
はい!もらって嬉しい!SDGsになるノベルティグッズのWood+コラム担当なかのひとです。
今回は、タイトルにもありますように「チキチキ!もらって嬉しいノベルティで、販促をおしゃれなSDGsや社会貢献に~!」というダ○ンタウンのごっつええ感じなテーマで書いています。
ちょっと話が変わってしまいますが、先日、あるマーケティングセミナーで近代マーケティングの父とも言えるフィリップ・コトラー氏のWEBセミナーに参加いたしました。
コトラー氏というと、マーケティング5.0やH2Hマーケティングなどの書籍が大人気のマーケターで、コラム担当なかのひともそれはもう大変に学ばせていただいております。
そのセミナーのなかでとっても気になったことが2つありまして、「ESGへの関わり」と「脱マーケティング」がこれからのマーケティングには欠かせなくなる。と語っていました。
ノベルティグッズを扱う身として、この「ESGへの関わり」については「つかうだけでSDGsになるノベルティグッズ」ということで、「そうよね、うん、そうよね!」と安心した一方で、「脱マーケティング」については、ちょっと身をつまされる思いがありました。
そんなこんなな感じですが、コトラー氏の「ESGへの関わり」「脱マーケティング」を軸にしつつ、もらって嬉しいノベルティについて書いていきます!
目次
脱マーケティングについて
脱マーケティングというと、もうマーケティングしなくていい。という風にも聞こえますが、そういうわけではありません。
この脱マーケティングでコトラー氏が上げていた企業の事例としてPatagonia社があります。
Patagoniaでは、アパレル商品をたくさん売ることよりも大切に使ってもらおうことを重視して、修理や手直しのサービスを導入したり、着なくなったら誰かがそれを欲しているかもしれないと、もらって嬉しい人を探してリユースやリセールを推奨しているといいます。
脱マーケティングは、販売優先ではなくいわゆるパーパスを重視して訴求することが大事とのことでした。(実際、Patagonia社はそのパーパスを掲げてからの方が成長していると言います。)
いやはや、なかのひとは、なんでもかんでもお問い合わせを軸に考えているなんともさもしい考えにちょっと身を染めていたので、きゅっと心が引き締まりました。
ノベルティの脱マーケティング
ノベルティというと、安価な商品を大量に作って、大量に配る。大量生産・大量配布のバラマキでのビジネスモデルが一般的に取られます。
ですが、最近ある調査でわかってきたこととして、
「ノベルティグッズをもらった人では、58.8%もの人がつかわずに捨ててしまったことがある。」といいます。
せっかくノベルティグッズを配ってもつかわずに捨てられてしまえば、ノベルティを用いた販促として意味がありません。
まして、コラムのテーマである「もらって嬉しいノベルティ」としてはもう、使わずに捨てられてしまうようなノベルティグッズは、もらっても嬉しいわけがない。ということは言うまでもありません。
ノベルティの脱マーケティングは、私たちWood+も含め、これまでのノベルティが主軸にしていきた「バラマキ型のビジネスモデルからの脱却」で、ノベルティを配布することの価値をモノをもらって嬉しいというモノ売りから別につくる必要があると感じています。
もらって嬉しいノベルティとは?
さきの58.8%の人はノベルティをもらっても捨ててしまったことがある。という調査にも関わってくることですが、街中でうちわを配っていたのですが、近くのコンビニエンスストアや駅のゴミ箱にそれがたくさん捨てられていたり、ともすると街のなかにポイ捨てされていたり。というのを見たことがあります。
正直言うと、捨てる人も捨てる人だけど、街のなかにポイ捨てされているものを見るとそのノベルティを利用している企業にとってマイナスイメージにもなります。
ノベルティグッズを配布することで興味を持ってもらいたい。好印象のブランドイメージをもってもらいたい。というマーケティング的な狙いがネガティヴなものになってしまったりします。
58.8%の人でもらったノベルティグッズを使わずにしててしまったことがある。という人でも、物を捨てるという行為は、少なからず環境負荷がかかりネガティヴなものになりがちです。
もらって嬉しいノベルティの答えは、内閣府の「環境配慮のされている商品とされていない商品では、環境に配慮されている商品」を92.9%もの人が「検討する。と答えた調査にあるかもしれません。

私たちは、国産の木をつかって、森を守る。というパーパスがあります。ノベルティとしてつかうことで、日本の森が守られて、温暖化対策にもなる。など”ご利用いただく企業様の販促が地域や日本の未来を守る”ことになるように木製グッズをつくっています。
世界的なSDGsやESGといった環境と人への配慮が求められるようになってきていて、投資家や大企業のものというものが次第しだいに中小企業でもその認識がないと経営に影響が出てきてしまうようになってきました。
たとえば、社会の面では労働環境、就労環境で言葉は悪いかもしれませんがブラック企業と呼ばれる搾取的で高圧的な就労を強いるような企業では、内部から疑問の声が上がってSNSで拡散されると炎上したり、不買に近いレベルで拒否されることが見られるようになってきています。
もし、私たちの会社が搾取的な労働を強いて価格圧縮をしていたり、環境配慮をいいながら全く無視しているようなノベルティをつくっていたら、当然「もらって嬉しいノベルティ」とはなり得ないと思います。
また、そういった人と社会への配慮にかける経営をしてしまうと、企業の資金繰りの面でもESG投資といった大企業が株価に直結して経営に支障が出るにとどまりません。この動きは、中小企業のレベルの資金繰りでも地方銀行で急速にESGへの対応が進んでいます。
サスティナブルであることやSDGsの取り組みなどを評価して事業への出資などを決める動きが強くなってきていますし、金利の面でもすくなくない影響があるといいます。
一般消費者では、Z世代などの新卒採用の世代で、SDGsなどの取り組みを自分の就職先として選ぶのに強い要因となるというデータも出てきています。
先の58.8%の人がノベルティはつかわずに捨てたことがある。そして、92.9%の人が脱プラスチックなどの意識について肯定的ということを考えると、ノベルティもただいいものや、みんなが知っているものを配布するのではなく、SDGsやESG、環境や社会に配慮したアイテムが求められてきていると思います。
エシカル消費
そんな環境と社会への配慮されたアイテムについてですが、なかでも最近再燃している言葉としてエシカル消費があります。
エシカル消費というのは、英語のETHICALで倫理的という意味があります。
倫理観をもとにして、消費を行うことをエシカル消費と言います。
詳しくは、下のコラムで書いています。
ホテルや旅館にこそ、国産木材のエシカルアイテムを|世界のエシカル時流との関係

ざっくり解説いたしますと、人への搾取的な労働や動物などへの環境負荷、自然環境へのダメージなどへ配慮をしている会社の商品やサービスを選ぶ消費活動のことです。
はい、もうこれ、ほぼほぼSDGsです。
ただ、エシカル消費が2000年代にすでに欧州を中心に広まっていることを考えるとエシカルが先、SDGsが後。という感じになります。
この流れが昨今の流行病の元で再燃してきていて、欧州では詰め替え容器をスーパーなどに持参して、オリーブオイルなどの量り売りが広まっているといいます。ちなみに消費者もこの動きを楽しく受け入れているとのことです。(もちろん全ての人が、というわけではないと思いますが…)
アメリカでも、ESGではありますが、街のパン屋さんのような個人商店レベルでもこの商品は、自然環境の保護になっています。などの環境や社会への貢献をする店舗が増えていて人気といいます。
アップサイクル
エシカルやSDGs、ESGに絡んでですが、アップサイクルについても触れていきます。
アップサイクルというのはリサイクルとは違う廃棄材などの活用方法で近年注目が集まっています。
例えば、あるバッグメーカーではトラックの廃棄される幌を改修して綺麗にしてその色柄をいかしてバッグや財布をつくり世界的に注目を集めていています。
ちなみに、海洋プラスチックを回収してバッグにしたりするのは、リサイクルでの手法になります。
アップサイクルは、集めた資源の形などを活かして商品にし直すものです。
Wood+では、切らなくてはいけなくなった木をつかって木製グッズにしたり、記念品にしたりすることがそれにあたります。
【伐採木の活用事例/慶應義塾大学様】
https://eco-pro.ne.jp/columns/useful-thinnedwood/achievements-keiouniv/
また、公共工事などで、どうしても街路樹をきらなくてはいけなくなった。や、工場などの耐震工事などで建物まわりの工事に支障して切らなくてはいけない木などをもちいて木製グッズにしたり、ノベルティグッズにしたりする環境配慮のノベルティもつくれます。
おすすめノベルティグッズ
こども向けのもらって嬉しいノベルティ
16cmスケール

https://eco-pro.ne.jp/product/jb038/
こども向けのノベルティとして大人気なのが16cmスケールです。
おしゃれな定規やものさしなので、大人になっても使えます。
ひのきえんぴつ

https://eco-pro.ne.jp/product/jb515/
こちらももらって嬉しいアイテムのひのき鉛筆です。
国産ひのきでにぎったぬくもり感もあり、つかうだけでSDGsとして森の環境やいきものの未来を守ります。
法人向けもらって嬉しいノベルティ
卓上カレンダー

https://eco-pro.ne.jp/product/jb252/
おしゃれなだけでなく、木製でインテリアとしてもGood。さらに卓上なので担当者レベルでもちはこべるのももらって嬉しいポイント。
つかうだけでSDGsにもなり、温暖化対策にもなってさらにうれしいです。
マルチタスクスタンド

https://eco-pro.ne.jp/product/jb221/
リモートワークなどで自宅をオフィスにしなくてはいけなくなったりするとデスクまわりがごちゃごちゃになったります。
その整理整頓に、よろこばれるマルチタスクスタンドです。スマホも、タブレットもいっさいがっさいを綺麗におしゃれに収納。
女性向けもらって嬉しいノベルティ
ひのき粒のサシェ

https://eco-pro.ne.jp/product/jb345/
森の香りがここちよいと評判のひのき粒のサシェです。玄関におけば自然な吸湿、芳香の自然な木の香りで空間を包んでくれます。
お風呂にいれればヒノキ風呂にも。冬の凍える季節にぬくもりを感じるノベルティです。
ブレンドエッセンシャルオイル

https://eco-pro.ne.jp/product/jb361-0/
四万十のひのきから抽出した国産のヒノキエッセンシャルオイルオイルをベースに、さまざまな香りをブレンドしました。ノベルティグッズにアロマオイルをプレゼントするのは、かなり意外ですが、かなり喜ばれるノベルティグッズです。
ヒノキオイルの自然な香りがベースなので、香りの選好が起きにくく、女性からとても評判の商品です。
まとめ
もらって嬉しいノベルティについてでした。
ざっくりとまとめますと…
・SDGsや環境配慮
・つくりすぎない適量生産•適量配布
・アップサイクルもおすすめ
・エシカル消費 㲈SDGs(ESG)で今後さらにこの流れはつくよくなる。
という感じかなと思います。
Wood+のアイテムはつかうだけで、SDGs!
木製ノベルティの商品は間伐材を中心に国産の木材を用いていて、つかうことで最大7つのゴールに貢献できます。
つかうことで日本の森をまもり、気候変動の取り組みへとつながるものばかりです。

詳しい資料については、下記のバナーから

では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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