、自然のやさしさを

メイクのたびに手に触れるアイテムだからこそ、“木のぬくもり”が感じられる素材は心を落ち着かせてくれます。

毎日のルーティンのなかでふと「いい香りだな」「手ざわりがいいな」と思える瞬間が、ブランドへの親しみを深めていきます。

ヒノキ粒のフレグランスボトル
コーム

ここで紹介いたしましたノベルティグッズは、再利用や長期使用が前提になっていて“使い捨てない美しさ”を感じさせてくれます。


華やかさもありがなら静かな存在感で、ブランドの信頼を支える。それが、2025年に選ばれるクリスマス商戦、化粧品やコスメ向けの販促ノベルティの新しい形です。木製ノベルティは小さな存在でありながら、ブランドの思想を自然に伝える手段として手触りや香りとともに、環境とのつながりを感じさせることができます。

ノベルティグッズで販促がSDGsやESG、環境と社会配慮にも

サスティナブルなノベルティグッズでよくあるものですと、再生プラスチックとして海にただようプラスチックのゴミをあつめてリサイクルしたプラスチック製品などがあります。また、自然素材やコーヒーを淹れたあとの豆などの廃棄素材をプラスチックに混ぜてプラスチック素材などの使用を抑えたアイテムなどがあります。

ただ、木は、そこに木のなかに光合成で体内にとりいれた二酸化炭素(CO2)を、酸素と炭素に分解。温室効果ガスの炭素を吸収したまま成長してくれて、グッズなどに加工しても、そのグッズのなかに炭素が吸収固定されたままになります。

プラスチックなどの使用量を減らすだけでなく、ノベルティグッズのなかに取り入れて大気中から削減できる。

実は結構、すごい。それが木のノベルティグッズなんです。

間伐材をノベルティグッズにつかって環境配慮に

これは、先のことにすこし内容が被りますが、森の問題として、近年ニュースになって世間を騒がせる森の動物が街に降りてきて人の被害がでるなど問題を起こすことなどがあります。

この問題には、森が荒れていることが原因の一つにあると言われています。

たとえば、ですが、かつての森は、いろんな動物や植物が存在していて生態系のバランスが森の中で取れていました。

このバランスが崩れて森のなかで食べるものに困った動物が街に降りてい食べるものなどを探していると言われています。

(街のなかに食べるものなどがあると学習してしまったことも問題とされています)

かつての森(人工林や里山などの森)は、林業や農作業のなかで人の手が定期的に入り、下草を刈ったり、木の間伐などを行うことで、このバランスを整えてきました。ですが、近年は、高齢化や森の木が活用されなくなったことなどで、森に手が入らなくなり、森が荒れてしまっています。

この森に入ってきた人の手を取り戻すことで、この問題が全て解決できるというわけではありませんが解決に向けた一助となります。

TNFDなど自然資源や生物多様性として、ESG経営などにも貢献しますが、私たちは本気でこの問題の解決に向けて取り組んでいきたいと思っています。

ノベルティグッズを国内でつくることで社会配慮に

さて、もう一つ。

私たちは、国内製造にこだわっています。

日本の伝統的な木工加工の技術も、高齢化や海外製造のグッズなどが国内に入ってくることで、衰退していて、未来にその技術を残すことが難しくなっています。

伝統を未来へ継ぐこと

https://eco-pro.ne.jp/columns/sdgs-goods-design/

木製グッズはどうやってつくる?

こちらについて、詳しく知りたい!という方は上のバナーにて

そんな木工加工技術を未来につなぐために、国内での製造にこだわっています。

例えば、このL時計は福井県の漆器の角加工の技術を応用したデザインになっています。

L時計

まとめ サステナブルなノベルティは、共感を贈る時代へ

はい、2025年のクリスマス商戦と販促につかうノベルティをSDGsやサスティナブルに。というテーマで書きました。

世界的に環境や社会への配慮が求められる時代にあって、クリスマス商戦であっても、「どんな世界観を贈るか」が問われることは間違いなさそうです。

クリスマス商戦のコスメや化粧品市場のことはF1層に向けたものですが、ここで成功したパターンは、すこしずれて他のF2やM1にも波及していく傾向があります。

自分のところは、女性商材じゃないしな。と思わずにこういう世界観で販促を行うことはこれからの主軸となっていくことが予想されます。


この機能やデザインや品質の良さ、デザイン的な華やかさだけでなく、ブランドの想いや、商品や事業を通じてどんな社会にしていきたいのか?といったその企業のまなざしが消費者の共感を生み、購買行動を後押ししてくれます。

ひとことで、これをまとめてしまうと、応援される企業であるか?どうか?が問われてきていると言ってもいいかもしれません。

それは、商品やサービスだけでなく、箱やパッケージ、説明書などの副資材を含んで、販促やマーケティングにも及びます。

サステナブルな木製ノベルティは、そうした“共感の接点”をつくる小さなツールです。


見た目の美しさだけでなく、「木の資源をつかい森を守る循環を維持させること」「地域の職人や福祉施設とともにグッズ生み出して技術やいきがいに貢献すること」「か川つ人の心にやさしい時間を残すこと」これらすべてが、SDGsやESGの実践そのもの。というとすこし大仰かもしれませんが私たちの目指すことです。

そんなノベルティグッズを通して、環境にも社会にもやさしいブランド体験を届ける。

販促やノベルティといった小さなこと、もの、その積み重ねが、企業の信頼を深め、長く愛されるブランドを育てていきます。


ほんの少しあたたかい木の香りが、誰かの笑顔と未来をつないでいく。

そんな“やさしい販促”が、これからの時代のスタンダードになっていくはずです。

と少し手前味噌な感じですが、今回のコラムを終えたい音もいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。

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