
この記事を書いている今は、夏です。でも、バナーなどは春の商品として桜タンブラーを取り上げています。
ちょっと話は変わりますが、季節限定の商品や特集はそれで購買意欲が高まると答えた方が89%にもなるといいます。そういった背景もあってか、多くの企業で、季節限定商品は、失敗の許されない販促として扱われています。
また、販促やプロモーションなどは準備などが必要になるため、今が夏であっても販促関連の担当者の目線や目標は、秋の季節商品や、冬の限定商品へ向いていることが一般的です。
企業や販促品の特性や市場の状況によっては、もう来年の春の販促や、ともすると一年後の夏商材に向けた準備が始まっていて、スーパーやコンビニエンスストアなどの店頭で私たちが季節限定の商品を見かけるころ、その企画の担当者の方は、すでに次の秋、ともすると来春の季節限定商品の販促企画を考えているるということも珍しくありません。
今回は、とくに季節性キャンペーンが盛んでESG的な観点や、サスティナブル経営などの影響が強い業界として飲料や酒造メーカー様の販促を一つの事例として取り上げています。
今年(2026年)もすでに生物多様性がESG経営に関わってきていてすでに、上場企業を中心にしてですが、多くの企業にてTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の影響がで始めてきています。そして、2027年はこの山が一個上がる感じの変化も予想されています。
この急激に求められてきている生物多様性、ネイチャーポジティブをサプライチェーンや企業の取り組みとして進めつつ、いかに販促やプロモーションとして取り入れていくのか?をこのコラムでは書いています。
端的に結論だけ、先にお伝えすると、季節販促は生物多様性をうまく伝えられるかどうかが鍵になりそうです。そして私たちのノベルティグッズを通じや生物多様性を。となるとおすすめは桜タンブラーになります。

とくに飲料や酒造業界では、春に新商品や季節商品を販売されることが多いと思います。
現状でも、生物多様性などを活かした販促やプロモーションが一部では行われていますが、その多くが販売の一部を基金や団体への寄付などが中心です。
まだ具体的に、どういった形でつながっていくのか?そして、取り組みをノベルティなどを通じて消費者が実際に手に取れるようなアクションで販促やプロモーションをされている企業は、多く見当たりません。
そんな生物多様性を手に取れる販促にした事例は、まだかなりレアケースの生物多様性販促、次の一手について書いてきます。
春を制すものは、季節販促を制す?
飲料・酒造メーカーにとって、季節限定商品やキャンペーンは、年間を通じて消費者との新しい接点をつくる重要な販促機会です。
春、夏、秋、冬。それぞれに旬の味わいや行事があります。
そのなかでも、年度の始まりと終わり、桜、花見、卒業、入学、入社、歓送迎会が重なる春は、特に多くの物語を持つ季節です。
春の販促から一年が始まり、次の春の販促で一年が巡る。
だからこそ春は、企業の季節販促を象徴する起点になります。
そんな失敗のできないというと、少し重いのですが、起点として出だしのスタートを掴むために、半年前の夏に次の一手をとして半年後の春をめがけて、どうしていくのが良さそうかを書いています。
「季節限定」は、本当に購買を動かす
季節限定という言葉には、実際に消費者の行動を変える力があります。
消費者1,001人を対象にした2026年の調査では、季節限定の飲料・食品を見かけると、定番商品より購買意欲が高まると答えた人は89%でした。
季節限定の飲料・食品についての消費者調査 株式会社ファンくる社PRより引用
季節を感じるパッケージに惹かれ、購入する予定のなかった商品を買った経験がある人も86%にのぼります。
さらに、季節限定商品をきっかけに、そのブランドの定番商品を購入したことがある人も60%いました。
季節限定は、単なる商品の着せ替えではありません。
その季節に商品を手に取る理由をつくり、定番商品やブランドとの新しい接点へつなげる。季節そのものを購買のきっかけに変える、強力な販促手法といえます。
1.7兆円の販促市場に、次の選定軸は生まれるか
電通が発表した「2025年 日本の広告費」によると、国内のプロモーションメディア広告費は1兆7,184億円。前年比102.0%となり、3年連続で成長しています。
この数字には、屋外広告や交通広告、折込、DM、フリーペーパー、POP、イベントなども含まれます。そのため、1兆7,184億円のすべてが、ノベルティやキャンペーングッズの市場というわけではありません。
それでも、企業が商品やサービスを知ってもらい、生活者との接点をつくるために、毎年大きな予算を使っていることが分かります。
この販促市場には、2020年ごろからSDGsの浸透をきっかけに、環境への配慮が強く意識されるようになってきています。
さらに脱炭素や資源循環、プラスチック問題への対応が求められるなかで、自然素材を混ぜた製品、再生プラスチックを使ったノベルティ、製造時に生まれる端材や廃材を活用したグッズなども登場しています。
サスティナブル販促という選択
ノベルティでは、価格や見た目、話題性だけでなく「どのような素材を使っているか」「廃棄される資源を減らせるか」「化石由来プラスチックやCO₂の負荷を抑えられるか」という視点が、販促物を選ぶ際の新しい基準として加わってきました。
こうしたサステナブル販促は、まだ販促市場全体の標準になったとはいえません。
先にもあげたSDGsをきっかけにして、現在で何かしらの環境などに配慮したものを扱った販促は全体のおよそ20-25%くらい。
それでも、環境課題が企業の販促物やノベルティの選び方を変えてきたことは確かです。たとえば、テレビCMでも制作や放送に関わる電力などをクリーン電力でつくるグリーンCMなども誕生してきています。
そして、その次の選定軸として意識され始めているのが、「生物多様性」と「ネイチャーポジティブ」です。
これまでのサステナブル販促が、主に「何を減らせるか」を考えてきたとすれば、これからは、その素材がどこから来て、森林や水、土、生きものとどのようにつながっているのかまで考える。
販促市場における環境配慮が、脱炭素や資源循環から、自然全体との関係へ広がり始めています。
2027年、「炭素だけ」から「自然全体」へが、本格化?
さて、そんなこんなですが、いまから半年もすると2027年3月になります。この春、企業の環境経営をめぐる動きにも、ひとつ大きな変化がやってきます。
そのひとつが、SSBJ基準です。
SSBJ基準については、ここではあまり難しいことはいわず、かなりざっくりまとめると、
「企業が開示するサステナビリティ情報の“物差し”がバラバラで合わせにくかったのを、ある程度みんなで揃えていこう!」
という話だと思っていただけるとよいかなと思います。2027年3月期からは、大手上場企業を皮切りに、この動きが本格化していく予定です。
そして、もうひとつ注目したいのが「自然」です。
CDP2026でも、気候変動に加えて自然の「森林、水、生物多様性」など、企業と自然との関係を見る情報開示が広がっています。あ、海洋についてもここに含まれてきています。
以前、私たちのコラムでもこの辺りを書いていますので、ご興味がありましたらお読みください。
さらに、環境省の「ネイチャーポジティブ経済移行戦略ロードマップ2025-2030」でも、自然領域の国際的なルールメイキングに積極的に関与・主導し、日本企業の国際競争力につなげていく方針が示されています。
日本はこの分野では「決められたルールに後から対応する」のではなく、ルールをつくる段階から関わろうとしています。
実際、日本はTNFDに沿った開示を表明する企業・金融機関が世界でも特に多い国のひとつです。
気候変動への対応は、これまで通り、いやこれまで以上に厳しく。その隣に「森林は?」「水は?」「生きものは?」「原材料はどこから来ている?」という視点が加わっていくような感じ。
国際的にも国内的にも、2027年前後は、企業の環境経営が「炭素だけ」から「自然全体」へと視野を広げていく、ひとつの転換点になりそうです。
販促ノベルティで「脱炭素・気候変動」や「生物多様性」を実装する。

というわけで、ここからは少し手前味噌感が出てきてしまいますが、わたしたちのノベルティと、脱炭素や気候変動、生物多様性がどういう形で貢献して、実装ができるの?という話になっていきます。
脱炭素・気候変動の販促ノベルティ実装
これまで、とくに脱炭素の文脈で、木の光合成を通じた炭素固定で、商品の中に炭素を閉じ込めてストックしています。そのストック量は、一般家庭の排出で〇〇kgの削減に相当します。といった形で、サスティナブルな販促として使っていただくことが多くありました。
これは、林野庁にて公的に発表されている算出方式を用いているので、これからの脱炭素的な話にも用いることができます。なんなら、林野庁の「Wood Carbon Label(ウッドカーボンラベル)」の発行は販促では有効なアクションになる可能性があります。
Wood Carbon Label(ウッドカーボンラベル)について
このラベルのすごいところを一言で言うと「サステナビリティレポートや統合報告書の“活動実績”に使える」です。
もちろん、カーボンクレジットではないことと、第三者機関がCO2のストック量(炭素貯蔵量)そのものを検査して認証する制度でもありません。あくまで林野庁のガイドラインに準拠した方法で炭素貯蔵量を算定し、日本ウッドデザイン協会からラベル使用の承認を受けて表示する仕組みとなります。
そのため、このラベルがあるから「CO2を削減」と保証するものではありません。あくまで、「木をつかったので、その中に炭素がこれだけストックされている。」と林野庁が定義している公式を使用したストック量を提示するものとして使える。と考えておくといいのかもしれません。
2027年3月に予定されるSSBJ基準で、「なんとなく環境にやさしい」では気候変動関連のことが厳しくなる中で、これからの「ちゃんとした物差し」に合わせることが求められるので、こういったラベルなどは有効なものとなり得ます。
たとえば、ノベルティグッズを1000個使って、100kg-CO2の炭素ストックになりました。という販促にこのラベルがあるかないか?で根拠の提示を求められたときにも心強いものとなります。
生物多様性の販促ノベルティ実装
いや、ぶっちゃけて言いますと、生物多様性って脱炭素よりも実装が重いんですよね。なので「企業の生物多様性施策として説明できるノベルティ」を目指すが一歩目になります。
生物多様性を、方針から「見える取り組み」へ
方針から実装への一歩目だけでも得られる3つの効果は、下記の通りです。
- 消費者に伝える――ブランドの環境姿勢を、身近な体験に
- 社内外で共有する――抽象的な生物多様性を、具体的な実装事例に
- ステークホルダーへ示す――宣言だけでなく、調達・販促での行動として
これを超えてより深く生物多様性をとなると、かなり多くの手を加える必要があります。
例えば炭素なら、「どれだけ貯めたか」を比較的ひとつの数字で成果を示すことができました。一方、生物多様性では、森林を整備したからといって、それだけで「生物多様性を改善しました」とは言い切れません。
LEAPや、それらを行動計測していくか?
どこで、何を行い、その結果、自然がどう変化したのか。本格的にやるなら、継続してモニタリングしていく必要があります。
だからこそ、生物多様性は脱炭素よりも企業にとって少し“重い”実装になりがちです。
TNFDでは「LEAP」という考え方があります。また、実際の活動から成果までを見るときには、Activity、Response、Output、Outcome(AROO)といった流れで整理することも。
少し専門的なので、ここでは私たちの木のグッズに置き換えて、かなり噛み砕いて考えてみます。
まずLEAP的には、「なぜこの企業が、生物多様性に取り組む必要があるのか」を整理します。
たとえば食品メーカーであれば、原材料を生産する農地やその周辺の生態系。飲料メーカーであれば、水源地や水資源。など、事業によって自然との接点は変わってきます。
そのうえで、「どんな活動を通じて、その自然への対応につなげ、何を成果として示すのか」を実施していくことになります。
生物多様性販促、次の一歩目には
ただ、いきなり「生物多様性を改善した」を求めると、かなりハードルが上がります。そこで販促ノベルティとしての一歩目は、
「生物多様性に関する課題を把握し、その対応として保全活動を支援し、実際にこれだけの活動が行われた」
というところまでを、きちんと実装することで第一歩とするのが良いかなと思います。
たとえば、「○○地域の里山保全活動を支援した」「○haの森林管理が行われた」「年○回の生きもの調査を支援した」といった、AROOのResponseやOutputとして説明できる実績を残していきます。
ここまでであれば、企業の生物多様性に関する取り組みとして、サステナビリティレポートなどでも説明できる材料にはなります。
そして、その先で生きものや生息環境の変化を継続的にモニタリングできれば、「何をやったか」という活動実績から、「その結果、自然がどう変わったのか」というOutcomeへ繋げればさらに生物多様性への一歩進めることもできます。
生物多様性を、方針から「見える取り組み」へ
3つの効果は、
- 消費者に伝える――ブランドの環境姿勢を、身近な体験に
- 社内外で共有する――抽象的な生物多様性を、具体的な実装事例に
- ステークホルダーへ示す――宣言だけでなく、調達・販促での行動として
春の販促で、気候変動や生物多様性に。へらす、つなぐ。

これからのSSBJ基準などに向けて、販促でサスティナブルを訴求する際に、どう脱炭素・気候変動に生物多様性につながるのかを、Kitto+ 桜タンブラーを例にして取り上げていきます。
なぜ脱炭素・気候変動に?
Kitto+は、サスティナブルタンブラーとして、樹脂(PP)に木製品をつくるときに生まれる端材やおがくずの木粉を51%混ぜて成形しています。この混ぜる木粉が桜の木の木粉となっています。
この木粉を51%以上使うことで、気候変動などん要因とされる温室効果ガスが派生しがちな樹脂の使用量をへらすことができます。
木の炭素固定を通じてタンブラーのなかに炭素を固定させること、またその後の植林などで炭素吸収効率の良い森を増やして炭素をへらすことにもつながります。
ほかにも、通常のサスティナブルタンブラーで起きがちな自然素材の配合などで余計なエネルギー工程を省略できて類似製品に比べて炭素発生をへらせます。
また、木粉も加工も国内完結のため輸送などにかかるエネルギーも類似商品に比べてへらすことができます。
脱炭素の面から見れば、資源やプラスチック、輸送などで発生するCO₂負荷をへらすことができます。
これは、桜の木の木粉を使っていても同様です。
桜から、脱炭素・気候変動に。五つの「へらす」
- 樹脂をへらす
素材の51%に木粉を配合し、化石由来樹脂の使用量を抑える。 - 廃棄をへらす
木製品の製造工程などで生まれる端材やおがくずを、木粉として有効活用する。 - 工程をへらす
木粉と樹脂を混ぜる際に複合ペレット化を必要としない製法により、中間加工の工程を抑える。 - 炭素の早期放出をへらす
木が成長過程で吸収した炭素を、製品として使用している間、素材の中に保持する。 - 輸送負荷をへらす
国産材を活用し、国内で製造することで、海外から原料や完成品を輸入する場合に比べ、長距離輸送を抑える。
なぜ生物多様性に?
つぎに生物多様性への接続です。生物多様性の面から見ると国産材の利用は、地域の自然の保全につながる。一般的に言われています。日本の荒れた人工林など人の手が入らなくなった森に人の手を取り戻すことにつながります。これによって間伐や下草刈りといった森林管理などが生物多様性に好影響であるといいます。
林野庁などでも、国産材の利用が林業の収益になり、「伐って、使って、植えて、育てる」森林循環を支えるというロジックを基本にしています。
ただ、桜の場合どうなるのか?というと、すこし変わります。杉やヒノキなどのような人工林ではなく、人が暮らす森に近い里山がフィールドになるためです。
ただ、基本的には大きな問題はかわりません。人の手が入らなくなり、生物多様性への影響があることは一般的に言われています。
里山は、人が木や落ち葉などを利用し、継続的に手を入れることで維持されてきました。この桜の木をつかい、里山の資源を適切に活用することは、人と自然との関係をもう一度つなぎ直すきっかけになります。
桜から、生物多様性に。五つの「つなぐ」
- 産地とつなぐ
国産の桜材を活用し、素材が生まれた地域へ目を向ける。 - 地域資源の活用につなぐ
桜材を木粉配合製品へ活用し、森林資源に新たな用途をつくる。 - 里山への関心につなぐ
身近な桜を入口に、人の営みと里山との関係を伝える。 - 生物多様性への理解につなぐ
里山にある森林、草地、林縁など、多様な環境と生きもののつながりを考えるきっかけにする。 - 人と自然をつなぐ
手に取って使える販促品を通じて、自然環境への配慮を身近なものにする。
脱炭素・気候変動と、生物多様性の2つを1つで
ESG経営において「脱炭素・気候変動」と「生物多様性」という2つの大きな環境課題を1つの商品でから考えられることが、Kitto+の特徴です。
ちなみになのですが、生物多様性についてちょっと疑問がありませんか?それは、杉やヒノキの人工林の生物多様性と、里山などの生物多様性では、なにがどうちがうのかです。
その違いをサクッと解説します。
木で変わる?生物多様性へのつながり方の違い。
すごく簡単になりますが、桜など里山の木をつかったとき、杉やヒノキなど人工林の木をつかったときで、じつは生物多様性の繋がり方がかわります。
まず、桜の木のつながりについてです。
桜の木は、その活用を通じて、森林だけでなく、草地や水辺を含む里山の多様な自然環境までがテーマになります。一方で、スギ・ヒノキなどの国産材を継続的に利用することは、木材生産を担う人工林の間伐・伐採・再造林といった森林管理を支える経済的な循環につなげます。
違いを端的に表すと、桜など里山の木の活用は、生物多様性について考える、その幅広い入口となったり、消費者へその取り組みで共感しやすく、目を向けるきっかけをつくりやすいものになります。
杉やヒノキの木の活用は、国産材の利用を通じて、人工林の管理を支える流れにつなげて森林管理への接続を深めやすいものになります。
販促やキャンペーン活用にて

・サクラ材のKitto+ …幅広い生物多様性の入り口や印象的に伝えるのにおすすめ
・通常のKitto+ … 脱炭素・生物多様性の両方をバランスよく伝えるのにおすすめ
生物多様性・ネイチャーポジティブなら、サクラのKitto+
森林だけでなく、草地・水辺・林縁・身近な生きものを含む里山へ話を広げやすい。春や地域、自然保全をテーマにした象徴的な企画におすすめ。
今回のような春限定の飲料キャンペーン、購入特典、応募者プレゼント、入社記念品、スポーツイベント、地域キャンペーンでは、両方ともおすすめではありますが、生物多様性をとりあげるならサクラタンブラーと思っていただけるといいのかなと思います。
サクラタンブラーは、ただサクラを使いました。桜のイメージを描いたグッズではなく、桜という素材を通じて、春の販促と里山の関係を伝えてくれます。
多くの人に馴染みのあるサクラという木、そして里山で思い浮かべるイメージ、それを手に取れて、生物多様性などの取り組みを伝える入り口やきっかけにおすすめです。
脱炭素・生物多様性をバランスよくなら、通常のKitto+
国産スギ・ヒノキの利用から人工林の管理・更新へ接続しやすい。脱炭素と生物多様性を両輪で説明できる、通年型のおすすめ商品です。
スギ・ヒノキはもともと木材生産を目的とした人工林なので、「伐って、使って、植えて、育てる」という循環と木材利用を接続しやすい木です。また、切った後で苗木を植えたあとは桜などに比べて成長が速いため、森林の年間CO₂吸収量が良い森を増やすことにもつながりやすいです。
また、荒れた森に人の手を取り戻すことによる生物多様性にもバランスよくつながります。
まとめ ― 季節を描く販促から、季節を支える自然につながる販促へ
生物多様性への本格的な対応には、自然との接点や課題を把握し、活動を続け、その変化をモニタリングしていく必要があります。そのためノベルティを1つつくっただけで「生物多様性を改善した」と言い切ることはできません。
ですが、企業の取り組みや、環境保全につながる活動を消費者に知ってもらい、実際に触れてもらう場として、販促や商品キャンペーンにもできることがあります。
また、なにより生物多様性の取り組みをノベルティなどを通じ、他社に先げかけて行うことで春物や季節もので購買意欲の高い消費者に、手に取れる形でブランドイメージを伝えられます。
また、社内むけにも生物多様性の取り組みを見える化して、社員に具体的な行動指針を提示できます。さらに、投資家や評価機関相手にも、具体的な実例を提示できて、こういったノベルティグッズでありながら、先行して実装し、反応を測り、翌年へ改善していく経験が企業価値へとなっていきます。

| 届ける相手 | 期待できる価値 | 商品の役割 |
|---|---|---|
| 消費者 | 環境配慮に積極的なブランドとしての認知・共感 | 生物多様性を、春・桜・里山という身近な物語で伝える |
| 社員・取引先 | 抽象的な方針を理解し、具体的な行動として共有 | 「当社は調達・販促でこう実装する」という事例を見せる |
| 投資家・評価機関など | 方針表明だけでなく、事業活動への実装として説明 | 実物、調達背景、キャンペーン実績を提示する |
これまでのサステナブル販促では、化石由来樹脂や廃棄物、製造工程、輸送負荷など、環境への負荷をどれだけ「へらせるか」が主な選定軸となってきました。
そこに、素材がどこから来たのか。その利用が森林や地域、生きものとどう関係するのかという、自然へどう「つなぐか」の視点を加えていく。
生物多様性が販促関連市場を動かすとすれば、それは企業が「何をつくり、何を選び、何を伝えるか」という基準を、少しずつ変えていくことから始まるのではないでしょうか。
小さなノベルティグッズかもしれませんが、この小さな取り組みをいかに幅広くつなげていけるか、サクラの木をつかうからこそできるものがあります。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
【ショールームのご案内】
フロンティアジャパンにて作成してきたノベルティアイテム、記念品はもちろん、最新商品や大型アイテムなど実績サンプルを多数展示してます。
木製品特有の年月とともに変わる風合い、味わい、木の種類による違いなどお手に触れて確かめられます。
なお、見学をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご予約いただけますと幸いです。















