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オリジナルのおしゃれノベルティで販促をSDGs/温暖化対策に

安西先生、コラムを書きたいです…はい。コラム担当なかのひとです。12/3の公開初日にスラムダンクを観に行きました。

いやはや、すごい映画でした。対戦相手が出てくるシーンでもう鳥肌がぶわーっと立って、そこからはもう引き込まれること引き込まれること、感無量でした。(多分音響にこだわった上映のものでもう一回観にきます。)

さて、今日のコラムは、オリジナルのおしゃれノベルティで販促をすることで、SDGsはもちろん温暖化対策に。というテーマで書いていきます。

ここ数年で、SDGsはもちろん、環境や人権に配慮をしないと株価にとどまらず投資や出資・金利優遇などの企業経営に大きく影響するESG経営の影響力がぐっと高まりました。

先日、あるマーケティングセミナーにて、マーケティングの父ともいわれるフィリップ・コトラー氏の講演を聞く貴重な機会がありました。具体的なことはここで書けませんが、書いても問題ないことでお伝えすると、マーケティングには、これからESG視点が必須になる(SDGsではなくESG)。というようなことをおっしゃっていました。

とくに、アメリカではESGはもうかなり広まっていて、市井の町のカフェや美容室の規模でもESGがテーマになっていると聞きます。また、欧州では、ESGを一歩も二歩も前に進める人権・環境デューデリジェンスというものがひろまりつつあります。

今回のコラムでは、そんな世界の流れをおさえつつ、オリジナルのノベルティを用いて、販促することがSDGsや温暖化対策になる。ように書いていきます。

目次

WEB3.0時代とオリジナルのノベルティ

さかのぼって、映画スラムダンクのお話です。先日の映画を観に行ったらおまけといいますか、オリジナルのノベルティグッズで厚手の一見するとコースターのような感じのポストカードをいただきました。

ポストカードには、表面にキャラクターとオリジナルのスラムダンクのロゴ、裏面にQRコードが印刷されていました。QRコードを読み込んで、特設サイトに飛ぶとスマホカメラとARが連動してスマホ画面でギミックを楽しめるノベルティ・記念品でした。

ここのコラムでもたまに書いていますが、販促グッズ、ノベルティグッズは、近い将来にWEB3.0的なメタバースとブロックチェーン、NFTと組み合わせたユニーク、オリジナル性の高いコンテンツを組み込んだものが制する。と思っています(そう、それはリバウンドを制するものがバスケを制するように…)。

その理由については、詳しく書いたコラムがありますので興味がある方は、そちらをお読みください!

最先端から加速する?WEB3.0時代のノベルティとは?

なぜ、WEB3.0のようなノベルティが求められるようになるか?といいますと、そこには、これまで長きにわたって築かれてきたノベルティを用いた販促のビジネスモデルが、SDGsやESGの環境と人権の配慮にそぐわなくなってきていることが背景にあるためです。

こちらでくわしく書いていますが、ある調査で58.8%の人がノベルティグッズをもらっても使わずに捨てたことがあるといいます。

そのあたりも交えながらこれまでのノベルティとこれからのノベルティについてを考えていきます。

これまでのノベルティ

さて、なぜノベルティを用いた販促のビジネスモデルが、SDGsやESGの環境と人権の配慮にそぐわなくなってきているか?といいますと、先のコトラー氏の「ESG視点がマーケティングに必須になる。」という言葉に関わってきます。

まず、年々強まっていく個人消費へのSDGs、企業経営へのESGといった環境や社会への影響は、ノベルティを用いた販促にも環境意識、人権配慮が求められていくのは疑いようがありません。

一方で、これまでのノベルティがもつマーケティング的な役割を振り返りますと、必ずしも環境や人権に優しいビジネスモデルであるとは言い切れません。

ざっくり解説いたしますと、これまでノベルティグッズといいますと、いわゆる広告の雨を降らせる。とでもいいますか、安価なものを大量生産し大量配布する「バラマキ」型のビジネスモデルが主流でした。

この安価なものを大量生産、大量配布をもとにしたバラマキのモデルですと、プラスチックやアクリルといった石油資源系の既製品や商品になっているノベルティアイテムに名入れとして、企業やアピールしたいイベントや企画、コンテンツの名前を入れてという形になりがちです。

このモデルですと、作るだけで、大量の二酸化炭素などの温室効果ガスを発生させてしまいますし、海外製造などでは価格圧縮などで労働環境が圧迫されていたりなどの目が届きにくくなります。さらにいえば、既製品や商品化されているものがおおいのでおしゃれさやオリジナル性は高くありません。

これまでのノベルティ

  • ・大量生産・大量配布のバラマキ
  • ・環境負荷が大きくなりがち
  • ・海外製造では人権面を管理しにくい
  • ・おしゃれさオリジナル性を高めにくい

そうなってくると、このモノあまり時代にあって、ノベルティとしてモノをもらってもいや、ちょっといらないな。と使わずに捨ててしまう。ということにつながってしまいます。

ESG/SDGs環境配慮とこれからのノベルティ

これからのノベルティというと、なんとも大仰な感じですが、コラム担当なかのひと、臆せず書いていきます。

コトラー氏のセミナーでもありましたマーケティングにESGが必須になる時代にあって、やはり環境と社会への配慮をなくして企業経営は難しくなっていきます。

こちらのコラムでは何度も書いていますが、いまから10年くらい前にある世界的なブランドでの不買運動は、数年間にわたり数兆円規模で経営に影響を与えたと言います。

その原因は、世界的ブランドのサプライチェーンの末端企業(経営関係のない下請けの下請けのような企業だったみたいです。)で搾取的な労働環境と環境負荷を無視して製造に関わるなかで出てきた汚染物質を垂れ流しにしていたことなど。それがSNSを中心に世に出回り、一気に世界的な問題となったといいます。

この世界的なブランドでの不買運動では、直接的な経営関係はなくただの取引先、サプライチェーンの不手際でも、元請のブランドが責任を追求されています。

コトラーのいうESGでは、サプライチェーンまでを責任の範囲としています。

サプライチェーンの下請け企業や取引先のことであっても、この世界的ブランドのような不買運動につながるような問題を抱えている企業は、リスクがあるとESG経営では評価されません。

このあたりは事例週・資料集で詳しく書いてありますのでぜひお読みください。

ノベルティも、環境負荷が高くなりがちな大量生産・大量配布のバラマキ型のモデルから、作りすぎずバラマキではなく、適正な量を、適正に配る。適量生産・環境負荷がかかりにくい、もしくはむしろつかうことで環境問題の取り組みになっていることが大事になります。

また、オリジナルの要素を高めて、どこにでもあるようなものではなく、配った時に長く使ってもらえるようなおしゃれだったり、ユニークなアイテムが求められるようになってきています。

これからのノベルティ

  • ・適量生産・適量配布のちょうど良さ
  • ・環境負荷が低いもしくは、環境を良くする。
  • ・サプライチェーンまでしっかり把握
  • ・おしゃれさ、オリジナルが必須

WEB3.0が環境配慮に関わる?

いやいや、つかうことで環境配慮になる。もしくは、つかうことが温暖化対策になる。

そんなノベルティで、さらにオリジナルの度合いをたかめて、デザイン的におしゃれで販促がSDGsやESGの取り組み。もしくは、温暖化対策になる。というのは完全に手前味噌感があるのですが、さらになぜWEB3.0が絡んでくるのか?といいますと、ESG経営にあるカーボンニュートラルの取り組みで必須とされるGHG計算がもとになります。

GHG計算は、G(Green)H(House)G(Gas) の略語で企業が事業を行う中で発生する温室効果ガスを計算することです。

なぜ、この計算をするのか?といいますと、カーボンニュートラル(炭素中立)では企業が発生する二酸化炭素などの温室効果ガスの発生と削減をすくなくても+0にすることが求められます。

GHG計算は、電気や石油の稼働効率がよい機器に変えたりで電気や石油の消費量を減らしたり、そもそもを自然再生エネルギーに変えたりなどで電気や石油などをつかわないことなどで、これだけの炭素を減らしました。という計算に用います。

先のスラムダンクのオリジナルイラストの描かれたARのノベルティグッズでは描かれたキャラクターやロゴを楽しめるアイテムとして素敵な記念品となっていて、友人にこれさぁと早速口コミで伝えました。

ESGやSDGs的なノベルティとして、ARやVR、メタバースをノベルティグッズに組み込めれば、そのアイテムを通じてなにが環境に良いのか?どういう取り組みになっているのか?を文章ではなくビジュアルで楽しく伝えられます。

さらに、削減した炭素についてもブロックチェーンなどの技術を用いればESGによいことは間違いなさそうです。

オリジナルノベルティをつくれる商品ベスト5

そんなARなどに対応できそうで、つかうだけでSDGsやESGだけでなく、温暖化対策になるノベルティグッズのベスト5を紹介していきます。

スライスコースター

飲食店のコースターとしてARを仕込んでおいて、ARで環境配慮をアピールしつつ、あたりがでたらもうドリンク1杯プレゼントやミニ惣菜をサービスなどで、ドリンクのキャンペーンアップセルへと繋げる販促に

もしくは、お鍋のスープなどにつけてQRを読み込んでARの設定をお鍋の丸型に合わせて、お鍋のなかが楽しい感じになる。などのギミックをつけてSNSへの投稿を促すことで自然な形でSNSマーケティングへと繋げるなどが考えられます。

ストレッチボール

ころんとした可愛らしい形をARの設定にして、なかに描かれた名入れデザインが動き出すようなギミックをつけたり、ストレッチボールは肩が凝っていたりとお疲れの人なので、「今日も頑張っていこう!」などのセリフが出てくるなどで毎日サイトやアプリへのログインを促す仕組みにも繋げられます。

オリジナルフォトフレーム

できるかどうかはアイディアレベルなのでどうかはわかりませんが、アーティストのファンクラブ向けグッズにARを仕込んで、印刷されたアーティストのキャラクターが動き出して写真を眺めたり、「Good!」とかハンドサインを送ってくれたりといったギミックが面白そうです。

ぜひ最先端から加速するアーティスト様におすすめしたく思います!

カップスリーブ

こちらのカップスリーブは、コーヒーチェーン向けで考えますと…

カップスリーブの巻いた形でARを設定して、このカップスリーブを一緒に買ったテイクアウトのコーヒーやカプチーノなどのドリンクカップにキャラクターがよりかかったり、花火があがったりのギミックを交えることでSNSへの投稿にされるようなバイラルマーケティングに使えそうです。

卓上カレンダー

カレンダーは木部だけに限らず紙面もあるので、ギミックの範囲がめちゃくちゃ高くできます。

月毎にARを変えたり、写真や紙面に印刷されたキャラクターが浮かびでてきたりなどの展開が考えられます。

つかうだけでSDGsや温暖化対策に

ここで紹介しているアイテムはすべて環境配慮のされた国内の木材をつかっています。

つかうだけで、SDGsはもちろん、温暖化の原因とされる二酸化炭素を削減できるのでESG経営でカーボンニュートラルの炭素削減量を見える化したりなどもおすすめです。

ARを用いて販促の事例ではないですが、スマホや携帯とアナログのノベルティを組み合わせたとんでもなく面白い販促の事例で、確か世界的なスポーツブランドのa社の事例があります。

いまから15年くらい前にゲリラ的に東京の街中に青い壁がどーんと登場して、そこにびっしりとQRコードがと企業のロゴが印刷デザインされたピンバッチが括り付けられていました。

そのピンバッチを待ち行く人は自由に持って行ってよいというもので、販促をはじめて即配布終了。おそらくQRからのリンクは相当な数に登ったと思います。

まず、持って行った人がアクセスして、次にその友人知人にとバイラル、口コミが伝播したと思います。

確かテレビのニュースでもめちゃくちゃに取り上げられていたので、そのピンバッチからだけでなく合計で相当なインプレッションがあったと思います。

リアルとデジタル、最先端のテクノロジーを組み合わせる時代になってきているので、そんな展開もきっと面白いと思います。

まとめ

以前、某お菓子メーカーで高校生がプラスチック性の個包装を見直すように求めた署名活動をはじめ、消費者が環境配慮に敏感になってきていますし、欧州ではパッケージフリー消費といって、詰め替え容器を持参した測り売りのお店が急増。消費者も積極的に利用して、量り売りの販売モデルを楽しんでいるといいます。

これは、お買い物で便利なコトを求めるのではなく、環境にいいコトを楽しんで求めている。とのことです。

いわゆるモノ消費からコト消費へと消費の動機がかわってきた環境配慮の社会では、58.8%の人がつくっても使わずに捨ててしまったことがあるというこれまでのノベルティと、オリジナルの度合いを高めて環境と社会にいいSDGs/ESGはもちろん温暖化対策になるノベルティであれば、これからの社会にどちらが選ばれるかは明らかと言えそうです。

つかうだけで、販促がSDGs/ESGはもちろん、温暖化対策にもなる。

Wood+では、そんなオリジナルノベルティを作り続けています。

国内の木を適切に間伐して間伐時に出た木材を適切に有効活用してあげることで、森や動物たちの健康を守ってあげることにも繋がります。

そしてSDGsの7つの目標もクリアです。

資料集やカタログは下記から

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。

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