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サッカークラブのノベルティをつくろう!|シーズン移行/SPLに向けたESGな販促を【2026年改訂】

この記事は2021年に書いた「サッカークラブのノベルティをつくろう。」を2026年版として改訂したものです。

記事を書いた2021年当時、2020東京オリンピックのサッカーは惜しくもメダル獲得にはならなかったのですが、あと一歩でメダルというところまでいってかなり興奮しました。この夏は、サッカー日本代表の大迫選手をはじめ、酒井選手、武藤選手と海外からJリーグへと帰還して注目があつまった年でした。

当時は世界的な流行病の影響のあって観戦で声を出せない。ということも話題になっていました。

あれから5年。2026年はワールドカップイヤーです。アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国開催。日本はオランダ、チュニジアとの対戦が決定しています。オランダとは2010年南アフリア大会以来の2回目の対戦。チュニジュアとは、記憶もちょっと遠い2002日韓ワールドカップ以来、2回目の対戦となります。

さて、2025年のJリーグは、9年ぶりに鹿島アントラーズがリーグ優勝を果たしました。そんなJリーグですが、サスティナブルな取り組みを進めていらっしゃいます。

それが、Sport Positive League(SPL)スポーツポジティブリーグです。

ざっくり解説すると、世界の様々なクラブと環境や社会配慮の取り組みを数値化してNo. 1を決めよう。というものです。Jリーグは、2025年4月にこの取り組みに参画することを発表しています。

2026年から、これが本格的に動いていくと思われます。

さらに!忘れてはいけないことが、シーズン移行です。いろんなことが言われていますが、世界の主要リーグの開催期間にJリーグも合わせることになっています。これも2026年に始まります。まさに2026年は、大改革。

この記事では、2026年を起点としたJリーグの環境変化を背景に、サッカークラブにおけるノベルティ・記念品の役割がどのように変わりつつあるのかを整理していきます。

そんなサッカークラブのグッズを、ぜひつくりたい!と、勇足も勇足、コラムを書いていきますのは、環境配慮のノベルティで世界を目指したいコラム担当なかのひと1号です。

なぜサッカークラブにESGが求められるのか?

さて、本題に触れる前に、なぜサッカークラブにESGが求められるのか?についてです。そこには、スポンサー、自治体、サッカークラブの3つの関係を整理する必要があります。

サッカークラブがスポンサーとして迎えたい上場企業やナショナルクライアントにとって、
ESG経営やサステナブルな取り組みは、すでに「やるかどうか」ではなくやらないことによるリスクが大きい前提条件になりつつあるからです。

また、地域連携を成り立ちとする Jリーグ においては、地方自治体との関係も欠かせません。
その自治体側でも、ESGや環境配慮への取り組みは年々重要度を増しています。

こうした背景から、多くのクラブでは、スタジアムの電力に再生可能エネルギーを活用したり、
公共交通機関の利用促進、エコ素材の飲食容器を採用するといった環境配慮の取り組みが進められています。

サッカークラブもまた一つの企業です。新規スポンサーの獲得や、継続的な関係構築を考えたとき、
ESGへの姿勢を説明できるクラブであることは、企業や自治体から「選ばれる理由」のひとつになってきていきます。

ノベルティでESGを共通言語に

さて、ノベルティも、ここ数年でただの認知や販促のための“顧客向けグッズ”ではなく、企業の理念や地域貢献を含んだステークホルダー全体が同じ理解に立つための共通言語のような存在へと変わりつつあります。

ノベルティだからこそ、環境や社会に配慮する。というようなものになっています。

もちろん、渡すお客様に喜んでいただく、嬉しいと思っていただくというのは、前提となりますが、環境や社会への配慮も必須のものとなってきています。

ESGやサスティナブルな取り組みは、なかなか形のあるものにすることが難しく、商品自体にサスティナブルな素材を使う、伝統的な技術を用いてつくるといった形になりますが、すべての商品やサッカークラブでそれができるかというと難しいこともあると思います。

そこで、ESGやサスティナブルなノベルティグッズを用いて、ファンやサポーターに喜んでいただきながら、スポンサー理解、自治体周りで、「実はこれ、ESGに貢献するんです。」とそれぞれのIRや広報人材へ渡すことで単に数字だけの取り組みを体験、そして共通言語へと押し上げることができるようになります。

そして、先に取り上げたスポーツポジティブリーグで評価されるような指標は、ESGとほぼおなじようなものです。すなわち、ノベルティでESGに貢献すると、ファン・サポーターはもちろん、スポンサーや地域といったステークホルダー全体に好影響があってスポーツポジティブリーグにも貢献する。と言えます。

スポーツポジティブリーグでサッカークラブのESG経営を促進

さて、サッカークラブが進めていきたいスポーツポジティブリーグに、どのようにしてサスティナブルなノベルティが効くのか?についてです。まずは、スポーツポジティブリーグの評価項目について振り返っていきます。

スポーツポジティブリーグ評価項目

・ポリシーとコミットメント/レポーティング
・再生可能エネルギー
・エネルギー効率
・環境負荷の少ない移動手段
・使い捨てプラスチック削減・廃止
・ごみの削減・管理
・水の効率的な利用
・プラントベース・低炭素食品
・水の効率的な利用
・生物多様性
・教育
・コミュニケーション
・持続可能な調達

この評価項目に直接、グッズという項目はありませんが、サスティナブルなノベルティをうまくつかうことができれば、いくつかの項目に貢献できると思います。

生物多様性や教育、持続可能な調達への貢献

日本では、森の木がつかわれなくなってしまったことで森の環境が悪化しています。

生物多様性について

数年前から、間伐材の利用がこの森の問題の解決になる。としていろんな企業様のノベルティグッズや記念品で間伐材活用が進みました。

たまに、森の木は切っちゃうと、環境破壊にならない?と聞かれますが、実は、適切に切ることで森のなかに太陽の光を入れることができてさまざまな生物の恵みとなるだけでなく、風通しなどもよくするので木や植物の病気なども防ぐことができます。

森の環境を整えることで、生物多様な状態をつくることができれば、近年とみに問題になる熊などの森の動物が街に降りてきて害になる事故への対策にもなります。

また、木を切ると二酸化炭素を吸いこんでくれなくなってしまって気候変動には悪影響では?とも聞かれますが、こちらも実は切って新しい苗に植え替えていく林業のサイクルが止まってしまうことのほうが悪影響なんです。

上のグラフでもありますが、木も40-50年も経つと二酸化炭素の吸収がかなり減ってきます。そういった木を適切に切り、代わりに若い木の苗に植え替えていきます。

若い木の苗は、成長のために二酸化炭素の吸収量がとても多いので、年老いた木を適切に切って若い木に植え替えていくことで、二酸化炭素吸収量の多い森へと生まれ変わっていき、気候変動や温暖化への具体的な対策ともなります。

このあたりは、生物多様性のTNFDと脱炭素のTCFDをひとつとして考えるワンネイチャーの考えに近いと思っていただけると良いかと思います。私たちは、生物多様性の保全、ネイチャーポジティブにといて30by30の活動に賛同しています。

教育について

さて、スポーツポジティブリーグの取り組みとして、教育にもかなり貢献できると思います。

教育というと、さまざまな切り口があると思いますが、例えば環境学習やワークショップとして、木のノベルティグッズを用いてサッカークラブのマスコットのグッズを色塗りしたりシールをはったりして、楽しく環境のことやサスティナブルなことを広めていく。

こういうときに、環境に配慮された手に取れるグッズがあるとその訴求効果は一段あがります。

お客様実績として、「親子お天気教室@ウェザーマップ國本未華様 間伐材ワークショップグッズ インタビュー」をはじめとして、

こちらもお客様実績として「中京テレビグループ様SDGsグッズ「ウッドグッドキット」 実績紹介」

ここ数年の気候変動を踏まえてうちわ使ったノベルティのワークショップもおすすめです。

株式会社大之木ダイモ様実績紹介こどもワークショップ

持続可能な調達

こちらも木のグッズであれば、お馴染みなのですがFSC®︎認証という木の適切な調達の認証があります。この認証を受けていると、木がどこで育ち、誰によって切られて、どこで加工がされて、どうやって届いたか?産地から林業、加工、流通のすべてをトレーサビリティが効いて、適切な調達にしっかりと貢献します。

ちなみに、私たちもしっかりとFSC®︎認証に対応しています。

使い捨てプラスチック削減・廃止

こちらは少し強引なことは否めないのですが、ちょっとあえて書いていきます。

実は私たちの商品では、木のタンブラーや木のマグカップを作っています。木といっても51%が木のおがくずや木端を粉にした木粉で、49%が樹脂のサスティナブルなプラスチックタンブラーです。

このタンブラー自体もサスティナブルですが、さらにこのカップをスタジアムの飲食店に配布して、デポジット、もしくは販売をしていただき、スタジアム内でこのカップを繰り返しつかっていただく。こうすると、ワンウェイプラスチックのごみの利用も削減ができます。

なぜ木のノベルティがスポーツポジティブリーグやESGに貢献するのか?

先にあげた項目ではないのですが、ESG経営としては、気候変動と生物多様性への取り組みが企業経営に必須のものとなってきています。

コーポレートガバナンスへの記載として、紙など印刷物の脱炭素化のように、販促においても例えばテレビCMでもグリーンCMというゼロカーボン化などでこの対応が進んでいます。販促物もカーボンゼロ、もしくはサスティナブルであることが求められる時代となってきています。

木は、先にもあげたように生物多様性、気候変動への具体的な取り組みに繋がり。プラスチック製品の代替として見た時には圧倒的に環境負荷が少ないものとなっています。

FSC®︎認証のノベルティや、生物多様性の30by30などがあることは、こういったESG経営の取り組みに欠かせないことです。

ファン・サポーターのローカルプライドも刺激するノベルティを

さて、ここはスポーツポジティブリーグもESGもちょっと置いておいて、サポーターのかたにいかにクラブや地域への愛着を持ってもらえるか、ここについて書いています。

地域との密着、地域振興、もっというと地方創生という言い方もできるかもしれませんが、ファンやサポーターの心理を代弁しますと、クラブの結果が一番大事。でも、その結果に繋がるのはクラブの健全な経営や運営。そこに共感ができれば積極的にします。

という超ロイヤリティな顧客、これが熱狂的なサポーター心理です。

サスティナブルな取り組みなどは、この文脈に沿わないのでは?と思われることもあります(ここはありますと、断言します)。

でも、そのサスティナブルな取り組みが地域の課題や問題解決の一助になり、地域が元気になり、地域活性化になり、そのサイクルとして自分たちが関わることができて、クラブにも貢献できる。となれば積極的に関わりたくなります。

まして、それが地域の木を使ったグッズで、地域の森などの生物多様性に貢献していたりならローカルプライドもしっかりと刺激されます。

産地指定・廃材利用でもつくれるノベルティ

私たちは、〇〇県の木でつくれますか?や地域で廃校になる小学校があるのでそこの木を使ってグッズにできないか?お寺や神社の建て替えで木が出るからそれをつかってなにかグッズにできないか?といった特殊案件儲け負っています。

浅草小学校様実績紹介 150周年記念「桜のチャーム」

例えば、小学校の校庭に植えられていた桜をどうしても切らなくてはいけなくなり、その木を切ってグッズにしたりしています。このケースでは卒業生や地域の方からも好評でした。

ミズノ株式会社様 オーダーメイドバットのアップサイクル実績 大阪・関西万博タンブラー

ミズノ様の事例では、毎年廃棄になってしまう野球のバットを用いてある面白いグッズにされたりも。

こういった木の産地指定の木材、材料、取り壊す建物の木材をつかったノベルティグッズなどの制作が可能です。

ライトなサポーターや新規のサポーターに、「地産の森の維持管理で発生する木材をつかって森を守っている。」「地域のことを考えてくれている。」ということが伝われば、クラブへの関心も高まりますし、社会貢献をするクラブに地域の誇り(ローカルプライド)を感じれば、それをクチコミでひろげたくもなります。

より深い取り組みでは、例えば、廃校になる小学校、中学校の木材を引き上げて、その木材でアイテムをつくる。といった取り組みも可能です。

クラブのレジェンドの選手の出身校などが廃校になったら切ないですが、その学校の廃材をつかったアイテムなら熱狂的なサポーターなら喉から手が出るほどほしいアイテムになるはずです。

では、そんな木をつかってサッカークラブにおすすめのノベルティグッズの紹介です。

SNS観戦時代にぴったりスマホスタンド

サッカー観戦に限らない話ですが、ネット中継を観戦しながらSNSなどで応援実況をしたりでサポーターと熱量を共有することでSNSの仮想空間で盛り上がり、結果として集客につながっている。という話を耳にもしています。

こういったSNSで観戦共通、新規ユーザーがそれに触れて、DAZNなど視聴環境に登録。魅力にはまり、スタジアム観戦(スマートフォンいじりながら)でライトユーザーに。グッズ購入などが進み、年間パス購入などの熱狂的なサポーターへ

というマーケティングフローやカスタマージャーニーが描けそうです。

となると、SNS観戦をもりあげてくれるクラブアンバサダーとなりそうなインフルエンサーや配信者、YouTuberなどとうまく関わりつつ、クラブの魅力を発信していっていただけるかがこれから先の有力なサッカークラブ戦略になりそうですね。

そんなデジタルシフト時代のノベルティにはやっぱりスマートフォンスタンド。

上の写真のような机置きの台座タイプとキーホルダー型の持ち運び可能なタイプがあります。持ち運びの対応は、自由に形を変えられるのでスタジアムの形にしたり、マスコットの形にしたりも可能です。

キーホルダー型はクラブのキャラクターやロゴの形でデザイン制作可能ですよ。

スタグル食器にもおすすめのタンブラー

先にも少しだけ紹介しましたが、スタジアムで使用するカップをワンウェイプラスチックの使い捨てプラスチックのカップではなく、こちらにして、デポジットでお金を預かり返却で返金という形にしても面白いと思っています。

おそらくほとんどのサポーター(アウェイサポーター以外)が、そのまま持ち帰って自宅利用や次回持ち込んで利用してくれると思います。これでワンウェイプラスチックのゴミを削減できます。

なにより、一般的なサスティナブルタンブラーよりも一見すると陶器みたいでおしゃれ。かっこいいといった声もたくさんいただいています。

クラブのロゴを綺麗に印刷することもできます。また、使い込む経年変化で素敵な風合いにもなります。

デフォルメした選手の形でデザイン可能なバランスゲーム

さて、こちらは木材をきりとってバランスよく積み上げるのを楽しむバランスゲームです。

チームのトップ登録選手をデフォルメ化してデザインしたものをブロックにして、それをつみあげるようにもできます。サッカーは11人のバランスが大事ですので、案外とハマると思っています。

例えばDFラインでGKとSB2人、CB2人の5人あとボランチ選手の5人の10人構成でワンパックにするとか、

アタッキングサードに絡むMF5人、FW5人でラインナップにするとかもできます。

もしくは、かつてタイトルをとった伝説の試合のスタメンでラインナップにする。

クラブレジェンドを集めて製品ラインにする。といったことも可能です。

一般的なのは、完全ランダムで一つの商品にすることで、全選手をあつめたくなるような商品展開もできそうです。

もちろん、複数買うと〇〇選手が2つ入っているから●□選手と交換希望といったSNSの盛り上げにも繋げられます。フリマアプリが親会社のある強豪クラブ様はフリマがもりあがる…かもしれません。

このアイテムで全選手コンプリートした人はSNSに投稿するでしょうし、サポーターがそれを見て、すごいすごいとシェア拡散でも口コミ効果も期待できそうです。もちろん、ワークショップに用いてスポーツポジティブリーグの教育に活用されたりも。

ちなみに、木に綺麗にカラーで印刷ができるので、フルカラー展開が可能です。

木の質感を残したまま焼印やシルク印刷、レーザー彫刻でつくるとすこし大人びたデザインにすることもできます。

まとめ

サッカークラブのノベルティをつくろう。でいくつかおすすめのアイテムを紹介いたしました。

ワールドカップに、スポーツポジティブリーグやシーズン移行と、2026年は大改革の日本サッカー

そんな大改革にどうにかこうにか貢献したい!というなかのひとのただの思いで書き上げました。

おすすめアイテムのバランスゲームは、ここ数年言われているサッカーサポーターの高齢化でなかなか若い世代がサポーターになってくれないという問題に対してケアできるアイテムになるのではないか?と思っています。

ぜひ、各クラブさまは検討いただけるとうれしいです。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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