今回のコラムは、美容室・サロンの新規開業や周年記念のノベルティについてです。
美容室サロン業界では知られている事実だと思いますが、美容室や理容室サロンの数はコンビニエンスストアの数をはるかに凌いでいて、約10年前と比べると5万店増で全国で25万店とコンビニエンスストアの5万店の約五倍の規模になっています。
確かに私の住まいの最寄り駅周辺でも目につくだけで8軒の美容室があります。
そのうち2軒はここ1,2年で新しくできたお店です。
今回はそんな美容室のノベルティについて書いていきます。
美容室・ヘアサロン市場の2023動向
2022年12月13日に追記しています。
美容室やサロン業界は、ここ数年の巣篭もり需要やおでかけを控えましょうという情勢が続いたこともあって2021年は売上減となったところが多かったようです。
ですが、2022年はおでかけなどの規制緩和がなされたことで回復傾向(調査会社によって揺れがあって昨対3.9-4.1%ではありますが…)若い女性向けのインナーカラーやブリーチのニーズが高まり高価格受注にもつながっているようです。
また一回あたりの価格も上昇傾向とのことです。
これは、巣篭もりや在宅ワーク、リモートワークだったりおでかけもしにくいこともあって身なりは最低限で良いだろう。という市場の動向がおでかけができるようになったりで遠方の人に会えるようになったりなどが背景にありそうですね。
成人年齢の引き下げと成人式
美容室業界で小さくない市場の変化として、成人年齢の18歳引き下げがあります。これにともなって成人式をどうする?という問題が自治体で起きているようです。ニュースなどでもありましたが20歳の成人式は「はたちの集い」のような名称に変更され、19歳,18歳と、年齢ごとに成人式を執り行うというところもあるようです。
美容業界でも、このトレンドといいますか、市場の変化に対応するながれがありそうです。とはいえ、18歳の成人式となると高校生?がその対象になるのでしょうか……20歳の成人式だと高校卒業してから2年でひさしぶりに会う友人、知人がいるからおしゃれをしたり正装したりといった流れになりますが、はたして……
規制緩和で卒業式や入学式が再開
こちらは、ここ数年で規制がされていてなかなか開催されてこなかった卒業式や入学式が今年からは、大手振って再開されるところが増えそうです。これまで、式が開催されなかったこともあって、美容業界への影響も少なくなかったものかと思いますが、今年からはそれも回復傾向にあると思います。
ただ、ここ数年で美容業界は、再編に近いような変化で市場がリセットされてしまっているような側面もあります。なので、卒業式や入学式の美容記念セット価格で集客をかけて、そこから通っていただけるようなCRM的な販促イベントのきっかけにするとお客様の足も戻ってくるのかもしれません。
特集!美容室ヘアサロンに人気のノベルティ
個人的な話になってしまいますが、かなり以前にいきつけの美容室で何周年記念ということで記念品・ノベルティをもらったことがあります。
美容室やヘアサロンであっても販促のノベルティや、周年記念のプレゼント品を配るというのは一般的になっているようです。つかうだけでSDGsになるノベルティのWood+でも美容室のお客様から開店記念のノベルティをつくりたい。といったお問い合わせや何周年でその記念品をつくりたい。というお問い合わせをよくいただきます。
美容室やヘアサロンのノベルティでも、新規開業向けのノベルティグッズと、何年かオープンしていてご愛顧をお伝えしたいでおすすめのノベルティや人気の商品が変わってきます。
また、サロンのメインのお客様が女性なのか男性なのか、プチプラ系なのか、価格は少し高めの技術とこだわりのサロンなのか?でノベルティとしておすすめできる商品が変わってきます。
新規開業のノベルティ
美容室やサロンには定説となっている3回来店の法則。新規のお客様が来られたら初回、二回目、三回目と来店していただければリピーターになりやすい法則といいます。
いろんなやり方があると思います。例えば、三回目まではお試し料金クーポン。指名ローテーションでお試し料金だったりと料金を低めにしてその間に技術やお悩みの解決でお客様との関係を築く。というような感じでしょうか。
ちなみに、コラム担当なかの人は髪の渦が二か所あって一か所は頭頂部周辺に、もう一か所が前頭葉(この表現であってるでしょうか…?)のやや左目の前髪のあたりにあって、前髪がなんかうねるのが悩みです。
ちょっと前に通っていた美容師さんはこの悩みにばっちりな技量といいますか、提案をくれて長く通っていたのですが、ご家庭の事情で海外へと移住されて通えなくなりまして、美容室難民として放浪しています。
まぁ私の事情は置いといて、新規開業でのノベルティについてです。
ヒノキスマホスタンド
先の入学式や卒業式で生活が変化する大学生や高校生のお客様を捕まえるには、やはり若い世代へ対応したアイテムが効果的。Z世代やミレニアル世代向けのノベルティの定番といえばやはりスマホスタンドです。
アロマフックスリム
女性向けではおしゃれな日用系アイテムもよろこばれます。スマホスタンドにしてしまうと男性向けが強すぎる。とお感じであれば、アロマフックスリムがおすすめ。ひのきの自然な香りと力で毎日の洋服を守ってくれます。見た目におしゃれで弊社のノベルティグッズとしてとても好評です。
名入れはいろいろありますが、焼き印やシルク印刷で木の質感を生かして自然のやさしくナチュラルなイメージで運用されるのがおすすめです。
ハンドミラー
こちらも女性向けのノベルティグッズとして美容業界で人気のアイテムのハンドミラーです。名入れもシンプルなロゴを入れるだけでおしゃれにかっこよく決まります。
また、ノベルティグッズや記念品として配った後でお客様がお化粧ポーチに入れた時に、化粧品のプラスチックやアクリルなどの固く人工的なグッズのなかに木のやさしさが添えられて長く愛されるアイテムになり、ノベルティ本来のザイアンスの法則(なんども接触していると愛着がわく法則)も期待できます。
周年記念のノベルティ
次は、周年記念のノベルティについてです。
何年も経営をされているとなかには長いお付き合いのお客様もできると思います。
そんなロイヤルカスタマーのお客様に感謝の気持ちを伝えるノベルティは
マイ箸セット
いろんな世代に喜ばれるアイテムですし、環境配慮の時代にあってコンビニエンスストアなどでプラスチックスプーンやプラフォークの配布が憚られるプラスチック資源循環促進法にも対応します。SDGsやESGなどの取り組みにもなりブランドイメージ向上にもつながります。
ジュエルスタンド
女性のお客様にうれしいインテリア系の小物です。ツリー形に加工してそこにアクセサリーをひっかけるだけで見栄えのいいアイテムになります。毎日アクセサリーをつけたりはずしたりするなかでザイアンスの法則がばっちりかかります。
スマホスタンドスピーカー
こちらは男性向けのノベルティアイテムです。電源いらずでスマホを置いて音楽を流すだけで志向性のあるスピーカーになります。結構音質もいいです。見た目がかっこよく、もらったあとでお客様が自身のSNSに「こんなのもらえた。」と投稿してくれるSNSマーケにもつながります。
ポーチ(WOOD CLOTH)
こちらは、普通の布のポーチではありません。森の適切な管理を取り戻す間伐材を用いた木の布でつくったポーチです。丈夫でおしゃれなキャンバス生地のような印象のSDGsでエコなアイテムです。
もらってうれしく、永く使ってもらえるアイテムがおすすめです。
自由に形を変えられるシリーズ
つかうだけでSDGsになるノベルティのWood+では、規定のサイズ内であれば、お見積もりの価格のままでデザイン変更が自由にできる「オリジナルデザインシリーズ」があります。
美容室や美容サロンのお客様の事例では、お店のロゴでキーホルダーやチャームを作られたり、店舗のシンボルツリーの形でスマホスタンドをつくってシャンプーやコンディショナーなどをお買い上げの方へプレゼントされていたりします。
美容室や美容サロンのこだわりを明瞭価格で、デザイン変更が自由にできて、形にできる。そんなシリーズになっています。名入れ印刷も、大人テイストの焼印やレーザー彫刻から、カラー印刷でも対応可能です。
ノベルティグッズや販促品でありがちな既製品のタンブラーやエコバッグでは満足できない。こだわりが実現できない。という方はぜひ、こちらをご検討いただけると幸いです。
SDGsや環境配慮がなぜ必要?
さて、そんなこんなで美容室、サロンの新規開業や周年記念のノベルティについて書いてきました。
美容室や美容サロンの利用される方は、地域密着の店舗利用のかたでも、技術が売りの本格サロン系の利用の方も、プチプラサロン利用の方でも、美しく、整えることを目的に利用されると思います。(もちろん、サロンでのコミュニケーションなども大事な要素だと思いますが)
SDGsや環境配慮とは関わりが薄い感じがしますが、案外とそうでもありません。
というのも、これまで弊社では美容化粧品のメーカー様「ロゴナジャパン様」をはじめ多くの化粧品メーカー様からお仕事をいただいております。そのなかで、環境配慮のグッズはとてもお客様から好評との声をいただきます。
ちなみに、今回紹介しているノベルティはすべて間伐材をはじめとする国産の木材を用いたものです。
間伐材というのは、森の維持管理で切らなくてはならない木のことです。
「切らなくてはならない木」というと、「それって環境破壊じゃないの?」「自然のままにしたほうがいいじゃない?」と言われることもありますが、木を切らないと逆に環境破壊になる森が存在します。例えば、日本に多く存在する人工林や里山がそうです。
「人工林」や「里山」では、森の成長に合わせて適切に木を切り森のなかに太陽の光を入れて、風通しをよくする「人の手」として間伐や枝打ちをして森を守ってきました。
自然のままに、そのままに、僕は自然だけを傷つけないと、木を切らずに放置してしまうと森のなかが鬱蒼として太陽の光が降り注がなくなり下草や動植物は元気を失ってしまいます。
そうなると、森の中では下草が枯て、食べる物に困った動物たちは、食べ物を求めて人里や街中まで降りてきたりしてします。
他にも、年老いた木よりも若い木のほうが温室効果ガスの吸収量も多く、根っこの深くなるので、気候変動の問題解決の一助にもつながるといわれます。
また、若い世代のZ世代やミレニアル世代では、これら環境問題に対してなにかしらの力になれるかどうかが消費の強い動機となっています。
企業経営とESG
さてグッズがお客様に与える環境配慮のブランドイメージ以外では、ここ数年で増えてきたESG経営というものがあります。ESG経営は、E 環境 S 社会 G ガバナンスの三つの文字の英語を組み合わせたものです。
細かく知りたいという方は、コラム「ESG関連投資が世界の4割に拡大」をお読みください。
ざっくり解説しますと、SDGs的な人と自然環境にやさしい経営をして、ガバナンスとして公表しましょう。というものになっています。
これまでは、ESGというと大手企業や投資家のものでしたが、ここ数年で中小企業や個人商店のレベルでも対応していかないと経営に影響が出てくるようなものになってきています。
例えば、地方銀行ではESG経営の取り組みを評価して資金繰りの評価を行うようなサービスもできています。
ESG経営で何をしたらいいのか?わからない!という方は、SDGsに対応をしておく。というレベルでも十分に対応できるものです。とくにカーボンニュートラル(カタカナ!?意識高い系か!?)と呼ばれる温暖化対策が重視される傾向があります。
Wood+のノベルティでそれに対応するには、プラスチックやアクリル系のアイテムを木製のアイテムへ置き換えるがもっとも簡単に対応できるものとなっています。
石油資源系のプラスチックやアクリル製品では、つくる工程でどうしても二酸化炭素など温室効果ガスがたくさん発生してしまいますが、木製品ならそれがすくなく。さらに、林業が活性化することで二酸化炭素の森林吸収も促進。それだけでなく放置されて荒れた森が守られることで生き物の多様性の保全にもつながります。
ノベルティとして、つかうだけでSDGsに
さらに、販促が温暖化対策になります。
まとめ
美容室・サロンのノベルティでした。
ノベルティアイテムは渡して喜ばれることが大事だと思いますが、一時代前ののようなノベルティの安く大量生産のものだと、環境への意識がないと思われることがあります。
作りすぎず、ちょうどいい量を適切につくる。が大事になりそうですね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
つかうだけでSDGsになるWood+のノベルティをご利用しただいたときに貢献できるSDGsのゴールや仕組みは上記の通りです。
また、国産の木材をつかうことで気候変動の原因とされる温室効果ガスの二酸化炭素を削減できる仕組みは下記の通りです。
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