森の木をノベルティとして使うことでSDGsに。森林や海を守る！

未だにGWに行った徳島弾丸遠征旅行の際に見た、明石海峡大橋や淡路島から見た鳴門海峡がとっても綺麗で良い景色だったので、未だにちょこちょこ写真を見返しては思い出してにっこりしている中の人2号です。

東京・千葉にも海はあるので海自体は珍しくはない身近な存在ではあるのですが…やっぱり関東で見る海とは景色も全く違うんですよね…気候も違うというか爽やかだったんです。
今度はフェリーで行ってみたいなーと思って色々調べたり徳島行きのフェリーに乗った方の動画をチェックしてみたり…いつかまた行くんだ…！

という戯言から今回は海と間伐材ノベルティの関わりを交えてがテーマの回となります。（今回はちゃんと前置きから繋がるようにしてみました）

間伐材を使うことが森林の管理やCO2対策、森に住む動物たちの生息環境を守ることにも繋がるということはほぼ毎回コラムの中で書かせていただいていますが、今回は海にもメリットがあるんだよーという話しも交えて間伐材ノベルティの話しもしていこうという感じです。

フロンティアジャパンのノベルティグッズを使うとSDGsの17の目標のうち7つの目標達成に貢献できるのですが、その7つの中の「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさ」に関わる部分を中心に間伐材ノベルティとの関わりについて書いていきたいと思います。

森と海の繋がり

日本は世界規模でみても”森林大国”と言われる程森林の面積が広く、ざっくり言っても国土の2/3が森林なんです。数字で言うと67％程なんだそうです。半分より多めに森林ってことなんですよね…
そのうちの40％は人工林で、北海道３つ分！広い！！

林業関係が盛んな国でも森林は国土の20～30％程(アメリカ、カナダ等)だそうなので、他国と比べてみると日本の森林率はかなり高めなのがわかるかなと思います。

そんな国土の大半を占めているといっても過言ではない森林、きちんとお手入れしていかずで放置していると環境はもちろん私達人間だけでなく陸よりもはるかに広大な海にまでもマイナスな影響を及ぼしてしまいます。海までとなるとかなりダメージ範囲が広いのです…！

そこで大切なのが森林のお手入れ（間伐）で、その際に出た木材（間伐材）もしっかり活用することも重要になってきます。

木を間引く(間伐をする)ことで…

①木の”密”を緩和し、土や背の低い植物達にもしっかり陽の光が当たるようになる
植物も豊かになり、動物達の餌が充実することで人里に進出する必要がなくなることに繋がります。
熊などの住宅街にいると危険な動物達の下山対策の一環にも。
野生動物が山を降りてくるのは、環境悪化により餌不足が起因している為環境を整え彼らの餌となる植物や木の実、それらを餌とする小動物達の存在が欠かせません。

②木の本数を適切な状態にすることで、樹木同士が栄養を奪い合うこともなくなり根もしっかり強い木になる
強くしっかり根を張ってくれることで強い土壌が出来上がり、地滑りや土砂崩れに強い山肌になってくれます。これは山のふもとに住む人達にとってもとても重要なことですよね。
根っこが弱くてしっかりしていないと少ない雨量でも土砂崩れが発生しやすくなってしまう為、自然災害に発展しやすい土地を形成してしまうことに繋がるのです。

③高齢の木を切って若い木が増えるとCO2の吸収量UP
木は歳を重ねる程CO2の吸収量が減少していく為、高齢の木は若い木へ植え替えてあげる必要があります。様々な企業様が環境問題への取り組みの一環として「植樹」を実施していらっしゃるのもここに繋がっていたりします。（SDGsについて知る前は自然豊かにするためだと思っていました中の人）

こういった因果関係があるのです。
もちろん他にも林業の活性化といった環境面以外にも人にとってプラスな側面もあったりします。

この①～③が改善されることで、海にも様々な良い影響をもたらしてくれるのです。
山と海は繋がっているので、しっかり影響を受けるというわけです。

①～②がしっかり出来ていれば、雨水をしっかり吸収して蓄えられる土壌ができ、ここから徐々に河川へ雨水を送り出してくれることで河川の水位が急に上がることを防ぎ、洪水のリスクを抑えてくれます。
また森林が雨水を蓄えてから～という過程で、栄養分や有害物質は徐々に分解され海への流入が緩和される為、海の水質改善にも繋がります。

海へ流れてくる水量と水質が安定することで、魚たちやプランクトンの販促や成長に繋がり海洋生態系にとっても恩恵が生まれるのです。

③のCO2吸収量UPについてもしっかり海に影響があり、森林でのCO2吸収量が増えることで大気中のCO2が減る為、海洋が吸収するCO2の量も自然と減ります。
海洋のCO2を減らすことが地球温暖化の抑制、極端な気候変動や海面上昇を軽減させることにも深く影響する為、海だけ…というよりは地球全体の環境問題対策にも繋がってくるのです。

間伐材ノベルティを使うことで海に良い事ができる！

森林にも大気にも、海にとっても良い影響をもたらす為にも日本の木材、間伐材を活用していくことがSDGsやCO2削減対策の一つとして重要になってきます。

企業や地域等大きな団体レベルであれば、海岸に防風柵を作って設置して波浪や塩分、プラスチックごみ等の廃棄ゴミが流れ込んでくるのを防いでくれることで海岸線保護や浸食防止になる…といった直接的な対策を講じることもできますが、なかなかこのレベルの規模で実行するのは難しいのかなと思います。
柵以外にも魚礁や増殖場の造成に利用され、魚礁に取り付けた間伐材は魚類の生息地として機能し、海洋生態系に貢献している、といった使用例もあるそうですがこちらもすぐに実行するのはかなり大変なもの。

実際に間伐材を使った防風柵を設置した例はこちら。
参考文献：海岸林の樹高成長に及ぼす間伐材防風柵の効果 | CiNii Research

これらの取り組みも素晴らしいですし、もちろんどちらもSDGsで海の環境にとって様々なメリットをつくってくれているものです。

個人の企業様や、地域によっては中々直接海に対して間伐材を使うといった取り組みを始めるのはハードルが高いので、間伐材を日用品や雑貨のようなノベルティグッズに加工することで誰でも扱いやすく、幅広い方に普段の生活の中でご使用いただきやすいアイテムに。
SDGsな取り組みの一つとしてもぐんと取り入れやすくなります。

ノベルティグッズということで、もちろんSDGsだけではなく販促品としても活躍させることができますので、オリジナルデザインを加えて他とは被らない間伐材ノベルティグッズを作ることも可能です。

今回は特に使う人を選びにくく、幅広い方にお使いいただきやすいアイテムをいくつか価格帯ごとにピックアップしてご紹介していきます。
※いずれも参考価格での表記の為、デザイン等によって変動する場合がございます

～200円のノベルティ

比較的抑えめで大量に作ってお配りしやすいアイテムたちとなっています。
展示会や野外のイベント等で多くの方へお渡しする予定のノベルティグッズとしてもおすすめです。

オリジナルマグネット

https://eco-pro.ne.jp/product/jb111/

杉の間伐材を使った木のマグネットで、オリジナル形状にダイカットや印刷・彫刻の自由度も高くデザインしやすいノベルティグッズです。

小さなマグネットなので、ご自宅やデスク周りでも使いやすくお子様から大人まで年齢問わず普段の生活の中で使いやすいところも魅力のひとつ。

普通のマグネットと同じように冷蔵庫やデスクワゴンなど…マグネットがくっつく所に貼っておくだけで、誰でもSDGsになるのです。

誰でも、簡単に、SDGsです。

スライスコースター

https://eco-pro.ne.jp/product/jb247/

こちらも杉の間伐材を使っているノベルティグッズで、薄いタイプのコースターです。
薄いけれど、反れたり折れたりに対する対策をしている為、ただ薄くカットした木製の物より折れたり反れたりしにくくなっていて使いやすさにも配慮しています。

デザイン加工方法が多く幅広いデザインに対応しやすいのもポイントで、フルカラー印刷にもばっちり対応しています。
形も既存だと六角形ですが、丸や四角など別の形で製作することも可能ですのでご指定の形がございましたらお気軽に御相談ください。

コースターなら普段使いもしやすく特にこれから暑くなってきて冷たい飲み物をいただく機会が増える時季でもあるので、コースターが活躍しやすいこのタイミングでお配りすれば販促品としてもしっかり責務を果たしてくれます。

～600円のノベルティ

高すぎずかといって低価格すぎない、けれどノベルティグッズとしてはしっかりしていて扱いやすいアイテムたちはこのあたりです。

木粉のタンブラー(木のプラスチック)

https://eco-pro.ne.jp/product/jb534-1/

木工加工の際にどうしても出てしまう木のくず、いわゆる”おがくず”(木粉)をプラスチックに混ぜることで100％プラスチック製の物よりプラスチックの使用量をぐんと減らせる、プラスチックだけどエコで木製なタンブラーです。
混ぜている木粉量の割合は約51％で半分以上が木なので、しっかり木製品です。

見ためはちょっと陶器っぽさもあるような、プラスチックっぽいつるっとした感じではなくマットな印象でブラックとベージュの2色からお選びいただけます。
シルク印刷でしっかり印刷も可能ですので、ロゴや企業名などをプラスして環境に配慮したオリジナルノベルティに。

実際に歯科医院様のクリニック内覧会の販促ノベルティグッズとして製作させていただいた事例がこちら。

医療法人社団いざなき会様事例

内覧会にご参加された方からはご好評いただいていたとのことで、歯磨きの際に使用する用のコップとしてお使いいただいている方もいらっしゃるそうです。

飲み物を頂く用はもちろん、はみがきやうがい用のコップとして普段の生活の中で使いやすいノベルティグッズにもなってくれます。

実は人気のノベルティグッズで、最近お問い合わせが増えてきております…！

カップスリーブ

https://eco-pro.ne.jp/product/jb377/

暑い季節には冷たいドリンクのカップに使えば手が濡れることなく持ち歩け、寒い季節にはホットドリンクのカップに付けて使うことで熱い飲み物でも持ちやすくしてくれる便利アイテムで、一年中お使いいただけます。

内側はゴムスポンジで濡れても全然平気で紙タイプの物と異なり繰り返し使えるタイプで、外側はヒノキの間伐材を薄く加工したものを貼り合わせているので、プリントではなくしっかり本物の木材を使用しています。

紐でくるくる留めて固定させるタイプなので、様々なサイズのコップにつけてお使いいただける仕様でコンビニ以外にも様々なお店のテイクアウトドリンクにもお使いいただけます。

カフェの限定ノベルティや夏のイベントで配布するノベルティにも。

誰でも簡単にカップに装着するだけでSDGsができる、環境に優しく繰り返し使えるカップスリーブです。

～1000円のノベルティ

～600円までのノベルティグッズに比べて、もう気持ち少しリッチな印象の物を集めてみました。
高級感をより感じられる木製ノベルティグッズをピックアップ致しました。

ヒノキうちわ

https://eco-pro.ne.jp/product/jb530/

印刷できる範囲がとっても広く、平たい形のアイテムなのでデザイン印刷がしやすく夏の野外イベントやOPキャンパス等で配布するノベルティグッズとしてもおすすめです。
費用は変わりますが両面印刷も可能ですので、裏面に会社のHPにアクセスできるQRコードやURLを印刷すれば販促力のあるノベルティになってくれます。

環境関係のイベントノベルティとしてもぴったりで、これから暑くなってくる夏にハマるうちわノベルティにも。

日本のヒノキ間伐材を加工している為、仰ぐとほんのりヒノキの香りをたのしむことも。
お好きなアロマや精油をつかって香りをたのしみつつうちわとして使うことで、日本の森だけでなく海の環境をも守ることに繋がる環境に優しいSDGsなうちわなのです。

くつべら

https://eco-pro.ne.jp/product/jb237/

国産のタモ材を加工してくつべらに。
タモは間伐材ではありませんが、国産の木材を使用していることでもしっかりSDGsに繋がりますのでご安心下さい。

タモ材の木目や質感が落ち着いたモダンな雰囲気を持っていることで、シンプルなデザイン印刷だけでもおしゃれでちょっと上品なくつべらになります。

大きさも手のひらに乗るくらいのサイズ感なので、出張や旅行等外出先で使う用として携帯して使うのにも。ノベルティだけでなく、ちょっとした周年記念品として等記念の品としてお配りするのにもぴったりです。

まとめ

2021年ごろに書いた「間伐材のSDGsノベルティ・記念品で、森も海もおしゃれに貢献」では、フルボ酸鉄など環境オタク（1号）がバリバリと書いたものもございます。気が向いたらぜひお読みください。

今回は間伐材を使うと森だけでなく海にとっても良い影響を与えてくれるんだよというお話しと、汎用性が高いノベルティグッズをいくつかピックアップしてみました。

さりげなく焼印や彫刻、印刷を加えてオリジナルデザインを取り入れつつ木製でナチュラルで優しいきのあたたかみも感じられる人の手に馴染みやすいアイテムになっています。

いずれも繰り返し使えて、普段使いもしやすい為長く使うことで捨てる資源を減らすことにも繫がりCO2削減やSDGsにも貢献することができます。
水質改善、温暖化対策、海面上昇対策…海へのメリットもあれこれ。

そんな使うことで森林や海にまで良い影響をもたらしてくれる間伐材ノベルティは、企画して配布する企業様だけでなく、ノベルティグッズとしてもらって普段使いされるお客様ひとりひとりも巻き込んでみんなでSDGsに取り組めるので環境問題やSDGsについて知っていただくきっかけ作りとしてもご活用いただけます。

環境に配慮したものを使いたい、海に良いものを探している…等ありましたらお気軽に御相談してみてください。
お問い合わせはこちらから。

最後まで御覧いただきありがとうございました。